シラフとは (シラフとは) [単語記事]

シラフとは、酒に酔っていない状態のことである。

概要

「しらふ」とひらがなで書かれることも多い。漢字では「素面」または「白面」と書く。

酒を飲んで酔っている場合はシラフではなく、酒を飲んでいない場合はシラフである。一方で、飲んでいても酒に酔っていない場合をシラフと呼ぶのかどうかは見解が分かれる。シラフになったとしてもアルコールは抜けていない場合があるので、飲酒運転にならないように注意を要する。

酒に酔っている状態は顔が赤いが、シラフでは顔が白い状態なので、漢字で「白面」と書くと思われる。シラフの「フ」の由来は執筆者が調べた範囲では不明。

飲み会などで酒に酔っている状態と区別するためにこの言葉が使われる。また、酔ってはっちゃけてしまったときに「シラフになってからあのときの行動を後悔する」というような使い方もされる。稀に「一生シラフで生きる」というような禁酒の意味でも使われる。

「ちょっとシラフでは言えない」「なんか変なことやってるけどあの人はシラフだよ」など、酒とは関係ない日常の行動を指して使うこともある。また、酒ではなくても薬物や狂気など、他の何かに頭をやられている人が正気に戻った状態のことを「シラフ」と呼ぶこともある。

ニコニコ動画やニコニコ生放送では、実況・配信で酒に酔っているかどうかを区別するために、この言葉が使われることが多い。また、普段は酒飲みなキャラクターが酔っていない状況でも使われることが多い。