スカとは (スカとは) [単語記事]

スカとは、

SKA - 音楽ジャンルの一種
「ハズレ」を意味する俗語。
1. 『星のカービィ』シリーズで、コピー能力を持たない敵を吸い込んだときに出る表示。転じて、能力を持たない敵を「スカキャラ」という。
手応えのないさまを表す擬態語。
1. ヨーヨーを振り下ろしたときに、ボディとストリングの摩擦が足りずに手の運動エネルギーがヨーヨーに伝わらず、ろくに回転しないまま下に落ちてしまう現象。動詞形で「スカる」と表現する。
  詳しくは、レスポンスシステムの記事の冒頭を参照。

本記事では、主に1.について記述する。

概要

第2・4拍目を強調したリズム（いわゆる「裏拍」）が最大の特徴。
「スカ」という言葉を知らなくても、「♪ンタ・ンタ・ンタ・ンタ…」とか「♪ズンチャ・ズンチャ…」と口ずさめば
「あ～聴いたことある！」とみんな思うはず。

スカの発祥は1950年代のジャマイカ音楽とされており、ジャズ、R&Bなどの影響を受けたとされている。感度の悪いラジオを聴いて演奏を真似たため、ビートがひっくり返ってしまったという説もあるが、定かではない。

1970年代にはパンクロックと融合した「2トーン・スカ」なるものが誕生している。
日本での2トーン・スカの代表曲（おっさんホイホイ的な選曲）といえば、マッドネスの「シティ・イン・シティ」（1981年）がある。ホンダ自動車が当時新発売した「ホンダ・シティ」（現在の「フィット」の始祖とも言える車）のCMソングに起用され、日本国内でも一躍有名になった。
音ゲーマニアにとってはザ・スペシャルズの「LITTLE BITCH」（1998年にコナミの音楽ゲーム「Dance Dance Revolution」に収録）が馴染み深いであろう。この曲は関西テレビの番組「光速脳天!ベタキング」や「プライスバラエティナンボDEなんぼ」のオープニングテーマにも使用されていたので、関西地区においてはもっと馴染み深いかもしれない。