ブリタニアとは、ローマ帝国が現イギリス・グレートブリテン島においた属州である。
現代でも「イギリスの」を意味する表現にブリタニアという表現が使われることが多い。ex.ブリティッシュ・ドリーム
また、そこから派生した様々な国、モノが現実・創作を問わず存在している。
ニコニコ動画では派生物の中でもアニメ『コードギアス』に登場する神聖ブリタニア帝国を指すことが多い。ストライクウィッチーズの1期の舞台はブリタニア連邦王国である。
イギリスのEU離脱の通称・俗称である「ブレグジット(Brexit)」には、ブリタニア(Britannia)とエグジット(exit)を合わせたかばん語説がある。
ローマ人ではじめて本格的にブリタニアに侵入したのは、ガリア戦役中のハゲのプレイボーイ、ユリウス・カエサルである。
ガリア(現フランス)を制圧するのに際して、ドーバー海峡をはさんではいるもののごく近くに存在していたブリタニアの存在は見逃すわけには行かなかった。カエサルは二度にわたってブリテン島に軍団兵を上陸させ、一度目は失敗するものの二度目の渡航によりブリテン島の原住民を破った。これがイギリスという国の始まりだというものも存在している。
その後のカエサルは、裏切ったガリアをフルボッコしたり、ルビコン川を渡るかどうかサイコロを手の中でいじりながら苦悩する作業が待っていたため、ローマのブリタニア制圧はここで一旦中断する。その後すったもんだあった挙句に、カエサルはブリタニアに戻らないまま暗殺されてしまった。
次に本格的にブリタニア制圧を命じたのは第4代ローマ皇帝クラウディウスである。カエサルからは100年の月日が流れていた。
第3代皇帝だった甥っ子が「ダメだこいつ・・・早く何とかしないと」という理由でボディーガードにぶっ殺された後に皇帝に祭り上げられた歴史研究家の50男クラウディウスは、ダメダメな甥っ子が立てた「ぼくのがんがえたブリタニアせいふくけいかく」の後始末をも押し付けられることになった。
クラウディウスは軍人ではなかったため直接の指揮は取らなかったものの、最初の大勝後に直接現地入りし属州化を宣言。さらに、将軍達に征服続行の命令を出した。この功績により、クラウディウスは凱旋式を行い、彼の息子には『ブリタニアを征服したもの』の称号が与えられることになった。しかし、実際には凱旋式を行なったときも征服は続行中である。
さらにおよそ70年後、ブリタニアで大規模な反乱が勃発する。この反乱は比較的すぐに鎮圧されたが、ローマ帝国の防衛に問題が発生したことには変わりない。これに対処したのがローマになかなか帰ってこない風来の皇帝ハドリアヌスである。
ハドリアヌスは帝国全土を東奔西走し、帝国の防衛システムを再構築した皇帝であり、ブリタニアでは『ハドリアヌスの長城』を作り上げた。この長城がそのままイングランドとスコットランドの境界線と化す。いわば、ブリタニアはここまでですよ、ここからは絶対侵入させないんだからね!と表明する建造物だった。
ときおりの反乱はあったもののローマはブリタニアを維持し続けた。しかし、4世紀になるとローマ帝国は衰退。ローマ本国すら蛮族が侵入する事態にまで陥り、ブリタニアは放棄されることになる。その後は小さな勢力がぶつかり合う暗黒の時代に入るのであった。
小さな勢力がぶつかり合う中で、様々な伝説ができた。その中でももっとも有名なのが男装した少女が王となって後に聖杯戦争に召喚される物語アーサー王と円卓の騎士の物語である。
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最終更新:2025/03/16(日) 00:00
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