スタンドとは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』に登場する超能力の概念である。幽波紋(ゆうはもん、スタンド)とも書く。
姿・形はあるが目には見えない力
名付けて『スタンド』
それは いつでも どこの場所でも存在しているが
見ようとしない人が見ないだけである――どこかの漫画家――
人間(または動物、生物)の生命エネルギーと精神的エネルギーが形を持った像(ヴィジョン)となって現れる現象を「スタンド」と呼ぶ。人間やその他の生物に近い外見のものが多いが、器物の形をしていたり、人形などの物質に憑依するものなど形態は様々である。
スタンド能力を持つ者を、『スタンド使い』と呼ぶ。またその者の「分身」であるスタンドに対し「本体」とも表現される。
ジョセフ・ジョースター曰くそばに立つ(Stand by me)者という意味からスタンドと呼ぶ。
第7部ではマウンテン・ティムにより(困難に)立ち向かう(Stand up to)ものと新たに定義された。
発音的には「Stand」の発音からガソリンスタンドの「スタンド」と同じ発音(ス→タ↑ン↓ド→)
と思われるが実際はス→タ→ン→ド→の方が発音しやすい。
音声媒体では前者になっていることが多かったが、作者は後者の発音もしており、TVアニメでは後者に統一されている。
作者によれば発想の大本は、それまでの漫画で抽象的に表現されることが多かった超能力を具体的な絵で表現すること。また超能力を「キャラクター」として描くことで、「いくらでもアイデアが出る」「無限に描ける」と話している。
スタンドには、次のようなルールが存在する。基本的にそのルールに従うが、例外も存在する。
なお作中で承太郎が「スタンド使いはタバコの煙を吸うと鼻の頭に血管が浮き出る」と言った事があるが、これは敵のスタンド使いを見つけ出すためにかけたカマであり、実際はただの嘘である。
また、一時的に身につける方法として
などがある。ただしプッチ神父のホワイトスネイクのDISCはそのスタンドの素質がある者でないと入れても強制的に出てしまう。
聖なる遺体を取り込んだ場合その人物に見合ったスタンドが発現するが矢やDISC同様スタンドの才能が無い者は取り込む事が出来ない。矢同様遺体の近くに素質が有る者が居ると、遺体自体がその者に引き寄せられる場面があるが、引き寄せられた遺体は素質のある者の意思に関係なく融合する場面がある。
個人によって融合した時の感覚に違いがあるらしく、ジョニィ・ジョースターは脊髄と融合した時に気分が悪くなり、ジャイロ・ツェペリは眼球と融合した時にもがき苦しんだが、アクセル・ROは身を清められるような幸福な感覚を味わっている。
スタンド能力の発生源なので遺体を体から分離させたり分離させられるとスタンドが使えなくなるが遺体無しでもスタンド能力を使える者も稀に存在する。
作中では主にスタンドは3つの分類に分けられる。もちろんスタンドによっては例外も存在する。
本体より離れて攻撃できないが、破壊力・スピード、精密操作性いずれも高い能力を持つ。
その性質上、近距離でこそその実力が発揮できるため、面と向かって立ち向かう必要がある。
基本的に本体と視界を共有しているので本体の目の届かない所では闘えないものもある。
策や術を使わない『正統派スタンド』はこれに当たる。比較的人型をとるスタンドが多く、手で触れたり拳で殴ることで特殊能力を発揮するものが多い。
本体より離れて動かすことのできるスタンド。
本体の知覚をサポートする能力が付随しているケースが多く、回避能力や索敵能力に優れる傾向にある。
本体は隠れて攻撃している場合が多い。
射程距離が長い分、パワー、あるいは精密操作性が犠牲になっているケースが多い(前者はこのタイプの多くに該当、後者の例はエアロスミスなど)。
しかし特定条件下で近距離パワー型に匹敵する力を発揮出来る能力を持ったものもある(例:レッド・ホット・チリ・ペッパー)。
スタンドがある条件に沿って自動攻撃するスタンド。
自身の意志で攻撃を始めたりやめさせたり、スタンドの置かれている状況が本体に把握できないなどの小回りが効かない分、遠隔操作型のような射程距離を持ち(と言うよりも射程距離自体存在しない場合が多い)、パワーも高いと言った特徴を持つ。
なお本体の意志と切り離されている関係上、「スタンドが傷つくと本体も傷つく」のルールに縛られないスタンドが多い。中には完全に倒されてしまっても、発動条件を満たすたびに何度でも復活するものもある。
基本的には人型であるが、中には本体自身に能力として取り憑くもの(形として現れない)、 スライムのような形、拳銃、本、霧など様々である。
スタンドには射程距離が存在する。一般的にパワーが強ければ射程距離は短く(2〜3メートル程度)、パワーが弱ければ距離は長くなる(50メートルとか)。
ただし例外は多数存在しており、
このような特徴を持つスタンドは「パワーと射程距離は反比例する」と言う条件から逸脱している事が多い。
要するに汎用性と引き換えにしているかどうかと言う感じ。
掲示板
465 ななしのよっしん
2024/11/11(月) 10:55:32 ID: PEYSQZ9bGz
466 ななしのよっしん
2025/02/08(土) 13:56:16 ID: 7La/v6WigA
>>462
スタンドの名付けの話するなら、3部時点では(ヴァニラ・アイスとケニーG以外は)タロット縛り・エジプトの神縛りだったことは考慮しなきゃならんぞ
この時点では第一にタロットもしくはエジプトの神ベースのネーミングがあって、スタンドの見た目も能力もそのネーミングに縛られてる
4部以降の、洋楽だったら割と何でもありの自由なネーミングとは明らかに異質だからごっちゃにしちゃいかん
467 ななしのよっしん
2025/03/01(土) 14:04:57 ID: GHmp7TTgh1
鏡の世界を作ることにパワーを注いでるため弱いと言われたマン・イン・ザ・ミラーですら人間(フーゴ)相手なら十分殺傷力のあるパンチを食らわせていたしパワーC(人間並)は死ぬほど鍛え上げた透明なムキムキ格闘家が襲ってくると思えば一般人からすれば十分すぎるほど脅威
ジョルノのGEによる車破壊はベイビィ・フェイスとの戦いで成長したと明言したので破壊力もCからBに成長したと思えばまあ辻褄はあう
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最終更新:2025/04/23(水) 00:00
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