フィクションとは (フィクションとは) [単語記事]

この大百科記事は事実を元にしたフィクションです。
登場する人物、団体名は実在の物とは関係ありません。

フィクション（英：fiction）とは、作り話、絵空事、捏造、虚構などの意味を持つ英単語である。

対義語は実話・ノンフィクションなど。

概要

フィクションとは架空の舞台を設定しようとする作品のこと。
テレビドラマや漫画などを見てると「この作品はフィクションで～関係ありません」などどよく出てくる。

これは、 1938年にアメリカが「宇宙戦争」というラジオ番組を放送する際にあまりにも本当に宇宙人がせめて来たかのように、偽ラジオニュースなど作品中に盛り込んでしまったために、聴衆者が信じてしまいアメリカ中が大混乱したらしい。これにより、フィクションの番組を放送するときには一定の規制が付けられる法律ができたらしい。

ニコニコ大百科やニコニコ動画の中にもフィクション作品はたくさん存在する。

うそはうそであると見抜けるようでないと（ニコニコ大百科を使うのは）難しいという事ですね。

…とはいっても

大抵ほとんどの作品はフィクションであり、架空の世界観や展開を楽しむものである。

実在っぽいもの

アニメ・漫画・ゲーム作品など、明白に作り話と分かるものには「これはフィクションです」と表記されることはない。土管から出てきたオーバーオールのヒゲオヤジが亀を踏んでいると通報されたり、青いネコ型ロボットが実在する^[1]と勘違いして騒ぐ人はいない。

実写版のドラマ・映画等であれば本物っぽいので、「これはフィクションです」の確率は上がる。

作中で特定の自動車が交通事故を起こしまくったり、特定の飲食物が食中毒・毒殺騒ぎとなっては本物が風評被害を受けるため、実在しそうな製品などは商品名・会社名などが微妙にぼかされている、何かそれっぽいロゴなどに置き換えられている場合が多い。
その他NHKなどは公共放送であるため、特段の理由なく作中で特定の商品をべた褒め（特定の会社の宣伝）してしまうと問題があるといった部分もある。

極秘組織が活動する姿を描く作品であっても実在の国家や組織団体などが出てくる作品の場合、「これはフィクションです」と表記される場合が多い。

作中に実在の街・店舗・施設などが登場する場合があり、大勢のファンが訪れたり町おこしに利用するといった副次的な効果をもたらす場合もある。（→聖地・聖地巡礼）

その他、テロ対策訓練などテレビを見た人が勘違いしないよう「訓練」のテロップが入る。

演出など

現実通りだと映像的に映えないなど、フィクションならではの誇張した演出も多い。

（作品）派手な炎を上げながら爆発　→（実際）一瞬光って大きな砂埃が立つだけ。
（作品）ロケランで建物が木っ端微塵　→（実際）撃ち込まれた室内のみ制圧。
（作品）銃で撃ったら車が大爆発　→（実際）爆発しない。（そんな物に乗りたくない）

映画あるある：現実ではありえない、でも映画にはよくある演出トップ10 : カラパイア (karapaia.com)

逆にCG 合成など、技術進歩によってどう見ても本物にしか見えない場合もある。（→合成）

作中のフィクション作品

作品内におけるフィクション作品にも名称があり、「劇中劇」（または作中作）と呼ばれる。

（例）クレヨンしんちゃんが見ているアクション仮面など。

登場人物が作中で見ているアニメ・ドラマ・映画作品など大抵は劇中劇。
稀に作者の描いた他の作品が映っている場合などもなくはない。

実写映画においては、実在の作品や同じ雑誌の作品を登場人物が見ている場合もある。

ノンフィクション

ノンフィクションとは、嘘が入ってない事を指す単語である。事実・史実・記録を中心とした作品。

映像作品としてはドキュメンタリー作品、インタビュー、歴史、紀行、生物・動物を取り扱った作品、などいろいろな種類が存在する。
偉人・有名人・実在の出来事・エピソードなどを再現したVTR。
- 実在の人物や事象・場所・名称等が使われる場合もある。

しかし「ノンフィクション」と銘打っている作品でも、内容全てが事実とは限らず「やらせ」「演出」「演技」「実際と異なる場所や様子」などが入る場合があり注意が必要である。

（例）完全に史実通りに再現しても地味だったり映えない。
（例）所縁の地での撮影許可が下りなかったり、それが既に取り壊されている。

また、そういった要素を含まず、全て事実で構成された作品であったとしても、製作側の恣意的な編集により、偏った内容、印象の作品を作る事はいかようにも可能である。（→情報操作）

逆に全く製作側の意志や心情が影響しない作品を作ることは非常に難しい。

登場人物に有名処の芸能人ばかりでブサイクが１人も居ないといった突っ込みもなくはない。

結局、その内容が真実かどうか信じるのは視聴者次第になる。

結果的にノンフィクション

動画・イラストなどで投稿した内容が後々に実現・発生してしまった場合など

「ニコニコ予言者」「時代が追いついた」といったタグがつく場合もある。

脚注

*将来的に、実際に同様の人工知能を持ったロボットが開発された場合はこの限りではない。

フィクション単語