エンディング 単語


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エンディング

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エンディング(Ending、ED)とは、「結末」「終局」「大詰め」を指す英単語。

主にニコニコ動画では、テレビ番組やアニメ、ゲームソフトなどで大抵最後に挟まれる映像(動画)のことを大部分に指す傾向にある。 基本的には各回におけるスタッフを表記(シリーズ全体を統括するスタッフはOPに表記)し、責任の所在を明らかにする場であり、オープニングよりも技巧を凝らすことは少ない。

概要

テレビ番組

テレビ番組におけるエンディングは主にバラエティ番組の物とドラマのものがある。大抵はその番組から連続する形で、バラエティ番組の場合はその番組の「オチ」や次回予告、ドラマの場合はそのドラマのエピローグにあたるエピソードが使われる場合が多い。また、スタッフ表記について、バラエティの場合は画面の下を右から左に、テレビドラマの場合は画面の右側を下から上に流すスタッフロールの形式を取ることが多い。また、最後に表記されるのはバラエティ番組の場合、演出・制作スタッフのうち序列が上位の順(最後にチーフプロデューサー等が表示された後に制作会社・テレビ局名を表示)、ドラマの場合は監督であることが多い。

アニメ

アニメの場合はテレビ番組と違い、本編とは別の映像が挿入される。曲に関してはバラードのような物など、ゆったりした曲調の物が多く、オープニング曲よりも好みであると言うファンも存在する。アニメによってはすべてのスタッフをオープニングに表示し、エンディングがないアニメも存在する。

オープニングの場合は本来の目的の他に、その作品の魅力を視聴者にアピールすることも目的であるが、エンディングでは必ずしもそのような役目を果たす必要はないため、エンディングはオープニングよりも地味なアニメーション、もしくは静止画をいくつか用意して済ませる事が多い。

しかし、エンディングでもアニメーションの構成・演出が非常に凝っている場合や、静止画でも非常に力を入れて描かれている場合があり、場合によっては本来の目的であるはずのクレジット表記の方が「自重する」場合がある。つまり、キャラクターに合わせてクレジットを別の場所に表記する、またキャラクターに被る前に表記を消してしまう、等と言った具合である。 エンディングの絵をどのように使い、クレジット表記をどのようなタイミングで、どのようなフォントで表示するかも演出家の力の見せ所である。(近年のDVDやBDでクレジット無しのOPやEDを見る事が出来る。)

テレビアニメにおいて各話の制作を統括するのは「演出」と言う役職であり、たいていの場合は一番最後に単独で表記する場合が多いが、表記の順番に関しては各会社毎の違いがあり、それが会社の個性となっている。

たとえば東映アニメーションの場合は「脚本」から入り、「声の出演」「原画」「動画」「背景」「仕上(デジタル彩色)」「撮影(デジタル撮影)」「編集」「録音」「音響効果」「選曲」「記録」「演出助手」「製作進行」「美術進行」「仕上進行」「広報」「現像」と表記していき、最後には「美術」、「作画監督」、そして「演出」でしめるパターンを半世紀近く保持している(作品によって多少違いはあるが)。脚本・美術・作画監督・演出については単独で表記され扱いが大きいが、それだけ制作上の責任を負っていると言うことである。もっとも大きな責任を負う演出に関しては、他のクレジットと違い専用のスペースが用意されることも多い。業界最大手かつ非常に歴史のある会社で使われているためか、この表記の仕方を拝借しているアニメ会社も多い。

これに対して竜の子プロダクションでは、時代により違いはある物の、「演出」「脚本」を最初に表記するパターンが多い(「風船少女テンプルちゃん」「ヤッターマン」「科学忍者隊ガッチャマンⅡ」「とんでも戦士ムテキング」など)。しかし、やはり演出が最後に来ていたり、演出と脚本はオープニングに回し、エンディングでは声の出演やプロデューサー、キャラクターデザインを表記している場合があるなど、東映に比べると表記に関するこだわりは少ないと言える。むしろ特徴的なのはEDの最後に大きく表示される「制作 タツノコプロ」という独特のロゴであろう。「イタダキマン」までは「フジテレビ・タツノコプロ」と表記されることが多い。

