タニタとは (タニタとは) [単語記事]

株式会社タニタ (TANITA)とは、大手老舗として知られる計測器メーカーである。

キャッチフレーズは「健康をはかる、タニタです。」

概要

前述の通りタニタでは計測器を製造・販売しており、業務用の計測器も取り扱っている。また、インターネットを利用した健康管理システムも提供しており、Web2.0時代に対応した次世代ヘルスケアサービスを展開している。

体脂肪計体組成計	体重計の機能に加えて体脂肪や筋肉量、代謝量までトータルに計測するタイプの機器。高機能型は二つの周波数で測るデュアルタイプや骨量を測る機能まである。このラインナップはほぼ全て「体組成計」と呼ばれている。
体重計	シンプルな体重測定のみの機能。「ヘルスメーター」と呼ばれており、通常の金属針表示からデジタル表示型まで揃えている。
血圧計	腕巻き型と手首型がある。部屋が低温である際には測定を停止する「低室温お知らせ機能」がある^[1]。
体温計
脈拍計
活動量計歩数計	歩数計をはじめとする、活動量やエネルギー消費量を数値化した計測器。タニタ製品のものについては「カロリズム」の記事を参照。
エチケットチェッカー	吐息を調べることで分かる計測器類。アルコールを検知するアルコールチェッカー、口臭をチェックするブレスチェッカーがある。
その他	温度・湿度を測る温湿度計、タイマーや秤などの料理用器具、塩分をはかる塩分計、スポーツ用のストップウォッチなど健康以外の測定器も作っているほか、ダンベルや縄跳びにエクササイズマットなど、もはや計測器関係ないところまで作っていたりする。

「体脂肪」という言葉を作ったのはタニタである。体脂肪計がまだ存在しない頃、消費者に「脂肪」と「死亡」を混同される恐れがあったため、タニタが新たに命名した。(参考: 世界一の商品を作りました！)
1992年、世界で始めて「体重計つき体脂肪計」を発売。
2008年、世界最薄(15mm)の体組成計を発売。
タニタの食堂では、だいたい500 kcalでメニューが作られていて、普通のお弁当などと比べると１ヶ月で1kgぐらい痩せていく計算になる。
模型で知られるタミヤとのコラボで「ミニ四駆用のスケール」を作ったこともある。^[2]
花王から大量のヘルシアシリーズを送りつけられる「ヘルシアテロ」に遭ったことがある。^[3]
2017年 2月、Twitterにてタニタの中の人から突如、シャープ、キングジム、セガの中の人に「旅に出よう」という呼びかけが行われ、各社の中の人たちが応じる。さらにシャープが旅の内容を「タニタ式どうでしょう」と名づけたことで「水曜どうでしょう」の制作局であるHTB 北海道テレビが反応して協力を申し出てきたため、数社合同での旅ロケが本当に実現したという。^[4]