どんぶらことは、重いものが水に浮かんで揺れながら流れてくる様子を指す言葉である。「どんぶらこっこ」とも。
「大きな桃がどんぶらこ、どんぶらこと流れてきました」という桃太郎の文章が最も有名。ごくまれに「どんぶりこ」とも表記されるが、こちらは現代では「どんぐりころころどんぶりこ」のように水に飛び込む様子を指すことの方が多い。
語源は擬音の「どぶん」であり、副詞化した「どんぶり」を経て、さらに「どんぶりこ」、そして「どんぶらこ」「どんぶらこっこ」へと派生したものと思われる。江戸時代~明治時代の歌舞伎・浄瑠璃では、「重いものが水に浮かんで揺れながら流れてくる様子」という意味で、「どんぶりこ」「どんぶらこ」が両方使われている。
鎧武者が水にあふて瓜茄子の流れるやうに、どんぶりこどんぶりこどんぶりこどんぶりこ、赤恥かいて隅田高橋、逃げて行方は、なかりける
大きな桃がどんぶりこ、どんぶりこどんぶりこと流れ来る
大きなものが水に浮かんで揺れながら移動している様子をわざわざ口に出す機会は少ないので、桃太郎以外の日常生活ではあまり「どんぶらこ」の語は使われない。ただし、船など、桃以外のものを指して使用された例は存在するので、絶対大きな桃だけにしか使わないというわけでもない。
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最終更新:2025/03/22(土) 15:00
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