メイドインアビスとは (メイドインアビスとは) [単語記事]

メイドインアビスとは、竹書房が配信するWebコミックサイト『WEBコミックガンマ』にて連載中の少年少女がわくわくする穴に潜る漫画である。2024年 9月現在、既巻13巻。

著者は「つくしあきひと」。KONAMIの『おとぎ銃士赤ずきん』や『エレビッツ』のキャラクターデザインを手がけている。

2016年 12月にテレビアニメ化が発表され、2017年 7月～10月に放送された。

2020年 1月に続編となる『劇場版メイドインアビス深き魂の黎明』が公開された。

テレビアニメ第2期『メイドインアビス烈日の黄金郷』が2022年 7月から9月にかけて放送された。

あらすじ

人類に唯一残された未踏の地、深さ２万メートルを超える秘境の大穴『アビス』。
深淵の向こうに存在する奇々怪々な深生生物や、人類の持つ英知ですら及ばぬ摩訶不思議な遺物の数々。その存在に心奪われ、浪漫を求めて冒険に挑む者達を、人々はいつからか『探窟家』と呼ぶようになった。

アビスの表層部に建てられた探窟家達の街『オース』。
その孤児院で探窟家見習いとして生活している少女リコは、いつか母親のような偉大な探窟家となり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。

ある日のこと、孤児院主導によるアビス探窟の最中であったリコは、偶然深生生物に襲われてしまう。
危機一髪で何者かに助けられたリコは、眠るように倒れていた一体の少年ロボットを見つけて……

概要

連載方法・単行本リリースなど

漫画
メイドインアビス
作者	つくしあきひと
出版社	竹書房
掲載	WEBコミックガンマ
掲載期間	2013年 -
巻数	既刊12巻（2023 年7月時点）
アニメ
監督	小島正幸
製作	キネマシトラス
放送期間	2017年 7月 - 10月 2022年 7月 - 9月
話数	全13話（第1期）全12話（第2期）
漫画・アニメテンプレート

前述の通り、「WEBコミックガンマ 」にて連載中。各月10・20・30日のどれかのタイミングで更新される。更新頻度は概ね1ヶ月強～2ヶ月。本編『ハローアビス』は公開後しばらく残り、単行本が発売されると、そこに収録される分が削除される。

また、本編とは別に、幕間である『ハウアーユードコカ』が連載されており、こちらは6巻発売までの部分が6巻に収録された。

単行本のカバー裏は毎度非常にはっちゃけた内容となっており、新巻が出るたびに特殊な性癖を持つ一部の紳士諸兄が熱狂している。そうでなくとも世界観を補完する様々な設定が描き込まれている。

世界観

「あたたかさ」と「冷徹さ」、「SF」と「ファンタジー」の入り混じる世界観を、精緻な描き込みと絵本のような柔らかい画風で作品の隅々にまで行き渡らせている。画風通りのほんわかした場面やギャグシーンもある一方で、綿密な設定に基づく容赦ない描写も数多い。

ファンタジーの入り混じる世界観ではあるが、よくある「治癒魔法」や「緊急時のダンジョン脱出アイテム」のようなものは存在しない。「アビス」と呼ばれる人類未踏の大穴に深く潜るほど、帰還時に肉体と魂を蝕み壊していく『呪い』からも、誰も逃れることは出来ない。

「探窟家」と呼ばれる人々は、それでも「アビス」に眠る遺物を生活のために探し求める。あるいは様々な理由から最深層を目指し、己の肉体と魂を投げ打って挑み続けている。

絵柄から受ける「子どもたちのわくわく大冒険」のような初見の印象とは全く異なる、死の匂いが色濃く立ち込めた美しい「深淵」。それに魅せられ挑み続ける人々のリアルを隠すことなく描き出したギャップがネット上で話題を呼び、徐々に人気を博すようになった。

