ンラス=ゴル(N'rath-Gol)とは、クトゥルフ神話における神の名前である。ヌラス=ゴル。
ンラス=ゴルはニャルラトホテプ(Nyarlathotep)の息子であり、またニャルラトホテプの無数にいる手下の一である。
ニャルラトホテプはアザトース(Azathoth)から産まれ、アザトースが産んだ闇(Darkness)と名もなき霧(The Nameless Mist)からはヨグ=ソトース(Yog-Sothoth)とシュブ=ニグラス(Shub-Niggurath)が産まれたといわれている。
ンラス=ゴルの母親は美しきヘラジカの女神・イホウンデー(Yhoundeh)であり他にもたくさんの子がいる。そのなかでもイブ=ツトゥル(Yibb-Tstll)はンラス=ゴルの姉妹である。
なんという血縁関係なんだ……。そしてンラス=ゴルは兄弟たちの中でもひときわ恐ろしい存在といわれている。
ンラス=ゴルは混沌とした暗黒星キー=リー(K'yi-Lih)に他の100万ほどの民と棲んでいるといわれている。
ンラス=ゴルの存在自体が混沌とした魂そのものであるとされ、それにふさわしい能力を携えているといわれている。
登場作品: 『The Coming of N'rath-Gol』(1985) - Arthur William Lloyd Breach
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