アグネス・チャンとは (アグネスチャンとは) [単語記事]

アグネス・チャンとは、香港出身の元アイドルタレントの活動家である。

イギリス統治時代の香港生まれ。英語名はAgnes Mili ng Kan eko Chan、中国名は陳美齡（チャン・メイリン）、夫が日本人男性のため日本名は金子陳美齢。

国籍関係の詳細は長年公表していなかったが、2010年 5月7日にTwitter上で「香港出身のイギリス国籍」であることを自ら公表した。→元ツイートへのリンク
（※参考：かつてイギリス領であった香港では、中国への返還（1997年）前に香港領内で出生した香港市民には、イギリス国籍が与えられていた。）

なお、かつて同じ時期に活躍していたグラビアアイドル「アグネス・ラム」とは親戚などの関係はない。

概要

70、80年代の日本でロリ巨乳体型を生かしたグラビアや歌手などの芸能活動を通じて有名になるが、ニコニコ動画内では日本ユニセフ協会（国連機関である正規のUNICEFとは無関係）の大使を務め、児童ポルノの危険性を「凶器」とまで表現してとても情熱的に訴えたり、新たに「準児童ポルノ」なる概念までひり出したり、根拠も無しに日本を児童ポルノ大国などと貶めてたり等、あらゆる手を使って日本人でもないのに日本の政策に干渉して日本人の防犯意識を高めようしてるような何かをやっている活動家として名を知られている。

Microsoft,Yahoo!のIT系大企業に「準児童ポルノ」の概念を認定させ追放キャンペーンを促進させる活動に活躍されてます。
⇒アニメ・漫画・ゲームも「準児童ポルノ」として違法化訴えるキャンペーン　MSとヤフーが賛同 - ITmedia News

2008年 3月11日、日本ユニセフ協会（国際連合の組織であるユニセフ東京事務所とは別個の民間団体）は、「なくそう！子どもポルノ」キャンペーンを行なうことを表明した。記者会見の場で「日本ユニセフ協会大使」を称するアグネス・チャンは、「子どもへの性的虐待は犯罪。ポルノを持ってもだめ、漫画を買って読んでもいけないと訴えていくべき」と発言した。また、会見に同席した森山真弓は「自民党の小委員会では単純所持は禁止の方向で一致しており、今後具体的に進めていく」と、創作物の規制に積極的な意見を述べた ^[1]

扶桑社雑誌SPA!7/28号の記事で、アグネス・チャンは昔のアイドル歌手時代に、普通の歌手活動に留まらず、水着グラビア撮影をさせられたのが不本意だったと伝えている。アグネスは児童ポルノに対して「被害者」の立場から憎悪している。「お菓子系アイドル」の多くが嫌々ながら児童ポルノ寸前の露出系グラビア系の仕事をし、憎悪してるのと同様。だから、「手前は若い時分にロリ巨乳グラビア写真で稼いだじゃないか！」と罵っても大人の理屈・都合で十代の少女時代の記憶を台無しにされた恨みに燃える被害者には火に油を注ぐだけである。かくて、ジーンズ姿でフォークギターを爪弾き歌っていた純朴な少女は、時を経て嘗て自分を抑圧した側の大人に対し復讐に燃える有力者と成ったのである。

上記の様な実在の人物を「性的物語素材」にする「ナマモノ同人誌」等の三次元の二次元化エロコンテンツが議論を呼ぶ点である。心情的に「やっぱり『二次元創作同人誌』も法規制しないと…」という憲法に無知な人々の関心を、思想・言論・表現法規制派が獲得するいい口実と成る。日本国憲法で保障されている思想・言論・表現の自由は、民主主義社会の根幹を成す最も大切なものである。しかし、世の中には社会的な善を成す為と思い込んで法規制を図ろうとする人も多いのも事実。

このような姿勢が災いしてか、ブログを立ち上げた際は、まだ本人が何の話題も書き込んでいない状態であるにもかかわらずブログが炎上するという前代未聞の事態を引き起こした（通常はブログに問題発言を書き込んだり、他のメディアで問題発言・行動を起こした後に炎上するものである）。

かの有名な巨大宗教団体「創価学会」の首魁・池田大作とも親交があり、実際に以下の関連商品に挙がっている彼女の楽曲は池田大作（作詞家用名義の「山本伸一」と掲載）が作詞を担当した。
彼女自身はクリスチャンなので学会への入信はしていないそうだが、雑誌インタビューで「池田大作名誉会長が作詞した歌を唄っているうちに私の顔面マヒが治った」と語ったり、創価本部幹部会（＝集会）で「先生の歌を歌い広めるのが、私の定めだとも思います。」と宣言するなど、関係は深い様子。

また、2013年から2019年まで「桜を見る会」に出席し、アグネス・チャンの結婚式では安倍晋三が介添え役を行い、また2018年に行われたアグネス・チャンの長男の結婚披露宴にも安倍首相が出席した。2009年に行われた「アグネスを囲む新年会～祝・日本レコード大賞　特別賞受賞」にも安倍晋三が出席し、アグネス・チャンによって日本ユニセフ協会大使による表敬も受けた。