また劇中では色々な意味で何かと「匂わせる」展開が多く、なんとも言えぬ背徳感にあふれた作品でもある。何かって？そりゃ…お前…なあ？

登場人物

リコ: 赤笛（探窟家見習い）。本作の主人公。デコメガネ少女。
オースの街にある「ベルチェロ孤児院」で暮らす探窟家見習い。
人一倍アビスへの憧れが強く、遺物をちょろまかしてはよく叱られている。マイルームは元・仕置部屋。
周囲の男子も振り回される程に活動的でエネルギッシュ。
レグに裸を見られてもロボットだからセーフと恥じらいもしない程度には乙女力が足りない。
しかしアビスや遺物についての知識は群を抜いており、孤児院仕込みのサバイバル技術も併せ持つ。料理の腕はかなりのもので、豊富な知識でどんな深生生物も見た目はともかくおいしく調理する。通称リコ飯。どこのダンジョン飯だ
戻らないアビス探窟に出た母親の手紙が届いたことをきっかけに、自身もアビスに身を投じる。
漫画作品のヒロインとしては（いろんな意味で）相当体を張った活躍を見せる。
レグ: リコがアビスで拾ったロボットの少年で、本作のもう一人の主人公兼ヒロイン。; 手足は金属質だが、顔やボディの質感は人間のそれとほぼ変わらない。
少年らしい容姿と性格ではあるが、口調はやや堅く大人びている。口癖は「度し難い」。
自分の身体のことを含め、リコに拾われる以前の記憶が無い。名前はリコが昔飼っていたペットの犬からもらったものである。
アビスの遺物であると思われるが、発表されている遺物のリストには彼のようなロボットやそれに類似するものは載っておらず、発見されても隠匿されてしまうという「奈落の至宝(オーバード)」の類ではないかとリコ達は考えている。
自身がアビスの上層で記憶をなくして倒れていた理由を求め、リコと共にアビスの深淵へ挑む。
類稀なる身体能力を誇り、更には生物ではないためか「アビスの呪い（後述）」が全く効かないという驚くべき性質を持つ。リコに足りないフィジカル面を大きくサポートする。
必殺技である火葬砲(インシネレーター)は凶悪な深生生物をも一瞬にして焼却する程の絶大な威力を誇るが、一度撃つと二時間くらい昏睡状態に陥ってしまう。
傷一つ付かない強靭なボディだからと言ってボコボコにされたり、やたらと尖ったものでおへそを狙われたり、おしりの穴に棒を突っ込まれたりと碌な目に合わない。
ライザ: 白笛（伝説級探窟家）『殲滅卿』。通称は「殲滅のライザ」。
一級遺物「無尽槌(ブレイズリープ)」を手に圧倒的な武勇を誇る、リコの母親。
10年前に、帰還不可能なアビス第6層以降に挑む絶界行(ラストダイブ)を決行し、消息不明となる。
ジルオ: 月笛（師範代）。ベルチェロ孤児院の子供達を取りまとめるリーダーのような存在。
真面目な性格だが少々無愛想。
歯止めの効かない不羈奔放なリコの事を厳しく躾けるのと同時に、気にかけてもいる。
オーゼン: 白笛『不動卿』。通称「動かざるオーゼン」。深界二層に建つ監視基地(シーカーキャンプ)の防人。; リコの母親であるライザの知己で、長身の女性。すごい猫背。そして怪力。
老婆のような口調で、実際に数十年も白笛をやっているのだが、その顔立ちは若々しい。
美貌を保つ為の秘訣とは、なんと……。
サディスティックな性質で、相手をいじめて愉しむような度し難い素振りが目立つ。本人曰く「子供だましは嫌い」。
感情が昂ぶるととんでもなく怖い顔になる。
マルルク: 蒼笛（一人前）。監視基地の哨戒を行う、オーゼンの弟子。青髪。かわいい。
礼儀正しくしっかり者。お師さまことオーゼンには絶対に逆らえない。
リコ達と同じくらいの年齢で、レグとは特に気が合うようだ。かわいい。
エプロンドレスのような意匠の服とカチューシャを身に付けており、一見少女のように見えるが、性別は明かされていない。
ナナチ: 3巻で登場。アビスの呪いによって肉体が変質した「成れ果て」。人目を避けてアビスに棲み着いている。
山羊っぽい瞳孔と、兎っぽい耳がキュートな、自称「ふわふわのぬいぐるみ」。口癖は「んなぁー」。かわいい。
自らの縄張りに入ったリコとレグを監視していたが、2人のピンチに「かわいそうになったから」と助けることになる。
見た目上はリコ達と同じ位の年頃である。
ひょうきんな口ぶりで、つかみ所がない。
医術に精通しており手先は器用な様だが、一方で料理の腕はかなり度し難い。かわいい。
特徴的な外見と口調から中性的な印象が強いが、やはり性別は明かされていない。
そのケモナーホイホイなキャラデザインと彼（女）にまつわるエピソードによって、一部から非常に大きな支持を得ている。
ボンドルド: 白笛『黎明卿』。通称「新しきボンドルド」。
同じく白笛の、『あの』オーゼンをして「私みたいに優しくない」「筋金入りのろくでなし」とまで言わしめる人物。
名前だけは初期から出ていたが具体的なエピソードは第3巻から。その特異なキャラクターと度し難い所業に強烈な印象を読者に残した。
ナナチとは浅からぬ因縁がある様子だが…
余談だが、名前が微妙に覚えづらい上に編集にボン「ボ」ルドと誤植されたため、読者からは「ボンカレー卿」だの「ボンオドリ卿」だの「ボンバイエ卿」だの、好き勝手に呼ばれている。
プルシュカ: ボンドルドの娘。
溌剌かつ好奇心旺盛な少女で、ボンドルドを「パパ」と慕う。
第5層にあるボンドルドの研究施設「前線基地(イドフロント)」で生まれ育ったため、地上を知らない。
ボンドルドの言いつけにより、前線基地でリコ達一行を出迎える。リコと意気投合するが…

