ヘンリーとは、「きかんしゃトーマス」に出てくる緑色の大型テンダー蒸気機関車である。
声優は堀川りょうに始まり、第9期からは金丸淳一が演じているが、小さい頃から見ていたファンにはヘンリー=堀川りょうの定着が多い。※第5期ので何故かゴードン役の内海賢二さんが間違って演じているシーンもあった。また、ニコニコユーザーからはその声でベジータとあだ名で呼ばれることもある。
原作の「汽車のえほん」では、主人公のトーマスを差し置いて1巻でエドワード、ゴードンとともに初登場するがアニメでは第3話「でてこいヘンリー」で登場した。
1920年生まれ。車体番号は3番。カラーリングは緑のボディ。
車輪配置-動輪は3軸(車軸配置4-6-0)、外側シリンダー式。
本来の仕事は、ナップフォードからビッカースタウン間の貨物列車の本線を担当するが、たまに急行や客車を引く。
また、ティッドマス港からイギリス本島へ向けての海産物を運搬する夜行の急行貨物列車「フライング・キッパー(別名:呪われた貨物列車)」を臨時に担当する。 ただし、無事に到着することが少ない(理由:事故が多発)。
心優しいが、臆病なところもあり、そして自分のボディが汚れるのが嫌いな綺麗好き。
初登場時にグリーンのボディと赤いストライプが汚れるのが嫌でトンネルに引きこもったことがある。
森や木と自然を愛する一面を持っており、一度嵐で木がすべて倒れた時にはものすごいショックを受けたことがあった。
彼のモデルの機関車は二つある。
改造前はゴードンと同じくロンドン・アンド・ノース・イースタン鉄道(LNER)の「クラスA1」。
改造後はロンドン・ミッドランド・アンド・スコティッシュ鉄道(LMS)の有名な「ブラック・ファイブ」こと「クラス5」。
第1期 | 第3話 | でてこいヘンリー | 雨の日に乗客を乗せた急行を引いたままトンネルから出てこなくなり、機関士が「出て来い」と言っても「やーだよ。雨に濡れると僕の素敵なグリーンのボディや赤いストライプがだめになっちゃうんだもーん」と駄々をこねた。 その後、乗客全員でヘンリーを引っ張ったり押したりし、トップハム・ハット卿も駆けたが「医者が押すことも禁じてな」と手伝わなかった。 ついには、トーマス(原作ではイーグルというジェームスそっくりの機関車)が駆けつけるも、やはりだめでトンネルに監禁される。 |
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第4話 | ヘンリーだいかつやく | ヘンリーをからかおうとしたゴードンの安全弁がイカレてしまい、エドワードでは代役が無理であったことから、やっとヘンリーはトンネルから出ることができた。(「ヘンリー、この客車を押してくれるかね?」「うん、いいとも~!」)その後、二度とバカなことはしないと心に誓う。 | |
第5話 | トーマスのしっぱい | 自分が担当だった急行が病気により動けず、トーマスが代理として引くが、恩を仇で返した。 原作では、ラストにゴードンやエドワードと同じく青く塗り替えられるが、読者がゴードンと区別がつかないためか6巻から緑に戻される。 |
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第19話 | フライング・キッパー | 雪の中でフライング・キッパーを牽引中に雪が原因でポイントが凍っているのを見落とし、減速もせず引き込み線に入ってしまい待機していた別の貨物列車に衝突する。 幸い、引き込み線に待機していた車掌たちは無事であったがヘンリーだけは重症を負い、トップハム・ハット卿によりクルー工場に送られてベルペヤ式火室に改造される。 これが今のヘンリーの姿となる。 |
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第20話 | きてきとクシャミ | その姿にやきもちを焼いたゴードンから「汽笛を鳴らしすぎ」と言われショックを受ける。 翌日、いたずらガキどもに石を投げられて激怒し、その仕返しとして、煙突(人間でいう鼻)にたくさんの灰をかぶり、クシャミで子供たちを懲らしめるが、バカなことが危険だということを教訓する。 |
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第2期 | 第39話 | ディーゼルとわるだくみ | ディーゼルにコチコチの堅物野郎と誹謗中傷されたが、ディーゼルに騙され、ダックが言ったものだと勘違いした。 |
第3期 | 第72話 | たんすいしゃがほしい | ゴードンの兄弟のフライング・スコッツマン(原作では本人登場だが、アニメでは事情があって炭水車だけの登場)のダブルテンダーに憧れており、ダックに釣られて古く錆びた炭水車6台(それも解体処理予定の廃車である)を引かされる。 |
第4期 | 第79話 | トンネルのなかのかいぶつ | トンネルの中で象に遭遇し、象にトンネルの外まで押された上に水をぶっかけられ、ゴードンに「次は何を怖がるんだ?」とからかわれた。 |
第80話 | じょおうへいかがやってくる | 女王陛下の列車を牽引する機関車として内定していたが、白いペンキが彼のボディーにかかってしまい、内定取り消しとなった。 | |
第5期 | 第119話 | みどりのくじら | フライング・キッパーを牽引するが、崩れた線路に入ってしまい、海中を走ってしまった。翌日線路に戻されたが、子供たちからくじらだとからかわれた。 |
第8期 | 第190話 | ヘンリーとねがいのかなうき | ゴードンの代わりに急行列車を牽引するが、貨車を牽きすぎたのが原因で、お客から苦情が来るほどの腕になってしまった。 |
第10期 | 第249話 | おおきくてつよいヘンリー | ゴードンよりも力持ちであることを証明するために大量の貨車を曳いたが、脱線してしまう。 |
第20期 | 第469話 | ヘンリーか?ゴードンか? | ゴードンの代わりに急行列車を牽引したが、ゴードンよりも好評価を受けた。 |
第474話 | やみにひかるヘンリー | 夜の時に光るペンキを塗ってしまったために夜は光り、他の機関車から幽霊だと怖がられた。 | |
第22期 | 第516話 | おくれてないけどこんらん | ロージーと共にヴィカーズタウンに引っ越す。 |
彼の改造前の姿はゴードンとそっくりだが、釜が小さく走りに不具合があった。これは石炭の質が悪いために十分な熱が無く、力が出なかったことが原因であり、解決せんとしたトップハム・ハット卿と機関士から、燃焼時の発熱量が多く、高価なウェールズ産の石炭を特別に支給される。
しかしそれ以外の理由は、ゴードンと同じ形でありながら区別がつかないのもあった。
一度作者のオードリー牧師に「彼をスクラップにしてしまおう」と殺されかけたこともあって、改造を受けることとなった。
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最終更新:2025/04/22(火) 01:00
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