マナケミア2〜おちた学園と錬金術士たち〜とは (マナケミアツーオチタガクエントレンキンジュツシタチとは) [単語記事]

マナケミア2〜おちた学園と錬金術士たち〜とは、株式会社ガストより発売されているアトリエシリーズのＲＰＧである。
本稿では「マナケミア2 ～おちた学園と錬金術士たち～ PORT ABLE+」(以下PSP版と表記)についても記述する。

概要

アルレビス学園、おちる―。

2008年 5月29日、アトリエシリーズ１０作目としてPS2で発売。2009年 10月1日には新要素を追加したPSP版も発売している。
キャラクターデザインは引き続き芳住和之氏が担当。

前作から数十年後のアルレビス学園が舞台となっている。
科目は前作の錬金術科だけではなく、戦闘技術や政治などの科目が建てられ、前作とはまた違った雰囲気で楽しめる。顔見知りのキャラも出てくるが、今作では物語に介入することは少ない。

システムも前作とほぼ同様であるが、追加要素として戦闘では主人公以外を最後に回しても発生するサポート攻撃「インフィニメットストライク」、自由時間においては自分の作成したアイテムを売ることが出来る「バザー」などがある。
PSP版では新要素として「戦闘員養成所」が追加された。戦闘を目的としたダンジョンで入るたびにマップが自動生成される。

登場人物

公式サイトから一部抜粋。今作では主人公が２人おり、アトリエごとにストーリーが違う。
一つのアトリエを選んだ際にはもう一つのアトリエがライバルチームとして物語に介入する。

ロゼのアトリエ

ロゼリュクス・マイツェン(CV.小野大輔)
本作の主人公その１。「ロゼ」の愛称で呼ばれている。１６歳。ぶっきらぼうで愛想がない。戦闘技術科専攻。
物心つく前に両親が他界し、今まではヴェーレンドルフ家の執事として世話になっていた。
契約するマナを持っておらず、むしろマナと錬金術を一緒くたに嫌っている節がある。
リリアーヌ・ヴェーレンドルフ(CV.佐藤利奈)
名門貴族ヴェーレンドルフ家の一人娘。ロゼを執事として契約した張本人。愛称「リリア」。錬金術科専攻。
家を継ぐ前に錬金術師の称号を得たいという思いでロゼと共に学園に入学。といっても目的は別にあるようだが。
前作の後輩並の想像力を持っており、その内容で一喜一憂することも。ウルリカとは仲が悪い。
ウィム(CV.門脇舞以)
リリアとマナの契約をしている水のマナの女性。メイド服姿をしている。
リリアの想像からでるトラブルのストッパーであったり、逆に天然の一言で周囲を悩ますこともしばしば。
戦闘の際はリリアが命令をだし、ウィムがそれに応じて戦う構成になっている。
エトワルド・ダイスラー(CV.大垣理香)
愛称「エト」で知られる戦闘技術科専攻の女の子。重度のブラコン。暇を見つけては弟のエナのところに遊びに行く。
性格は明るく、戦闘能力はロゼを叩き落すほど強い。しかし頭のほうはだけは別だった。
ロゼとリリアとは遠い昔に幼馴染である。
ユン(CV.矢薙直樹)
契約主を持たない野良のマナの男性。リリアが一時的な契約（マナとしてではない）としてアトリエメンバーに入る。
普段は学園内で仕事を遂行している。賃金の使い道は不明。コロナという娘がいる。ぺペロンやゴドーとは良き親友。
性格はクールでほとんどのことには動じない。...そう思っていた時期が編集者にもありました...。
ぷによ(CV.宮崎羽衣)
普通課所属の女の子。５歳。捨て子だったところをぷにぷにの兄弟によって拾われたため「ぷにー」としか喋れない。
自分のことをぷにぷにだと思い込んでいたため、このままでは将来が危惧されるとぷにぷに兄弟が判断。
よって、兄弟たちとともに学園に入学する。言葉は通じているらしく、それなりに空気が読める子。
ぷに太郎、ぷに二郎、ぷに三郎(CV.影平隆一)
ぷによと共に学園にきたぷにぷに達の兄弟。名前のとおり左から長男→次男→三男。
長男熱血、次男冷静沈着、三男のんびり屋とそれぞれ違う性格。
ぷによが普段乗っているのは次郎である。

ウルリカのアトリエ

ウルリカ・ミューベリ(CV.川澄綾子)
本作の主人公その２。１６歳。考えるより先に手が出る性格。錬金術科専攻。
幼い頃、見知らぬ老人から「マナの卵」を託され、それが本物であることを信じ卵を孵すために学園に入学する。
錬金の潜在能力は高いのだが頭が悪いため、中々生かしきれていない。「うりゅ」というマナを連れている。
うりゅ(CV.あきやまかおる)
ウルリカの持つ「マナの卵」から生まれたマナ。生まれたばかりでほとんどの言葉が喋れない。
かわいらしい外見と仕草でウルリカから溺愛されているが、その正体は...。
何をつかさどるマナなのかは不明だが、一度ロゼを精神崩壊寸前まで追い込んだことがある。
クロエ・ハールトーク(CV.後藤邑子)
ウルリカの幼馴染の女の子。ウルリカに半ば付き合う形で学園に入学。錬金術科専攻。
錬金術よりのｒ...おまじないに興味があり、ウルリカ達アトリエメンバー、はたまたロゼ達にまで実験台にしている。
比較的おとなしい性格だが、時々人の傷口をえぐる毒舌家でもある。あ...すいません。ちょっと調子にのりすぎました。
ぺペロンチーノ(CV.小杉十郎太)
愛称「ぺペロン」。ガチムチだがレスリングはしない。むしろ好印象。ガチムチだけど。
錬金術のサポートをする一人前の妖精さんを目指して修行を積んでいる。
実は今作に一番影響している人だったりする。
エナーシア・ダイスラー(CV.井ノ上奈々)
愛称「エナ」。名前とCV的に勘違いされがちだが男である。普通課所属。
ブラコンのエトから逃れるために学園に入学する。が、それも失敗に終わってしまう。
キャラが濃いウルリカのアトリエの中では唯一（？）の常識人。武器のメンテは欠かさない。ぷによとは良き友達。
ゴドー(CV.緒方賢一)
ぺペロンに助っ人と呼ばれて学園にやってきた、自称「美しき白の神獣」。見た目はまんま着ぐるみ。
アトリエメンバー以外の女性には非常にモテている。本人も女好きだが釘を刺されている。
実は中身はかなりのイケメンらしい。