エリゼ・シュバルツァーとは、英雄伝説 閃の軌跡に登場する登場人物であると同時にシスコン兄を愛するブラコン妹である。CVは後藤沙緒里。
主人公であるリィン・シュバルツァーの義理の妹。実子が娘で、養子が男子というのは、空の軌跡のエステルとヨシュアと同じ構成であるが、立ち位置は真逆である。お嬢様御用達の聖アストライア女学院に通っており、社交界のデビューするために教育に励んでいる。そういうわけなので、妹に変な虫がつかないよう、シスコン兄貴が目を鋭利にしているとかなんとか。義理の兄妹ではあるが、ある時にリィンが養子であることを知ってから、余所余所しい態度を取るようになったとのこと(リィン曰)。何故余所余所しくなったのかは、恐らく兄にはわからんだろう。
リィンのとあるきっかけ(幼少時、及び旧校舎での件)の中心的人物であり、リィン自身の謎の核心に迫る役割を担う。が、色々あってエリゼ自体はそのことを全く知らない。エリゼ自身も、旧校舎の【声】を聴いたとあって、リィンに共通する何かを秘めているのではないか、と憶測がある。
男爵の娘なので地位は貴族では下位であるが、帝国の王位第二継承者であるアルフィン皇女の学友。そのため、エリゼは勿論のこと、リィンとアルフィンも少しだけ絡みがある。そしてエリゼはそれに嫉妬する。うーん、このステレオタイプ。しかし、それが仇になったのか、夏至祭ではまたもや騒動に巻き込まれてしまうことに…。妹としてもステレオタイプであるが、か弱いヒロインとしての基本も持ち合わせているといえよう。
声に関しては「エレベーターガールっぽい」と言われるほど声が透き通るように高い。声優曰く「お兄ちゃん大好きっ子を頑張って演技した」とのこと。初めて聴いた人には少々新鮮な声色ではないだろうか。男性関係では、一応パトリック・ハイアームズという四大名門の息子に目をつけられているが、彼自身あまり褒められた人物でないことに加味して、兄リィンの覇道ガンつけによって、進展は絶望視されている(別にいいけど)。
ドラマCDでも妹っぷりを存分に披露している。初回版を購入したプレイヤーは、是非聴いてみよう。
発売前はプレイアブルキャラとして発表され、多くの喜びと驚きの声が届いた。最初に訪れる拠点のユミルにて、早々に参戦する。リィンの心の拠り所になったりして、兄妹の絆は相変わらず胸やけするくらい(セリーヌ談)硬いものであることがわかるのだが、やっぱりステレオタイプなキャラが祟ってか、早々に拉致されてあっさりと離脱。
ブラコンっぷりは加速しており、湯着をつけているとはいえ堂々と混浴したり、夢幻回廊では唐突にパーティに戻ってきたりと、 期待を裏切らない行動力が目白押し。
なお、パーティで戦えるのか?という疑問は発売まで議論されていたが、 シュバルツァー家の剣術を嗜んでいた模様。八葉は刀の流派なので、流石にそこまで真似は出来なかったようだ。
性能に関しては、SPDが優秀なATSキャラ。DEFがかなり低いので前線に出すタイプではない。
クラフトはスワローテイル (孤影斬のATS版)の遅延効果が優秀。ホーリースコールによる立て直しも出来、決定打としては火力不足だが十分戦力になる。
女学院の高等部へ進学し、学生会長となった彼女。成長し、灰色の騎士として英雄視される兄リィンを陰ながら見守る立場になったのだが、兄妹共々お互いへの親愛はもはや揺るがぬものになっていた。というかリィンのシスコンぶりが悪化した。
久しぶりに再会した際には、周囲に指摘されるまでリィンの方を見つめており、その様は恋する乙女を連想させる。
教官として仕事に勤しむリィンのもとを訪れた際、彼の部屋の掃除が行き届いていないことを指摘すると、街の案内を提案するリィンの申し出を断り、忙しい兄の代わりに掃除をさせてほしいと進言。更には洗濯物も徹底管理。兄はと言うと、朝食とランチの同席だけは譲れないと食い下がる。完全に単身赴任の夫を世話する通い妻である。