単行本6巻以降の登場人物

この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。
ここから下は自己責任で突っ走ってください。

マジカジャ: 六層で出会う、全身が機械でできた成れ果て。ナナチとは違い、身体は入れ物でしかない。リコたちと同じ言語を話すことができる。異様な見た目に反して、性格は穏やかで良心的。
マアアさん: 六層で出会った成れ果ての一人。メイニャを乱暴に扱ったことで「精算」されてしまい、大切なぬいぐるみや肌の一部を失ってしまった。しかしリコをピンチから救ったことがきっかけで仲良しになる。見た目はかわいらしいがケツが汚い。匂いはリコ曰く「結構よごれてる乾いたうんちをやさしくした」 感じらしい。
ムーギィ: イルぶるで食堂を経営している成れ果て。リコたちと話すことができ、彼女にイルぶるの言語について教えた。
ファプタ: 通称「成れ果ての姫」。成れ果てたちの前にはめったに姿を現さず、どこにでも行けて、決して滅びない存在だという。四本の腕を持った謎の生き物で、レグとは面識があるらしい。
干渉器: ファプタと行動を共にする機械。その名の通り、見て触れて知ることで情報を得る。もともと六層以外にもいたらしいが、既に通信は途絶えてしまっている。
ワズキャン: 成れ果ての村を作った三賢の一人。陽気な性格をしている。『決死隊』ガンジャのリーダーだった。
ベラフ: 三賢の一人。メデューサのような細長い体が特徴。過去にボンドルドに出会ったことがあり、連れていたミーティをなんとしてでも手に入れるため、自身の体の一部を対価として支払い、ミーティの複製を得た。ナナチはベラフがミーティを乱暴に扱っていることに耐えられず、自らをベラフに売り、ミーティを買うことになる。
ジュロイモー: 三賢の一人。成れ果てたちの中でも一番の巨体の持ち主。
ヴエロエルコ(ヴエコ): 『目の奥』と呼ばれている場所に囚われていた人物。決死隊『ガンジャ』のメンバーの一人で、イルぶるを作るのに関わっていた元三賢だが、村を作るのに反対したことで地下深くに封じられていた。リコによって助けられる。

