カメノテ | |
目 | 有柄目 |
上目 | 完胸上目 |
科 | ミョウガガイ科 |
学名 | Pollicipes mitella |
英名 | Japanese goose barnacle |
全長は通常3センチメートル程だが、大きいものだと7センチメートルにもなる。頭状部は殻板と呼ばれる硬い殻が左右相称に並んでおり、そこから下は一面が細かな鱗片で広がる柄部となっている。この形状の見た目が「亀の手」に似ていることからこう呼ばれるようになった。
磯や消波ブロックに群生する。波で運ばれてくる餌を蔓脚という部分を使って捕食する。
また、食用にもなり「塩ゆで」にしたりすると美味である。ゆで汁に濃厚で美味な出汁が出るため、味噌汁など汁ものの具とされることも多い。カメノテで出汁をとったことを売りにしているラーメン店も日本各地に点在している。
中国では「龟足(亀足)」として日本語での「亀の手」と類似した発想の呼び方をしている。日本と同じくメジャーな食物ではないが一部地方では食用としており、高級食材である。
スペインでも、厳密には本種とは別の種のようだが、かなりよく似た近縁種が高級食材とされている。
英語ではカメノテとエボシガイが「goose barnacle」としてまとめて呼称されることがあり、翻訳の際にこれら2つが混同される場合もある。
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最終更新:2025/03/14(金) 00:00
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