エリゼのリーブス訪問時には一部の生徒から不埒な発言が飛び出したが、リィン教官による即座に笑顔という名の圧殺ぶり。場合によっては身動きできなくなるほどの力で肩を握りつぶさんとするほど掴む(某VII組への編入生からはアンタも恋人ができたときは大変だな…と変な同情をされるが)。
またとあるサブクエストでは、日曜学校の臨時講師を務めることになった兄妹。詳細は省くが、息の合ったやりとりに生徒からは恋人と間違われる始末。
特筆すべきは、サブクエスト『女学院からの依頼』。不貞の輩が女学院の生徒にちょっかいをかけている話を聞くことになるのだが、リィンの様子が依頼を受ける以前から明らかにおかしくなる。
と、唐突に笑顔で捲し立てる。生徒が必死に止めていなかったらやりかねないほどであった。
笑顔とあるが実際には妹に触れた相手に対し怒りのあまり完全にキレており、冷静さを失っていることが描写されている。そもそも依頼内容確認をしているときも、画面は生徒ではなくリィンのバストアップグラフィックが表示されておりしかも無表情。既にこのときから妹の身の危険を予感していたのかも知れない。
さらに、
と今作も相変わらずの兄妹であった。
エリゼ自身は生徒会長になってからは後輩から頼りにされ、アルフィンからおちょくりづらくなり厄介になったと言われるように成長はしている。
行方不明となったリィンを案じる彼女。再会の喜びを分かち合った後は、アルフィンと共にオペレーション周りを学び彼をサポートする。
バトルではオーダーとして参加。また、同行時は共に馬やバイクに乗って一緒に移動することもできる。
閃の軌跡完結作である今回では、なんと待望のリィンと個別の絆イベントが追加。
絆イベントにおいて、義兄と共に父テオと母ルシアに通信にて会話し、リィンの身体と14年前の真実について知る。それでも彼女はただ傍にいるのが義妹の役目と諭した。同時に、兄になれたことは最大の幸福の一つ、とリィンが打ち明けてくれた事に対し、秘めた想いを御しきれなくなっていたエリゼは、勇気を出して告白することを決意。
ボロボロになっていたリィンの教官服を繕い、渡す時がその時だと考え、魔女ローゼリア達にリィンの教官服に鬼化を抑制する魔術を付与して貰うよう依頼する。(隠しイベントである『エリンの里解放作戦』クエストを達成する必要あり)
そして自身の裁縫と魔女に施してもらった魔術で元通り以上の強度になった教官服をリィンに渡し、出会ったときから好きだったことを告げた。驚くリィンに対し、返事はいらないと微笑みカレイジャスⅡに帰還する。
終盤の決戦前夜、ミシュラムにおいてエリゼと共に行動し、彼女と約束をすれば最終絆イベントが解放。
浜辺にて、リィンは正直な気持ちを告げる。エリゼが大切な妹なのは間違いがないこと、告白に対して『リィン・シュバルツァー』という男がエリゼにとって相応しいのかどうか考え悩んでいること、彼女との未来を意識し考え始めてしまっている自分自身に驚き戸惑っていることを話した。諦めの気持ちでリィンの話を聞いていたエリゼは、その言葉に感動し涙し抱擁を交わす。
そして二人は一緒に歩むこれからの未来を話すのだった……。
と、4作プレイして煮え湯を飲まされてきた人が待ちわびたようなシナリオが待っている。
最終絆イベントの発生条件は、
好感度に関しては絆イベントで上昇するほか、エリゼへのプレゼントとして『クロスベル商工組合』にて星珠のイヤリングが購入可能。ちなみに閃の軌跡Ⅲの『リィン教官服』『リィンの黒髪ヘアー』はエリゼとの絆イベントの進行によって入手できる。
絆イベント後は、エリンの里の温泉にてサブイベントも発生する。ED後のイベントでは、二人が笑顔で映る写真が飾られる。(ヒロインによって変化する)
リィンとエリゼのエピソードを見たい方は、是非頑張ってほしい。
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最終更新:2025/03/28(金) 18:00
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