同僚「カメってアレでしょ? 魚でしょ? え、違うの、じゃあカエルの仲間? あ、分かったヤドカリだ。だって殻脱げるじゃん!」
「……」
※実話
カメはトカゲやヘビ、ワニなどと同じ爬虫類の仲間。かつては原始的な爬虫類とされたが、実はワニに次いで鳥と近縁であったりするらしい。
れっきとした脊椎動物であり、特徴的なあの甲羅は背骨と肋骨によって構成されているため脱ぐ事は出来ない。つまりめちゃくちゃ猫背で肩や腰が肋骨の内側に入っている。
家に引篭もるのは良くないと余計なお節介で引き摺り出してもトカゲにはならないし、甲羅の中は直に内臓なので生物として取り返しのつかない事になる。絶対に止めましょう。
恐竜と同じ頃に現れ生き残り続けてきた、色々な意味で丈夫な生き物である。
ウミガメ、リクガメと名前からして生息域もかなり広い。大体よく泳ぐもの程甲羅が平べったく軽い。
ガメラ、温泉カメ、クサガメロボット等を含めると陸海空街を制覇してしまう。
生息する地域や環境より、甲羅を首にしまう方法によって大まかに分類する。
ミドリガメのように上から見ると真っ直ぐ、横から見るとS字型になる物を潜頸亜目(せんけいあもく)といい、比較的新しく種類が多い。
ヘビクビガメ、ヨコクビガメのように上から見て横に首を曲げる物を曲頸亜目(きょくけいあもく)といい、原始的。
怪獣など創作物は潜頸亜目が圧倒的に多いというか、曲頸亜目はあるのだろうか。カメーバはマタマタだった気がするが……
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https://twitter.com/kame_abara/status/1415870050708254726
ミドリガメとは、現在ではほとんどがアメリカに生息するミシシッピアカミミガメの子供の事を指すが、該当する種類は四十種類近く居たりする。
昔、サルモネラ菌騒動で大量に捨てられたミドリガメだが、サルモネラ菌は犬猫などを含むほぼ全ての生き物に付いている物なので彼らが悪いわけではない。
動物に触ったら手洗いはきちんとしましょう。彼らの住処である水は同時に飲み水です。水替えも小まめに、清潔にしましょう。
小さくて可愛いと衝動買いされる事の多いミドリガメだが、成長すると実は甲長(甲羅の長さ)30cm近くなる。気楽に飼っていい大きさではないので先に飼育書やネットで情報を集めましょう。
爬虫類は両生類と違って日光浴が必須。
これは体温を暖める以上にカルシウムの吸収に必須なビタミンD3を体内で精製する為に必要な行為。
亀はその体を見ただけでも分かる通り大量のカルシウムを必要とする生き物です。
日光浴をしていないと骨が脆くなり、酷くなると甲羅が柔らかくなって最終的には死んでしまう為、日陰に置いてはいけない。かといって熱中症にだってなるので加減が大事です。
ゼニガメとは元々ニホンイシガメの子供が銭のように丸い事から付けられた呼び名だったが、最近売られているゼニガメは大半がクサガメという別の種類。
口に歯はなく嘴になっている。別に老化ではない。原始的なカメには歯があった。現在知られている最も原始的なカメはオドントケリスといい、ずばり「歯があるカメ」という意味。
2億2千万年前の中国に生息したオドントケリスには腹側にしか甲羅がなく、水中で下から迫る敵に備えてのものだったらしい。復元図はそのような説を採用したもの。ただし異説もあり、背中にも何らかの装甲があった可能性はある。
肺呼吸する生き物だが、水中で冬眠するものは肛門から酸素を取り込める。
引っ繰り返るとそのまま死ぬように思われているが種類によって(ミドリガメなど)は首を使って自力で起き上がれる。
スッポンは甲羅表面の角質甲板を失っているが、れっきとしたカメである。鈍重でかさばる甲羅がないため泳ぎは速く、水底の泥に潜りやすい。鱗もないため皮膚呼吸ができる。オサガメという最大最速のウミガメも、潜水による大きな圧力変化に柔軟に対応するため甲羅が柔らかい。
鶴は千年、亀は万年というが、平均ではミドリガメなどヌマガメの仲間は20年前後、リクガメの仲間は50年前後。ギネスの最高齢はガラパゴスゾウガメの176歳。
176なんて数字になると一人の人間が死ぬまで観察するのは現代医学では不可能なためカメの最高寿命というのは信憑性が問題になる事が多く、非公式でなら200年以上生きたという話もある。
掲示板
75 ななしのよっしん
2023/07/10(月) 19:29:53 ID: 56f3YhAMZj
概要の発言者は仕事に使う知識だけ詰め込んでぼーっと生きてたからこういうクソボケ脳みそになるんだな。やっぱ労働なんて下衆のやることだってよく分かる
76 ななしのよっしん
2023/07/10(月) 19:33:53 ID: yi8GlH9DxZ
77 ななしのよっしん
2023/10/01(日) 04:49:23 ID: 21oLkW+3qh
属間雑種が生まれやすいうえにそれが繁殖能力を持っていることが多いという、種の維持にとって致命的といえそうな特徴がある
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最終更新:2025/03/22(土) 14:00
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