セレクト(select)とは、ラテン語の「legere」を活用した単語が語源となっており、「sēlectus」の活用で「選んで離す」のような意味になる。
英単語としては「大勢(2~複数)ある中から何かを選び出す」のような意味合いで主に使われる。(ただし、数が少ないとchoice:チョイスの単語が使われやすい)
(何か同音異義語があればここに挿入して下さい)
日本で「セレクト」と言えば「選ぶ」の意味でよく使われている。
日本でこの「セレクト」という単語が普及した理由の一つはコンピューターが大きく関係している。当時のコンピューターは海外で作られた物を日本に輸入する事が多く、しかもプログラミング言語は英単語を基礎としている物が多かった。
プログラミング言語もそうだが、1983年に発売されたファミリーコンピュータではあらかじめ用意されたボタンの一つに「セレクトボタン」と呼ぶものがあり、この「セレクトボタン」が日本における「セレクト」という単語の普及に一役買っている。
アーケードゲームや家庭用ゲーム機が普及するようになると複数の中から使用する自機や攻略するコースを選ぶいわゆる『セレクト画面』が登場するようになった。また、複数のキャラクターが自機・プレイヤーキャラとして使用可能な場合、セレクトするためのカーソルはたいてい主人公に合わせられるようになっている。
この『キャラセレクト画面では通常主人公にカーソルが合わせてあるのがデフォルト』という考えが後にさまざまな派生議論を引き起こすことになる。
本来の主人公として設定されているキャラクターにカーソルが合わせられていないということは、実際はゲーム開発側からも主人公と見られていないと考えられることがある。
この顕著な例がストリートファイターⅢのアレックスであり、セレクト画面の初期カーソル位置は彼ではなくリュウに合わせられている。このことはアレックスが主人公(笑)と呼ばれることの一因ともなっている。
「AC北斗の拳」でのキャラセレクト画面で特定のキャラクターにカーソルを合わせるための最低限の動きと、キャラを選択したことを、その音で表現したもの。
かつてはこの音を鳴らすだけでほぼ勝負は決まる時代があった。
セレクトショップとは、店側のセンスにより取り扱う商品を決めている販売店のこと。主にファッション関連などでこの販売形態がとられる。
セレクトショップに並ぶ商品を『セレクト』しているのは主に店長などの店側従業員であり、商品の質はセレクトする個人に大きな比重が寄せられることになる。
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最終更新:2024/11/21(木) 22:00
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