重要単語

アビス

この作品の主な舞台。

およそ1900年前、南海ベオルスカの孤島に発見された、全ての大地を踏み抜いた人類の、最後の未踏の秘境。

直径は約1,000メートル、深さは今でもわかっていない大穴である。後述の探窟家たちにより20,000メートル程度までは確認されているが、それ以上の深度は未だに謎に包まれている。

内部では現代技術を用いた所で解明のしようもない数多の『遺物』が眠り、奇妙奇天烈な深生生物達がひしめいている。その存在は人々の探究心をくすぐり、未知との邂逅や一攫千金を夢見て冒険に挑む多くの『探窟家』達を呼び寄せた。

アビスの呪い

アビスでの発見を携え、帰還しようとする探窟家達を例外なく襲う原因不明の現象。潜る（下降する）際には何の影響もないが、アビス内を上昇すると途端に発生するため「上昇負荷」とも呼ばれる。ヒトである限りこの呪いから逃れる術は無い。

アビスのより深くへと潜る程、帰路にかかる呪いは重く激しくなる。特に深界六層以降の、五体満足での帰還が有り得ないとされる深度へ向かう探窟はもはや帰還しない事が前提であり、『絶界行(ラストダイブ)』とも呼ばれる。作者いわく、「ワクワクする自殺」。

深層	深度	呪いの内容
深界一層	0m～	軽い目眩と吐き気
深界二層	1350m～	重い吐き気　頭痛　末端の痺れ
深界三層	2600m～	上記に加え平衡感覚に異常　幻覚や幻聴
深界四層	7000m～	全身に激痛　穴という穴から流血
深界五層	12000m～	全感覚の喪失　それに伴う意識混濁　自傷行為
深界六層	13000m～	人間性の喪失　もしくは死に至る
深界七層以降	15500m～	確実な死

探窟家

アビス表層部に構えられた奈落の街『オース』を拠点に、大穴へ潜る冒険者達の通称。彼らは探窟家の証である実力に合わせた『笛』を所持しており、その色によって探索可能な深度が定められている。

笛の種類	階級	深度制限
鈴付き	タマゴ	侵入不可
赤笛	見習い	深界一層まで
蒼笛	一人前	深界二層まで
月笛	師範代	深界四層まで
黒笛	達人	深界五層まで
白笛	伝説級	深度制限無し

また白笛は別名『奈落の星（ネザースター）』とも呼ばれ、「◯◯卿」という通称も付く。

遺物

アビス内部に存在する、不可思議な力を秘めた人工物。その性質に合わせて数段階の等級が設けられており、取引の際の目安になる。審査基準は多岐に渡り、等級は時代に合わせて変化するものが多い。

等級	解説
四級遺物	取るに足らない、または用途が不明なもの。既存の道具の代用になりにくいもの。
三級遺物	高い価値や実用性を示すもの。探窟において有用なもの。
二級遺物	新しい概念をもたらし、生活を変えうるもの。また、探窟において極めて有用なもの。
一級遺物	国同士の力関係を変えうるもの。深層探窟においても極めて有用なもの。
特級遺物	多くの国々、ひいては世界を変えうるもの。

奈落の至宝(オーバード)

