だがダメージは受けてもらう!とは、カードゲームではよくあることの1つである。
「遊☆戯☆王」シリーズなどにおける、デュエル(カードゲーム)中によく飛び出す台詞。もしくはそういった展開。
この場合、カードゲームで召喚した互いのモンスター同士が戦闘を行う際、バトルを仕掛けられた相手が戦闘破壊に耐性がある事を誇らしげに自慢したり、魔法・罠・効果等で戦闘破壊を免れた後、或いは貫通効果(攻撃力が、守備表示の相手モンスターの守備力を上回った状態で戦闘を行う際に超過した数値分の戦闘ダメージを与える)を持ったモンスターで守備モンスターを攻撃する時に、このコンボが発動する。
パワーに優れる貫通効果持ちのカードや、破壊耐性を持つカードなどが登場するたびに見られるため敵味方を問わずに用いられている展開であり、作品中でも様々なキャラクターがこの台詞を発している。
事例1
事例2
事例3
大まかにまとめるとこのようなケースが多い。
ソリッドビジョン(ARビジョン)の演出の都合か、作品中のデュエリスト達は(知り合い同士でデュエルを行うならともかく)大半は初めて見る未知のカードを相手にする事が多い状態でデュエルを進行する傾向にあるため、後述するような事例も含めこういった事態が発生することがままにある。何せ大半は使用者本人しか持ってないようなカードまであるし。
アニメ版に至っては相手のフィールドや墓地のカードを確認してはならないルールがあるのかとまで言われるほど相手の所持カードのテキストを確認しない結果後手に回っている展開も少なくないが、こちらに関してはデュエル時に互いのデュエリストの距離間が結構離れている事を考えると、(余程視力が良くなければ)しょうがない部分もあるだろうか。
とはいっても、シリーズの視聴者達にとってはもはや見慣れた光景であり、キャラクターの台詞や場に存在するカード及びモンスターの種類などからこれらの展開が解ってしまう場合すらある。しかしだからといって、これらの要素を排除してしまうと今度は全体的に物足りない、もとい盛り上がりに欠ける展開となってしまうであろう事は想像に難くない為、よくも悪くも「遊戯王」という作品を彩る要素の1つとして定着している。
近年では「ダメージ」の部分を改変して「だが切れ味は受けてもらう!」といった風に用いられた事もある。
(知らない人が聞くと物騒な台詞に思えるが、この台詞はリアルに刀剣を振り回しているわけではない。)
より詳細なカードゲームのお約束事に関しては『カードゲームではよくあること』も参照。
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最終更新:2025/03/14(金) 03:00
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