スナネコ(Felis margarita)とは、ネコ目ネコ科ネコ属に分類されるネコの種類である。英語では、その名の通りサンドキャット(sand cat)である。別名、砂漠の天使とも呼ばれる。
体長は50㎝程度、体重は2㎏程度と、小型のネコの仲間である。生息地は砂がたくさんあるタイプの砂漠で、アラビア半島やアフリカ大陸の東部などに生息している。
頭部は他のネコ科と比較して横に長く、耳は毛に覆われており、この毛によって砂が耳に入ることを防いでいる。肉球は長い毛に包まれていて、これによって砂漠の熱い地面の熱から足の裏を守っている。ちなみに、こういった「肉球が長い毛で覆われている」というのは暑い場所に生息するネコ科だけでなく、寒い場所に生息するネコ科にも共通して現れている特徴であり、彼らの場合は冷たい地面から肉球を守る役割がある。全く正反対な環境であっても、温度の差から自分の身を守る役割として共通の答えであると考えるとなかなか面白い。
夜行性であり、暑さが和らぐ時間帯に行動する。昼夜の気温差が激しい環境のため、低温にも高温にも強い。
砂漠地帯にするネズミや、小型の爬虫類、鳥類や昆虫などを食べる。砂漠という極限な環境に適応した形で、水分は基本的に獲物の血を摂取することで得ている。砂漠では水分はとても貴重なもので、雨や霧などの自然環境から水分を得るものや、食料からついでに水分を摂取するもの、水分を失わないように進化した生き物などが多くいる。「砂漠の天使」という名前とは裏腹に、性格は臆病でかなり獰猛な部類。イエネコとは違い、ほとんど人に懐かない。
天敵は、上位の捕食者で、カラカルやキンイロジャッカル、タイリクオオカミ、オオワシといった大型の捕食者が挙げられる。
日本においては、スナネコを飼育している動物園は存在せず、世界的に見てもスナネコを飼育している動物園はアメリカやイギリスやイスラエルの動物園など数が少なく、見に行くにはそれなりの出費と時間と覚悟が必要…
だったのだが、2020年3月に那須どうぶつ王国と神戸どうぶつ王国で日本初導入・展示され、日本国内で簡単に見ることが出来るようになった。2019年末に端を発する新型コロナウイルス禍の影響下でも人気の存在となっている。那須どうぶつ王国では赤ちゃんも生まれ、日々成長している。
また、ペットとして飼育することもできない。そもそも、かわいい見た目からは想像できないが警戒心と攻撃性が強く人に懐かないのでペットとするには全く向かない。
掲示板
18 ななしのよっしん
2021/01/24(日) 10:01:58 ID: Sl48zRBBXS
>>17
イエネコとの雑種はもう作出されてる
https://
まあ属が一緒だからベンガルやサバンナよりは無理がないと思うが
どのみち品種として固定化されるまではある程度時間がかかるけど
19 ななしのよっしん
2021/01/31(日) 00:46:45 ID: f0if9ogJIf
こういうのやる奴って本当に悪魔だわな
どんな障害が出るかもわからんのに
20 ななしのよっしん
2021/02/13(土) 22:02:17 ID: g4NzfG6TXQ
スナネコを撫でたから炎上とか草
みんな八つ当たり先探してんなw
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最終更新:2025/03/14(金) 00:00
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