クロアシネコとは、南アフリカ地域の乾燥帯にのみ生息する、最も小さい野生のネコ科の一つである。
アフリカにおいて比較的小型の肉食動物である。2002年に国際自然保護連合によって「危急種」(絶滅危惧種の1ランク下、野生動物絶滅の虞がある種) に指定された。
成長したオスであっても、その平均体重は1.9kg程度しか無く、比較的大きな個体でも2.45kg程度にしかならない。メスは平均1.3kgくらいで、大きくても1.65kg程度である。オスの体長は36.7cmから43.3cm程度で、16.4cmから19.8cm程度の長い尻尾を持つ。メスは比較的小さく、大きな個体でも36.9cmくらいしか無い。尻尾も12.6cmから17cmくらいである。
肉趾と足下部のみ黒い。この特徴からクロアシネコと呼ばれるようになった。
生息地では古いシロアリの塚や他の動物が捨てた穴を住処にしている。飼育下では他のネコ類に比べて昼行性の度合いが強いという。また極めて単独性が強く、繁殖期でもオスとメスは5~10時間程度しか一緒にいない。これは乾燥地帯の生息地では2頭で居るとすぐに食物が不足してしまうからだと考えられている。
2012年2月6日、米ニューオーリンズのオーデュボン自然研究所でクロアシネコとしては世界初の種間胚移植種が生まれた。
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最終更新:2025/03/14(金) 00:00
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