ミステリーランド 単語

1件

ミステリーランド

1.7千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

ミステリーランドとは講談社2003年からときどき発行していた、児童書のようなミステリーシリーズである。28人の作家により全部で29作品(30冊)が出版された。

『かつてこどもだったあなたと少年少女のための』が合い言葉だが、実際にはそうとは限らない。

概要

  • 中には冒険活劇や出会いや探検なんかではぬるい、と感じて本気を出される作家さんもいらっしゃるようで、主人公こども殺人を犯したり男の子だけど手を出されたり胸を貫かれて血が噴出したりとどう考えてもこども向けではないものもある。もしこどもに買い与える場合があるのなら事前を通すことをおすすめする。
  • 最初の内は3ヵに一度、3冊配本(発行することをこう表現している)というペースを守っていたがいつのまにか不定期配本へと変化。理由はお察し下さい。
  • 小説(特にミステリ)好きなら一度は読んだことがある作家ばかりが執筆者として並んでいることで知られる。これはひとえに、シリーズ発案者である宇山日出臣のおかげである(詳しくは山の項を参照)。

刊行されたミステリーランドの一覧

『くらのかみ』**

小野不由美

子ども王様

殊能将之

透明人間の納屋』

島田荘司

果て秘密

有栖川有栖

魔女の死んだ』*

篠田由美

『ぼくと未来屋の

はやみねかおる

黄金ひとり』**

太田

神伝 の巻』

神伝 神の巻』

高田崇史

『闇のなかの』*

竹本健治

探偵伯爵

森博嗣

『いつか、ふたりは二匹』

西澤保彦

魔王殺人事件』*

歌野晶午

『ほうかご探偵隊』

倉知淳

ラインの虜囚』

田中芳樹

神様ゲーム

麻耶雄嵩

カー復讐

二階堂

『びっくり館の殺人

綾辻行人

怪盗グリフィン絶体絶命

法月綸太郎

チョコレート

乙一

ステーション

山口

酸素に映らない』*

上遠野浩平

『ぐるぐると歌う

加納朋子

野球アリス

北村薫

トレジャー・キャッスル』*

菊地秀行

『ぼくが探偵だった

内田康夫

眠り姫バンパイア

我孫子武丸

欧羅巴』**

井上

七月に流れる

八月は冷たい

恩田陸

**は未ノベルス化、未文庫化(ミステリーランドでしか出ていない作品)。*はノベルス化済みだが未文庫化。無印文庫化済み。(竹本健治『闇のなかの』は短編集『汎虚学研究会』に収録、山口也『ステーション』はノベルス文庫では『古』に改題)

『ぼくと未来屋の』『ぼくが探偵だった』の2作は講談社青い鳥文庫からも刊行された。

関連項目

この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
上坂すみれ[単語]

提供: ふりい

もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2025/03/13(木) 20:00

ほめられた記事

最終更新:2025/03/13(木) 20:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。