スターサファイアとは (スターサファイアとは) [単語記事]

スターサファイアとは、

宝石の一種。ルチルを含んだサファイアが、スター効果を起こしてこのように呼ばれる。
上海アリス幻樂団原作の「東方三月精」をメインとして登場する妖精。2つ名は『降り注ぐ星の光』。弾幕STG ゲームには「妖精大戦争」が初出。

1についてはこちらを見てもらうとして、ここでは2について記述する。

概要

魔法の森に「サニーミルク」「ルナチャイルド」と一緒に棲んでいて、時折魔法の森に入ってくる者を惑わせたりしている。後に博麗神社裏の大木へ移住。

危険度は極低、人間友好度は普通。主に「スター」の呼称で呼ばれている。

捕らえ所が無い性格をしており他の2人と何か―主にいたずらなどを―やっているときに、一緒になって楽しんでいるかと思えばいつの間にやら脳天気にお茶を飲んでくつろいでいたしている。またそのとらえどころの無さにより二次創作における紳士たちの手をもかいくぐっているようである。そうゆうわけだからちょっと前まで記事が過疎ってたのは、知名度や人気が低いからではない。妖精大戦争効果とかで人気上昇中だし、時代はもうすぐそこまで来ているはず！それに…

趣味はキノコの盆栽。ツチノコ騒動で食べられてしまっていたが、梅雨明けには新しい盆栽の手入れをしていた。

あと、調理スキルが高いようでサニーとルナに料理を振舞っている描写が多くある。原作での料理描写は咲夜に並ぶほど多い。_{こんな甲斐甲斐しい娘がいたら僕はもう…!!}

テーマ曲は「妖精燦々として」、なおその公式アレンジに「スターヴォヤージュ2008」があるが格好良くなりすぎて妖精成分が減少しスターのテーマ曲ではなくなってしまっている。

外見・服装

一般的な妖精と同じく小柄な少女、というか幼女の姿をしていて背中にはアゲハ蝶のような大きな羽を持つ
髪型は黒髪ストレートの前髪ぱっつん、額に青いリボン。服装は青色のドレスを身にまとっている。また良く手を合わせたポーズを取る(通称おがみのスター)

ちなみにこのドレスの腰周りのリボンは初期は基本的に省略され、比良坂版２話でウエスト・エプロンに変わり、７話でエプロンからリボンに戻り省略されず描かれるようになった。（このマイナーチェンジと同時に前髪が短くなっている）_{（余談だがこのことを踏まえてStrange and Bright Nature Deity９話のスター人形とスター本人をよく見てみると・・・）}三月精4部になってからは前髪はまた長くなり、スカートの丈がたまに短くなっている。

上記を基本とし、よく料理をする際にエプロン姿になったり、夏服が半袖でリボンとウエスト・エプロン同時装備のハイブリットだったり、探検の際はそれに加えスカートの裾が短くなって、見せドロワなスーパーハイブリットだったりと結構バリエーション豊かになっている。そのほかにもメイド服や和服を着ることもあるので、東方Projectのキャラクターの中で一番服の種類が多いキャラクターなのかもしれない。^[要出典]魔理沙の方が確実に多いのは内緒だ！

能力

動く物（生き物）の気配を探る程度の能力。
所謂レーダーのようなもので、遠くに有る存在を探ることができる。

求聞史紀では動く物となっているが、本人の言動および上海アリス通信三精版によると動いている、いないにかかわらず生き物だけ判るようである。（生き物の種類は大きさ以外判別不可）
具体的にどれくらいの範囲を把握できるかは描写されていないが、ほかの事に気を取られていなければ結構広範囲を把握できる模様、しかし周りに生物が多すぎると重要な情報が埋もれてしまうことがあるらしい。
また能力発動中の鈴仙・優曇華院・イナバを認識できなかったこともある。

この能力による直接的ないたずら被害が出ることはまず無いが、サポートには向いており求聞史紀にも「監視役として利用されてしまった時は脅威」とまで書かれている。スターがサボらなければ三妖精の悪戯はかなりたちの悪いものになるようだ。サボらなければ。

怪我の治療は、サニーミルクやルナチャイルドの場合と異なり、天候に影響されず常にゆっくり回復する。

どこかのサボってはシバかれる妖怪や死神とは違い、能力を活用してうまくサボっている。

コミックでの活躍

『東方三月精』内では、三妖精の一匹として要所要所で輝かしい活躍を見せている。一応ネタバレ注意

東方三月精〜 Eastern and Little Nature Deity

「梅雨明けの真実」
- 天気か怪しくなってきたので、ルナを避雷針代わりにし難を逃れる。
「迷いの無い巫女」
- いたずら中後ろから来た魔理沙にいち早く気がつき、サニー、ルナを囮に一人逃亡に成功する。
｢大卵の怪異｣
- 神社から謎の卵を盗み出す際、運ぶのをちゃっかりサボる。

