ニホンカワウソとは、日本にかつて生息していたカワウソの一種である、絶滅動物。
1979年を最後に人々の前から姿を消し、2012年に絶滅種と認定された。
国の特別天然記念物。頭が平べったく、潜水に適した細長い身体が特徴。
韓国産のユーラシアカワウソに似ているが、それとは異なり頭蓋骨に特徴がある。
かつては日本国内に広く生息していたが、毛皮目的の乱獲や水質汚染によって一気に数を減らし、1979年川辺で目撃され、その姿が写真に収められたのを最後に消息を絶った。
以降30年以上発見されなかったため、2012年に正式に絶滅種と認定されたが、県獣に指定している愛媛県をはじめ、日本国内には未だにニホンカワウソの生存を信じる人達もいる。
ニホンカワウソの毛皮は保温性に富み、これが大正から昭和初期の間は、特に制限なしに乱獲される原因となった。
さらにニホンカワウソは綺麗な水を好むため、農薬の普及した弊害による水質汚染によって、彼等の住める環境は日本から瞬く間に消えていった。
さらに、四万十川に生息していた最後の生存個体群を、一部の漁師が秘匿してこっそり狩っていたことがニホンカワウソにトドメを刺したと言われるのは、わりと有名な話。
1975年、人家にニホンカワウソが迷い込んだときは大騒ぎになり、この時市民によって撮影されたビデオは、現在も貴重な資料として扱われている。
羽村市動物公園には、このニホンカワウソの剥製が保存されている。
今でも四国を初め、目撃情報はいくらか寄せられるものの、実際に生態調査を何度も行った結果足跡や糞など、その地で今もニホンカワウソが暮らしているという証拠に繋がる痕跡は発見されておらず、それらは発見者の勘違いか嘘である可能性が高い。
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最終更新:2025/03/15(土) 16:00
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