サイの花屋とは (サイノハナヤとは) [単語記事]

サイの花屋とは、ゲーム「龍が如くシリーズ」の登場人物である。声優は藤原喜明。

概要

ナンバリングでは「1」から「5」まで登場する。

本名は不明。妻とは離婚。タカシという息子がいるが、自身が父親であることを明かしていない。

無法地帯「賽の河原」を根城にする情報屋のボス。賽の河原は表はホームレスしかいないが、地下に江戸時代の遊郭の趣がある大規模な歓楽施設があるというとんでもない空間となっており、そこを統治している。しかし河原自体は彼の所有物ではない。

元は警察官で、情報の横流しをする際に花束を渡し、賽の河原の賽から「賽の花屋」と呼ばれるようになった。しかし同僚の伊達真に告発されて警察を辞職した。そのためか「ONLINE」では伊達から情報提供を依頼された時に高額の費用を請求している。

ヤクザは死ぬほど嫌っているとのことだが、消えた100億事件に興味を持ち、トーナメントで3連勝を果たした桐生一馬に情報を提供する。その後息子の恋路に協力した桐生に感謝した。

「2」ではホームレスタウンを真島吾朗に購入され、ミレニアムタワーの50階で情報提供の活動を継続していたが、ミレミアムタワーの電力を近江連合に襲撃されたことで河原に戻る。「極2」では真島に条件付きで植松殺しの情報を提供する。

「3」では東城会真島組の管理下で、土地を一部借りて情報提供を行う。

「4」では神室町ヒルズ計画の再開を受けて真島が地下の所有権を手放したことで地下に戻った。この時タカシが結婚式を挙げることになる。父は死んだと告げたが、使いを通じて自分を父親だと分かるヒントを与えた。冴島大河とも知り合い、彼が本当に殺人鬼なのかどうかを確かめるために地下の闘技場で戦わせている。殺人鬼じゃないことが分かると、彼の親父にあたる笹井英樹と再会させた。
谷村正義には葛城勲の情報を提供したが、後にその葛城に襲撃され負傷し、冴島とその妹の靖子を拉致される。