地球上を覆う情報生命体・スカブコーラルと人類の戦いが巻き起こした世界の危機――サマー・オブ・ラブ。その危機から世界を救ったのは、アドロック・サーストンだった。英雄と讃えられるようになるアドロック。だが、その真相を知るものは、最前線で戦ったごく一握りの人間だけだった。
そして10年の時が流れた。
アドロックの残された息子レントンは、ビームス夫妻の養子となり、地方都市ベルフォレストで暮らしていた。14歳になり、鬱屈とした日々を送っていたレントンに運命の転機がやってくる。そして、家を飛び出すレントン。そこからレントンは様々な人との出会い、別れを経験する。
レントンが出会ったひとりは、ファシリティ・ガード隊長のホランド・ノヴァク。一時、ホランド率いるファシリティ・ガードに身を寄せていたレントンだが、結局わずかな時間でそこからも飛び出してしまった。
レントンが出会ったもうひとりは、少数宗教ヴォダラクの少女。死に瀕した彼女を救うため、レントンは、再会したビームス夫妻の心配をよそに、奔走する。
人々との出会いと別れは、レントンに大事なことを気づかせる。自分はなぜ、家出をしたのか。自分はなぜ今、この道を走っているのか。
TVアニメ「交響詩篇エウレカセブン」の劇場版最新作。三部作。TVアニメシリーズを再構築して“サマー・オブ・ラブ”を描く。TVアニメのスタッフ、総監督・京田知己、脚本・佐藤大、キャラクターデザイン・吉田健一らが担当。
1作目は2017年9月公開、2作目は2018年11月公開、3作目は2021年11月公開。
「Acperience 7」 Hardfloor
「Get it by your hands HI-EVO MIX」 HIROSHI WATANABE
「Glory Days」尾崎裕哉(TOY’S FACTORY)
「まず驚きましたし、求められているからこその企画なわけで、『エウレカ』を愛してくださっている方への感謝の気持ちがわきました。そして、また大変なんじゃないかな(笑)…ということも思い、役者としてすごく楽しみにしていました」
「レントンは、知らない世界に飛び込んでいっては、自分ではどうにもできない世界に打ちのめされる役なんです。そこがまず演じていて心が痛いんです(笑)。12年前はそれを体当たりで演じていたんですが、12年経った今は、私自身もまわりのことが見えるようになったんですね。だから今度は『ぶつかっちゃうぞ。ほらね……』と思いながら(笑)、一方でちゃんとぶつかるお芝居をすることになるんです。痛いとわかっていて、ぶつかっていかなくちゃいけない大変さがありましたね」
「モノローグが多いのはまず物理的にも大変でした。しかも映画はレントンが家出をしている時期をピックアップしているので、レントンはくさっているんですよね。それは自分としても演じながらしんどい気持ちになりました。あと、アフレコで最初にテストをした時は“暗い”といわれましたね。レントンのいろんな出来事をわたしが受け止めすぎちゃっていたのかもしれません」
「ちょっと懐かしく感じるかもしれませんよね。『悩みを言いたくないけど、実は知ってほしい』みたいな、多感な14歳の“面倒くさい”感じを出せるように心がけたんですけど、14歳って“ポエマー”ですよね(笑)。思っていることがみんなポエムみたいになっちゃう年頃なんですよね(笑)」
「映画の後半で、レントンの養父であるチャールズが、すごくきれいな自然の風景を見せて、アドロックが何を成し遂げたかを語るシーンがあるんです。そこで、アドロックが見せたかった風景と、それを知らずに残された子供のレントンを、チャールズが繋いでくれたような感覚があって、とても印象的なシーンになりました」 [1]
「うれしさと同時に、不安もありました(笑)。これだけ時間が経ったところで、同じキャラクターで新たな作品を作るというあまりない体験だったのですが、新しい『エウレカセブン』として出来上がったのかなと思っています。アフレコスタジオが12年前と同じ場所だったので、懐かしさと新しさが入り交じった気持ちでアフレコに臨みました」
「TVシリーズ最終回の大人になったイメージからすると、今回のレントンの最初のモノローグはとてもやさぐれているので、ちょっとびっくりするかもしれませんね(笑)。私にとっては、あのモノローグはインパクトがあったシーンのひとつです!」
「サマー・オブ・ラブの時のエウレカはまだレントンに会う前で、感情の出し方をまだ知らない時期なんです。だから『声質は幼めでいてほしいんだけれど、とにかく感情は抑えめに』というディレクションがありました。ただ、場面としてはすごく激しい戦闘シーンなので、声は張ってほしいという注文もあって(笑)。そのあたりは実際に録りながら調整していきました」
「アドロックとのやりとりは、アドロックに対して信頼はあるけれど、自分ではまだその感情を理解できていないので、表面には出さないように。ただ最後の最後にアドロックから引き離されるところだけは、ちょっと感情を出すように、と細かくディレクション受けながら演じていきました」
「古谷さんが演じられたアドロックはかっこよかったですよね。アドロックが『この風景をレントンに見せてやりたかった』というセリフがあるんですが、あれがすごく胸に迫りました」
「『エウレカセブン』はもともと音楽が印象的でなんですが、今回も同じで、音楽に映像がついているっていうふうに考えたほうが、むしろ見やすいかもしれないです。映像と音楽のコントラストに注目しても楽しんでいただけると思います!」 [2]
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最終更新:2025/04/15(火) 11:00
最終更新:2025/04/15(火) 10:00
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