東方三月精〜 Strange and Bright Nature Deity

「玄武の沢　前編」
- 柱状節理の底で光る苔を手分けして探索中、水辺に腰掛け両足でパシャパシャしながらサボる。
「玄武の沢　後編」
- 昼間に出直して再度探索中、蟹を捕まえてサボる。
「嵐の勁妖　後編」
- チルノとサニー、ルナの三匹で甕から鯉を取り出す間、一匹座ってお茶を飲んでくつろいでサボる。
- さらにどさくさに凍らせた鯉を運ぶのもサボる。
「天体の悪魔と神　前編」
- サニーとルナが人間が現れるのを待ち伏せて見張っている中、一匹後ろでお酒を飲みながらサボる。
「壷中の虫　酒虫の壷　前編」
- 酒虫の入った壷を盗み、サニーとルナが壷を運ぶ間、一匹後ろで何もせずサボる。

東方三月精〜 Oriental Sacred Place

「石の京丸牡丹鍋」
- 京丸牡丹鍋…ではなく芍薬鍋を作り料理失敗する。めげずに再度作ろうとするあたり本当に料理が好きな事が伺えるエピソードである(そもそも牡丹鍋は花の牡丹ではなく猪肉を入れるため根本的にまちがっているのだが)
「空飛ぶ不思議な巫女」
- 宴会の準備を魔理沙と一緒に酒を飲みながらサボる。
  新章に入ってからサボっている姿が見られなくなっていたが、最終巻最後のひとコマでやってくれました。

東方三月精〜 Visionary Fairies in Shrine

「足元から躙り寄る地獄」
- 見張りを名目にサボる。ついでにお酒と料理を盗む。
「星は季節と雲の合間に」
- 短冊に願い事をして世界平和をもたらす雲を晴らす。
- シリーズ通して唯一と言って良いスターが完全メインの回。
「大寒の灼熱炎祭り　全編」
- ラルバを食べる。
「新月に輝く満月」
- 得意の料理で霊夢を買収する。
「妖精異変奇譚」
- 〇〇〇との決戦時、能力でワープ先を察知する芸を見せた。

「妖精大戦争」での活躍

サニーミルク、ルナチャイルドと同様に、「妖精大戦争」で初めて弾幕とスペルカードを披露した。
スターサファイアの好みなのか、彼女の弾幕は全体的に、弾速は遅いが密度の高いものが多く、
相手の自由な移動を封じて追い詰める戦術を特徴としている。

スターサファイア単独のスペルカード

名称は全難易度で共通。

星符「スターライトレイン」	春の小径・昼で使用。画面上部から大量の☆弾幕。
星符「レッドスター」	春の小径・昼で使用。大赤 ☆弾幕を全方位に照射。
流星「プチコメット」	霧の湖・夕で使用。炎弾が破片をまき散らす。
流星「コメットストリーム」	魔法の森・夕で使用。四方八方に炎弾を放つ。
星粒「スプリンクルピース」	霧の湖・夕で使用。米粒弾をばらまく。
星粒「スターピースシャワー」	魔法の森・夕で使用。米粒弾を上にばらまき、反射させる。
星符「トゥインクルサファイア」	霧の湖・夕で使用。回転しながら炎弾を放つ。
星符「シューティングサファイア」	魔法の森・夕で使用。チルノを狙って尾を引く炎弾を放つ。
星光「スターレーザー」	霧の湖・夜で使用。全方位にレーザーを照射。
星光「スターストーム」	魔法の森・夜で使用。流星群レーザーが降り注ぐ。

三妖精で協力して使用するスペルカード

スターサファイアが中心のもののみ記述。

光符「トリプルメテオ」	霧の湖・夜で使用。 3人でやたらめったら炎弾を放つ。
光符「エクステンシブメテオ」	魔法の森・夜で使用。スターが破裂する炎弾を全方位に放ち、他の2人がチルノを狙って大玉を放つ。
星熱「アイスディゾルバー」	両ルートで使用。スターの弾幕をチルノが凍らせたところを他の2人がレーザーで狙い撃ちにする戦術。
光星「オリオンベルト」	霧の湖・夜で使用。オリオン座の腰部にあたるアルニタク・アルニラム・ミンタカの3つの星にちなんだ命名のようだ。
光星「グレートトライアングル」	魔法の森・夜で使用。いわゆる「夏の大三角形」ことアルタイル・デネブ・ベガの3つの星にちなんだ命名のようだ。
協力技「フェアリーオーバードライブ」	3人で突撃。特にサボっている様子はない。
「スリーフェアリーズ」	3人で射撃。特にサボっている様子はない。