クルルヤックとは (クルルヤックとは) [単語記事]

クルルヤックとは、「モンスターハンター」シリーズに登場するモンスターである。

概要

鳥竜種
クルルヤック
別名
別名	掻鳥
登場作品
モンスターハンター：ワールドモンスターハンターワールド：アイスボーンモンスターハンターライズ
モンスターハンターのモンスターテンプレート

『モンスターハンター:ワールド』にて初登場したモンスター。

主に新大陸の「大蟻塚の荒地」に生息し、頭と前脚に生えた橙色の大きな飾り羽が特徴の鳥竜種大型モンスター。過去作のドスランポスやドスジャギィの様に翼を持たない鳥竜種だが、その代わり前脚は物を掴むために発達しており、餌となるモンスターの卵を抱えて巣から盗み出したり、武器となる岩を持つことが出来る。岩を手に入れる際、地面を掻いて掘り返す様子から「掻鳥」とも呼ばれている。

性格は温厚で、攻撃しない限り襲ってくることは無い。しかし非常に手癖が悪いようで、ハンターのベースキャンプを荒らすことがある。MHWのストーリーにおいては初登場時、実際に無人のベースキャンプを壊滅させており、今後の調査に支障をきたすため狩猟対象にされた。

上述の様にドスランポスやドスジャギィなどを想起する見た目だが、彼らの様に小型の仲間を従えていたりはせず、一匹で気ままに暮らしているようだ。群れる習性はMHWでは賊竜、MHRiseでは鎌鼬竜に引き継がれている。

戦闘になると、爪で引っ掻いたりくちばしでつつく等の他、地面から掻き出した岩を用いることがある。しかも岩を持ったクルルヤックは気が大きくなり、より積極的に攻撃してくるようになる。ハンターはおろか同じく「大蟻塚の荒地」を根城とし、圧倒的に格上のディアブロスにまで攻撃を仕掛けることがある辺り、かなり強気である。ただし、岩を失うと途端に弱気になりあっさり逃げ出してしまうことも。

岩を用いた攻撃、特に大ジャンプからの岩で殴りつける攻撃は非常に気絶値が高いらしく、最悪一発で気絶状態に陥る。ゲーム序盤の体力が低く装備もろくに揃えてない状態でのこの攻撃は、最序盤のクルルヤックといえど侮れず、気絶からの追撃でキャンプ送りもあり得る。さらにこの岩は盾としても用いられる。武器の攻撃を容易く弾き返す岩を盾の様に素早く前方へ構えることでガードしてくるのだ。しかし、攻撃も防御も共にモンスターの動きをよく見て対処するというモンスターハンターの基本を守れば難しい相手ではない。どうしてもてこずるようなら、「はじけクルミ」を「スリンガー」で撃ち込むと高確率で岩を落として割ってしまうので、あらかじめ拾っておくのも良い。
採取可能なアイテムの在り処を把握しておくのもモンハンでの基本となる。

素材から作れる武器は、攻撃力こそ低いがなかなかの会心率を持っており、防具と含めて会心率重視の装備である。そしてなぜか「属性解放」で睡眠属性が発現する。防具はアラビアンナイトにでも出てきそうな中東風な見た目で、水耐性が非常に低い以外に弱点らしい弱点が無く、「見切り」や「アイテム使用強化」、そして上位では「弱点特攻」といった有用なスキルが備わっている。おまけにクルルヤックの物を掴んで運ぶ習性から「スタミナ急速回復」、「運搬の達人」も付いている。そしてなぜか「火耐性」Lv1が付く。オトモ装備はターバンと付け髭が付く。

巨大個体

また、MHWではイベントクエスト「卵好きになろう！」にて、見上げるようなサイズのクルルヤックを狩猟することで手に入る「掻鳥チケット」を工房に持っていくと、物凄くリアルなクルルヤックの頭部を模した頭装備「クルルフェイク α」が作成できる。例によって「運搬の達人」が付いているので、卵の運搬クエストでCMの真似でもしてみよう。ちなみに、あまりにも規格外のサイズであるために、このクエストのクルルヤックは捕獲報酬こそ貰えるが、捕獲に成功しても「調査拠点アステラ」に収容できない。

加えてMHWではFF14 コラボの特別任務クエスト「異世界からの来訪者」で「怖い顔のチョコボ」として起用されており、エーテライトの影響でこちらも大きい。

MHST2

「大きい方」が2つ続いてしまったが、その逆の「小さい方」の話もある。
MHST2の序盤も最序盤、主人公が最初のオトモンとなる個体のタマゴを探している最中に、ナビルーが持っていたタマゴがクルルヤックのタマゴであり、拠点に戻った後のイベントで孵化直後のクルルヤックを見ることが出来る。
MHW:Iの公式 twitterでも紹介されていたことがあるので、見たことあるという人は決して少なくない…はず。

ポストを読み込み中です
 https://twitter.com/MH_official_JP/status/1406908518079209474

MHST2では「伝承の儀」でスキルを他のオトモンに持たせることが出来るシステムがあり、クルルヤックの習得スキル「ロックスタンピード」も例外ではないのだが、岩で殴りつけるモーションで繰り出すのはクルルヤックのみである。
一方「絆技」の方は、ナビルーからラグビーの如くパスされたタマゴ爆弾を投げつける「エッグスプロージョン」。ネタ枠と言えばネタ枠だが、上には上がいるのでまだ序の口である。