だいもんじとは、
大
相手に大の字の炎をぶつけて攻撃する技。命中すると1割(第1世代では3割)の確率で火傷状態にすることができる。元ネタは日本の伝統的宗教行事・風習の一つである送り火の大文字焼き(※)から。日本の伝統的風習由来ではあるが、技の英語名はFire Blastと全く関係のないものになっている。
初登場の第1世代では、ストーリー終盤グレンジムリーダーでカツラに勝利するとわざマシンとして貰える。第二世代以降は、使用頻度の関係からか別の技タイプで同じ立ち位置のかみなりやふぶきと同様、店頭での購入で手に入るようになった。第2世代のリメイクのHGSSでは、リメイク前ではゲームコーナーでコイン5500枚(11万円相当)だったものがコガネ百貨店で5500円と安価で購入できるようになったため、最初のポケモンにヒノアラシを選んでいた場合、アカネのミルタンクを圧倒できるようになっており特に恩恵が大きい。
初登場時はわざマシン専用技であったが、第二世代以降はレベルアップでほのおタイプのポケモンが習得できるようになった。とはいうものの、レベルアップのみで覚えるポケモンは意外と少なかったりする。ほのおタイプ以外ではドラゴンタイプなど炎を吐きそうなイメージのポケモンも習得できる。代表的なポケモンとしては、ブーバー、ファイヤー、マフォクシーなどがいる。
対戦では、ほのおタイプのメインウエポンとして採用されることが多い。といっても、第3世代にオーバーヒートが登場して以降は、技のポジションを奪われることもしばしばある。一方で、発動後のデメリットがないため、オーバーヒートよりもだいもんじを採用するプレイヤーも根強くいたりする。また、意外なポケモンにも覚えさせることができるため、意表を突く役割破壊技として物理アタッカーに採用。耐久向けのはがねタイプを強引に突破するために採用されることもある。
無印58話・59話にてグレンジムリーダーカツラ戦でブーバーの必殺技として登場。当時のほのおタイプ最強の技でピカチュウも苦戦を強いられる。だいもんじの直撃寸前にリング外の崖に掴まって何とか躱すも背中を火傷。圧倒的な実力差を見せつけ、サトシにジム戦の途中棄権を決断させた。
再戦時は、リザードン対ブーバーのほのおタイプ同士一騎打ちの戦いになる。この戦いはサトシのリザードンの代表的な技であるちきゅうなげの初登場回でもあり、人気があるのだが、一方で、リザードンが受け止めただいもんじを空高く受け流した後、炎が弱まりながら大→中→小と文字の形を変えながら小さくなって消えていくコミカルな演出が使われている。だいもんじといえば、この演出のイメージを思い浮かべる者もいる。
小 |
中 |
大 |
この わざを みんなは
だいもんじやき と よんでるが
そりゃ まちがいだ!
ほんば きょうと では
だいもんじ とか おくりび と
よんで いるのだ!
とのこと。
大文字焼きという名称を京都人が嫌がることは実際にもある模様。本場である京都市の観光協会では、大文字送り火という名称で紹介している(→HP)。ただ、江戸時代には京都でも「大文字焼き」と呼んでいたという記録も存在するため、名称について拘る必要は必ずしもないのかもしれない。ちなみにポケモンの世界で京都自体は存在しないが、第2世代に登場するエンジュシティが京都をモチーフにした町とされている(→エンジュシティ)。
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最終更新:2025/04/06(日) 05:00
最終更新:2025/04/06(日) 05:00
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