なお、製作状況が逼迫しがちなアニメーション製作現場において、自分の納得できる仕事が出来なかった場合、またはある会社と専属契約しているのにも関わらず別の会社で演出をした場合などは、ペンネームが用いられるケースが多い。しかし、「ペンネームの使用は責任逃れではないか?」と安易な使用に苦言を呈するファンも存在する。

ゲーム

ゲームにおいても本来の役割はドラマやアニメにおけるエンディングと変わりないが、ドラマやアニメと違い、プレイヤーはエンディングにたどり着くまでに多くの時間をかけ様々な難関を乗り越えなくてはならない。そのためか、エンディングには当初の目的とは別に「最後まで遊んでくれたプレイヤーへのご褒美」と言う要素が自然と付随するようになり、ゲーム本編以上に力の入ったグラフィックや、ゲームの性能の限界まで挑んだ豪華絢爛な動画、ボーカル曲が入るようになった。

しかし、「ご褒美」であるが故に、自分が遊び終わる前にエンディングを見てしまうことはそのゲームをする気を失うことになりかねず、ゲームのエンディングのアップロード(うp)はアニメのエンディングのアップロードに比べてファンから大いに嫌われる事も覚悟しなければいけない。製作者自らがファンに画像や動画のアップロードを禁止するようアナウンスしている作品もあるので注意されたい。

またゲーム特有のif的な結末を迎える事が出来るマルチエンディング(いわゆるストーリー上の選択肢やプレイヤー側の行いによって結末が分岐する)という物がある。不幸な結末のバッドエンド(→バッドエンドの項目が詳しい)と幸福な結末のグッドエンドが作られるなど二面性を持ち合わせ、ゲームによっては10種類以上のエンディングが存在したり、物語の世界観を広げる事に成功してる。

他に「マルチバッドエンディング」なるものも存在する。

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関連項目

  • オープニング
  • クロージング
  • ドラマ
  • アニメ
  • ゲーム
  • アニソン
  • OPED
  • CDTVOPEDリンク
  • TVOPED
  • 恐怖TVOPED
  • ラジオOPED
  • シャーペンでoped再現シリーズ
  • 踊るアニメOPED
  • EDで走るアニメ
  • EDでキャラクター達を横にスクロールするアニメ
  • EDしかないシリーズ
  • EDの方が長いシリーズ
  • EDパロディタグの一覧
  • アニメED
  • ゲームED
  • 神ED
  • 浄化ED
  • カコイイED
  • グッドエンド
  • ハッピーエンド
  • ビターエンド
  • バッドエンド
  • メリーバッドエンド
  • デッドエンド
  • 鬱エンド
  • ハーレムエンド
  • 真ED(トゥルーエンド)
  • エンドカード
  • マルチエンディング
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  • エンディングはないぞ、泣けよ
  • EDだぞ、死ねよ
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掲示板

  • 36 ななしのよっしん

    2021/04/04(日) 16:57:17 ID: uLeizjkAKW

    星のカービィのはるかぜと共にみたいなEDは笑う。
    はいプロローグ終わったよ、さっさと次入ってねぇ
    みたいな爽快感。
    ハリウッド超大作みたいな長大なEDも好みだけどね。

  • 👍
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    👎
    0
  • 37 ななしのよっしん

    2021/06/05(土) 15:50:39 ID: Oi6hQ2JSp6

    ニコニコ生放送で間違えて放送ネタのEDボタンを押したときに放送を再開するのって、どうやるの?
    今度、間違えて放送ネタのEDボタンを押して困っている放送主が出たときに教えてあげたい。

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  • 38 ななしのよっしん

    2022/04/19(火) 23:33:10 ID: uLwRRQyA3b

    某アニメED、静止画ばっかのやつは一度見たら毎回飛ばしてたけど、たまに画面内の情報量が多い(設定配列って言うの?)のに一瞬しか映らなくて何度も見ないと何が描いてあるのか把握できなかったりすると何度も見てしまう

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