正式な分類ではない。
アビスの価値を脅かしうる程の遺物は競売にすら上がらず、
秘匿隠滅されているという噂から生まれた。

アニメ

2017年 7月から放送開始。全13話。

ニコニコでは7月15日より配信開始された。なお、第1話から有料である。

2018年 7月14日から毎週1話ずつニコニコ生放送にて上映会が行われ、またニコニコチャンネルでも毎週1話ずつ無料配信されていた。

2019年には劇場版総集編『旅立ちの夜明け』『放浪する黄昏』が、2020年にはテレビシリーズの直接の続編となる『深き魂の黎明』が公開された（後述）。

2022年 7月より『深き魂の黎明』の続きを描く第2期『メイドインアビス烈日の黄金郷』が放送された。全12話。こちらもニコニコでは第1話から有料となる。

スタッフ

主題歌

オープニングテーマ:「Deep in Abyss」　歌：リコ（CV:富田美憂）、レグ（CV:伊瀬茉莉也）
エンディングテーマ:「旅の左手、最果ての右手」　歌：リコ（CV:富田美憂）、レグ（CV:伊瀬茉莉也）、ナナチ（CV:井澤詩織）（10話～）

第2期オープニングテーマ:「かたち」　歌：安月名莉子
第2期エンディングテーマ:「Endless Embrace」　歌：MYTH & ROID

各話リスト

話数	サブタイトル	脚本	絵コンテ	演出	作画監督	配信日
第1話	「大穴の街」	倉田英之	小島正幸	垪和等	黄瀬和哉	2017 7/15
第2話	「復活祭」			森賢	佐藤友子多田靖子	7/22
第3話	「出発」			孫承希	樋口香里	7/29
第4話	「アビスの淵」	小柳啓伍	飯野慎也		伊藤晋之	8/5
第5話	「火葬砲」		小島正幸	工藤利春	藤優子	8/12
第6話	「監視基地 (シーカーキャンプ)」		阿保孝雄	垪和等	安田祥子	8/19
第7話	「不動卿」	倉田英之	阿保孝雄	飯野慎也	佐藤このみ佐藤友子杉本幸子高倉武史森賢	8/26
第8話	「生存訓練」		小島正幸	飯野慎也	伊藤晋之藤優子	9/2
第9話	「大断層」			垪和等	樋口香里安田祥子	9/9
第10話	「毒と呪い」	小柳啓伍		孫承希	佐藤このみ服部聰志谷口義明池津寿恵萩尾圭太	9/16
第11話	「ナナチ」		飯野慎也阿保孝雄	工藤利春	伊藤晋之樋口香里大下久馬三浦龍	9/23
第12話	「呪いの正体」		小島正幸	小島正幸	竹内忠藤優子黒田結花蒲田明美	9/30
第13話	「挑む者たち」	倉田英之	小島正幸	森賢	森賢多田靖子	10/7
第2期
第1話	「羅針盤は闇を指した」	倉田英之	小島正幸	小島正幸	黒田結花谷紫織	2022 7/20
第2話	「還らずの都」			小池裕樹	伊藤晋之	7/27
第3話	「成れ果て村」			垪和等	谷紫織	8/3
第4話	「友人」			中西基樹古桑孝治	小里明花三橋桜子田中宏紀	8/10
第5話	「秘匿」		古桑孝治		阿部島瑠珠三橋桜子	8/17
第6話	「呼び込み」		小島正幸	宝井俊介	北原安鶴紗 LEE Min jae IM Sunhee KIM E unha BAEK Jiwon YU Minzi	8/24
第7話	「欲望の揺籃」			小池裕樹	小里明花 LEE Min jae IM Sunhee BAEK Jiwon YU Minzi	8/31
第8話	「願いの形」			中西基樹	伊藤晋之三橋桜子	9/7
第9話	「帰還」			垪和等	阿部島瑠珠鈴木幸江 LEE Min jae IM Sunhee BAEK Jiwon YU Minzi	9/14
第10話	「拾うものすべて」		小出卓史		崎本さゆり谷紫織小出卓史黒田結花	9/21
第11話	「価値」		小島正幸	宝井俊介	樋口香里杉山有沙山本月穂三橋妙子渡部由紀子 LEE Min jae IM Sunhee BAEK Jiwon YU Minzi	9/28
第12話	「黄金」		小島正幸	小島正幸垪和等	伊藤晋之大森理恵川崎怜奈小里明花滝口浩喜竹本未希田中宏紀谷紫織寺尾憲治福島勇三橋桜子山崎絵美	10/12