ボルボロスとは、『モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターである。
獣竜種 | |
---|---|
ボルボロス |
|
別名 | |
通常種 | 土砂竜 |
亜種 | 氷砕竜 |
登場作品 | |
モンスターハンターのモンスターテンプレート |
モンスターハンター3から登場。別名”土砂竜”。硬い頭部と素早さを活かした突進攻撃を主体とするが、体に泥を纏う習性があり、その泥を撒き散らしての攻撃も行う。泥攻撃を食らうと水属性やられ+土だるま状態となり行動に大幅なペナルティを負わされ、ボルボロス自身の俊敏さも相まって非常に不利となってしまうため注意が必要。
MH3では☆3のクエストで初登場するが、そのなかでは非常に強くクルペッコやロアルドロスとは比べ物にならないほど、序盤の壁っぷりに悲鳴が続出した。
前述の通り、頭部が非常に硬く生半可な武器では弾かれてしまうが、胴体はそれほどでもなく、珍しいことに腕が弱点。またその頭部も、打撃攻撃で破壊すると一部が剥離し、破片から剥ぎ取りを行うことができる。
砂原にある沼地に生息しており、同エリアでの戦闘中には泥の上を転げ回って体に泥を纏う様子も見ることができる。この泥には遮熱効果があり、纏っている間は火属性に強いが水属性に弱い。しかし攻撃を加えていくと泥が剥げ落ち、今度は火が有効となり水が効かなくなる。
なおこの泥は意外と栄養価が高く、剥げ落ちた際に落し物として入手できた場合は農場の肥料として利用することができる。
非戦闘時には完全に泥に潜ってしまっている時もあり、その際は頭頂部にある鼻腔だけを水面に出して呼吸を行う。呼吸ごとにうっすら水蒸気が上がるため、その様子は小型の蒸気船を連想させる。
砂原に生息する巨大昆虫が好物で、昆虫の巣穴を崩してオルタロスを捕食する姿が目撃されている(アリ塚をボルボロスに破壊させることが、討伐クエストのサブターゲットにもなっている)。
MHP3からは、氷と雪を纏った亜種が登場。別名”氷砕竜”。通常種よりも行動パターンが増えており、こちらも昆虫が好物なのかブナハブラの巣を破壊して捕食している。また、MH3ではイビルジョーしか行わなかった凍土の隠しマップへの入り口を壊してくれる実にありがたいモンスターでもある。
ボルボロスは圧倒的な攻撃力と俊敏な素早さを持ち、MH3の序盤のなかでも特に突出した強さを持つ。おそらくこのモンスターで初めて力尽きたという人も多いのではないか。このボルボロスに躓きいまだに獣竜種が苦手である人もいる。初めて戦うときは回復アイテムを目一杯持っていこう。
強さの秘訣は突進の後の素早い振り向きや意外と火力がある泥ばら撒き、ハンターの周りを回る徘徊、そして大剣などの抜刀攻撃をかわすための振り向きながらの軸ずらしなど枚挙に暇がない。今までのモンスターと骨格も攻撃方法も違うので初戦は苦労必至。
突進後の素早い振り向きはMHP2G以前のモンスターにはなかったので、MHP2Gで「突進の後がチャンス」と思っていたハンターたちが突進の後に攻撃するのだが、ボルボロスはリオレイアやリオレウス、ドスファンゴなどと比べ突進の振り向きが非常に早くハンターの攻撃が振り向き時の軸ずらしで当たらなかったり、頭に当たってはじかれるなどと大きな隙を作ってしまい、そのままボルボロスの突進を食らい死んでいったハンターたちも多い。
ハンターの周りを回る徘徊はハンターの後ろに回り込もうとしてるのだが、いつ攻撃されるかわからないと考えて怯えたハンター自身も背後を取らせまいと動くので、非常に長い間ボルボロスも背後を取ろうとして回っていることが多い。水属性やられ中はスタミナの回復速度が落ちているので無闇に追いかけない方がいい。
泥ばら撒きは範囲もかなり広く、火力も地味に高い。届かないだろうと考え尻尾を切ったりしていると、いつの間にかこの泥状態にされている。そのうえ水属性やられの効果まである。
泥状態を解除する「消散剤」もMH3では5個しか持てず、入手方法もこの頃はボルボロス狩猟クエストの支給品限定で2個のみ。1回のクエストで使うには非常に足りない。
かといって歩き回って回復しようとするとボルボロスの攻撃で力尽きることも。特に突進の後に振られる尻尾には当たり判定があるので、これで赤ゲージが削られてストレスがホッハ。
しかし水属性やられは時間的に効果が続いているので、徘徊を追いかけたり回転回避しているうちにスタミナが減していき回復速度もかなり落ちる。そしていざという時に緊急回避が使えず攻撃をまともに食らい死ぬハンターが続出。「水守の種」は一応持っていった方がいいだろう。
だがMHP3では異常なまでの弱体化を食らった。全体的な火力の修正、突進後の振り向き速度の大幅延長、軸ずらしの幅の縮小、そして泥まき時の水属性やられの廃止など。MH3経験済みでボルボロスに思いがあるユーザーたちからは「もう別物だろ・・・」「トライは良かった」などの弱体化を悲しむ声が多かった。
『ストーリーズ』のボルボロスは一言で言うと「なんだか扱いが不思議」な種である。
オトモンに出来る獣竜種のモンスターは、3竦みの傾向は多くがパワーなのだが、ボルボロスはなぜかスピードである。
ボルボロスの特徴的な生態である泥や雪を纏う行動は、MHSTでは「最も高い耐性と最も低い耐性の属性を入れ替える」アクティブスキルで再現されているのだが、通常種は素の状態では水属性と火属性が入れ替わってくれるのに対し、亜種は素の耐性が氷属性>雷属性>火属性の関係のため、持たせる絆遺伝子で氷属性以外の属性耐性を強化しない限り、氷属性が弱点になるという矛盾が起こる。MH3の氷属性やられのつもりだとしても無理がありすぎである。
MHST2では亜種の雪纏いが攻撃のバフスキルに変えられたので問題なくなったのだが、今度は通常種のほうが怪しいことになってしまい、道中で遭遇するイベントの場所がなんと雪山の洞窟になっている。
このイベント終了後には雪山フィールドのモンスターの巣で遭遇するようになるのだが、亜種がいるべき場所での通常種というのは、「気合のカタマリ」[1]ならぬ「違和感のカタマリ」である。
掲示板
184 ななしのよっしん
2023/12/31(日) 16:33:26 ID: nj5Sn0PFfl
そういやワイルズは砂漠やサバンナ的なpvだったしまた出演するのかね?
地味にダブルクロス以降出ずっぱりだし
185 ななしのよっしん
2024/02/23(金) 05:19:36 ID: NYOgZ/C/z2
やっぱりゲームである以上より困難な挑戦にはより大きな成果があるべきだと思うわけ
そこからいくと怒り状態というより危険な状況で足を攻撃して怯ませると逆に転倒しないってのはゲームとして間違ってる気がするなあ
と獣竜種の草分けたるボルボロスと戦うたびに思う
186 ななしのよっしん
2024/10/04(金) 12:46:17 ID: aeQczM+Ori
ケマトリスがワイルズで最初に戦う獣竜種になりそうだから続投するか微妙そうじゃない?
急上昇ワード改
最終更新:2024/11/08(金) 12:00
最終更新:2024/11/08(金) 12:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。