フランク・ハーマンとは (フランクハーマンとは) [単語記事]

フランク・ハーマン（Fr ank Herrma nn、1984年 5月30日-）とは、アメリカ合衆国出身の元プロ野球選手（投手）である。

概要

OB
フランク・ハーマン Fr ank Herrma nn
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	ニュージャージー州
生年月日	1984年 5月30日
身長体重	193cm 100kg
選手情報
投球･打撃	右投左打
守備位置	投手
プロ入り	2005年アマチュアFA
引退	2022年
経歴
ハーバード大学クリーブランド・インディアンス(2010年-2012年) フィラデルフィア・フィリーズ(2016年) 東北楽天ゴールデンイーグルス(2017年-2019年) 千葉ロッテマリーンズ(2020年-2021年)
プロ野球選手テンプレート

2010年にメジャーデビューを果たし、2010年・2011年と2年連続で40試合に登板した。2013年はトミー・ジョン手術を受けたため全休し、2014年に自由契約となった。

2017年は開幕を一軍で迎える。当初は何度もボークを取られるなど日米の野球の違いに途惑ったが順応し、セットアッパーとして主に8回を任された。何度か先発投手の勝ち星を食いながらも56試合に登板し、3勝1セーブ33ホールド防御率2.72の成績を残し、オフに契約が更新された。

2018年はセットアッパーを務めていたが、松井裕樹の不振で抑えに転向した。8月31日に左脚の炎症で戦線離脱。47試合の登板で2勝3敗18セーブ12ホールドを記録した。

2019年もセットアッパーを務め、50試合に登板したが、アラン・ブセニッツの加入による外国人枠との兼ね合いもあり、クライマックスシリーズでは登板機会がなく、オフに退団となった。

2020年からは千葉ロッテマリーンズに所属する。背番号42。開幕から8回担当のセットアッパーを務める。3連投を避けるチームのブルペン運用も上手く嵌まって好投を続けていたが、9月半ばに右手第2指伸筋腱損傷で戦線離脱。復帰は10月下旬になった。とはいえ38試合に登板し23ホールド、防御率2.15の好成績を挙げチームの2位に貢献した。

2021年は開幕直後は不調でセットアッパーから外されたが、復調後は勝ちパターンの7回を担当。5月16日の埼玉西武ライオンズ戦で通算100 ホールドを達成した。45試合の登板で1勝1敗24ホールドだった。オフに自由契約となり、2022年 2月19日に現役を引退した。

長身から投げ下ろす150km/h前後のストレートとナックルカーブが武器。制球が良く、被安打は多めだが修正力があり大崩れしない。

ハーバード大学卒の超インテリ選手。インタビューなどではとても知的だが、マウンドで頭を使うタイプではないらしい。

年度 Year	球団 Team	登板 G	勝利 W	敗戦 L	セーブ SV	ホールド HLD	勝率 W-L%	投球回 IP	与四球 BB	奪三振 SO	失点 R	自責点 ER	防御率 ERA
2010年	CLE	40	0	1	1	7	.000	44.2	9	24	22	20	4.03
2011年		40	4	0	0	0	1.000	56.1	16	34	35	32	5.11
2012年		15	0	0	0	0	.---	19.1	4	14	5	5	2.33
2016年	PHI	14	1	2	0	0	.333	15.0	5	14	16	14	8.40
2017年	楽天	56	3	1	1	33	.750	53.0	13	58	20	16	2.72
2018年		47	2	3	18	12	.400	45.1	17	44	13	10	1.99
2019年		50	5	3	0	21	.625	47.1	16	49	16	16	3.04
2020年	ﾛｯﾃ	38	3	2	1	23	.600	37.2	12	37	9	9	2.15
2021年	ﾛｯﾃ	45	1	1	0	24	.500	43.1	13	38	26	25	5.19
MLB：4年		109	5	3	1	7	.625	135.1	34	86	78	71	4.72
NPB：5年		236	14	10	20	113	.583	226.1	71	226	84	76	3.02