特に任意で開閉状態を切り替えられるものを指す。
対象をロープや結束バンドで拘束しただけでは、逃げ出せないが鍵とは呼ばれづらい。
鍵を開くものを開錠・アンロック(Unlock)
鍵をかけるものを施錠・ロック(Lock)と呼ばれる場合もある。
鍵を差し込む場所は鍵穴とも呼ばれ、前方後円墳のような形で表される場合も多い。
広義には英語でのKeyといった呼称も普及しており、○○キーと呼ばれる場合も。
身近な例では扉など、留守や在宅時、泥棒・空き巣・強盗などに入られないよう用いられる。
扉や窓に限らず、それを持ち去ったり動かせないよう施錠する場合もある。
博物館やイベントにおける触れられる展示品など、金属製のワイヤーと併用される場合もある。
貴重品・個人情報・企業秘密・重要文化財・危険物・兵器・銃火器・弾薬・薬品(劇薬)のある場所や引き出し・金庫・現金輸送車、容疑者の手錠、刑務所や猛獣の檻など、容易に盗まれたり開かれ逃走されては騒ぎになるものに用いられるなど幅広い。
門戸や物置も施錠できるが、面倒だったり大したものがない場合は施錠されない事も多い。
また盗難を防ぐため金庫やノートパソコン、自転車などを柱や机などに物理的に連結してしまうものもある。後者は地球ロックとも呼ばれる。
パソコン・スマホ・銀行口座など、物があってもパスワードを入力しなければ機能を利用できないのも一種のカギ代わりである。指定された回数を間違えると一定時間ロックされてしまう場合もある。
顔・指紋や声・網膜といった生体認証(項目参照)が用いられる場合もある。
特に強固なものは鍵だけでなく、戦車のような分厚い鋼鉄の扉を備えているなど面白い。
むしろ移動を目的としていない分、戦車の装甲より分厚い。
キーホルダーのように鍵自体を装飾したり存在を目立たせるものもある。
水中に落とすと回収困難であるため、船舶の鍵にはフロートを兼ねている例もある。
「理科室」「102号室」など名称が書かれたネームプレートがついている事もあるある。
小さなライトやGPS、鈴が付属し、落失や暗所での実用性を上げたものもある。
厳密には鍵があっても扉等を物理的に破壊する手もなくはない。開錠(物理)
ただしリスクが高すぎる。
軍事作戦・特殊部隊などは爆薬でドアや壁ごと吹っ飛ばしたり、破壊用の弾薬を使用したショットガンで破壊する、高層階でも窓をぶち破って突入する場合もある。空き巣には無理だな。
鍵そのものが探されたり、入手することで行動範囲が広がる場合も多い。
部屋に鍵が掛かっており先へ進むことができないシーンはあるある。
どう見ても薄い木の扉で、手に持っている銃や思いっきり蹴飛ばせば壊せそうなものもある。
RPGなど宝箱が施錠されている場合もある。盗賊や専用スキルの出番。
凄腕の強盗団や怪盗、それらに対する防御側など
開錠/破壊、それらからの防衛/死守などが目的となる場合も多い。
「生体認証だから、本人の指や目玉だけを持ってきた」なんてエグいものもある。(ヒエッ
「密室殺人」「密室トリック」など、施錠された部屋の中で被害者が死んでおり、鍵も部屋の中といったネタも探偵・推理モノなどではあるある。隙間からワイヤーで器用に鍵を滑り込ませたり、そもそも別途に脱出路がある、元から鍵が機能してない場合もあるなど柔軟な発想が必要になる。
防犯に便利な反面、物理的・機能的特性に起因したトラブルも多い。
大まかに分けると開錠/突破される、開かなくなるといったトラブルが多い。
外出後「鍵かけたっけ?」といった一種の不安がよぎる場合もあるある。
本人が部屋の鍵を開けるのを待ち、一緒に入ってくる押し込み強盗などの実例もあるので要注意。
帰宅時・開錠時は手元だけでなく周囲・背後も良く見よう。歩きスマホなんてしてる場合じゃない。
それでもするだろうけど。
非常用に通常の鍵が併用されている場合もある。
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最終更新:2025/03/24(月) 20:00
最終更新:2025/03/24(月) 19:00
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