伝説の樹とは (デンセツノキとは) [単語記事]

概要

『ときめきメモリアル』（以下、『1』）に登場する「きらめき高校」の校庭に古くからある大木で、「卒業式の日に伝説の樹の下で女の子から告白して生まれたカップルは永遠に幸せになれる」という伝説を持つ。主人公はここで藤崎詩織に告白されるべく頑張っていく事になる。

また、『ときめきメモリアル2』（以下、『2』）にも登場、白雪美帆の双子の妹できらめき高校に通っている隠し攻略キャラの白雪真帆からはここで告白を受ける事になる。『2』の主人公は、差出人は不明からの手紙を見て「伝説の樹がきらめき高校にあること」や「伝説の樹の話を知っていること」から、自分の学校の伝説（伝説の鐘の話）すら知らなかった主人公でも知っているかなり有名な樹だと思われる。

ちなみに、『ときめきメモリアル Girl's Side』で隠し攻略キャラの蒼樹千晴のシナリオを進めると、メールで彼がきらめき高校に通っている事が判明し、伝説の樹の話まで教えてくれる。この事から、少なくとも彼が卒業するまではその伝説は正しく伝わっていたが、『ときめきメモリアル4』（以下、『4』）の時代になると伝説は風化してしまったのか、詩織の親戚であり、彼女から話を聞いていた皐月優と、両親が伝説を成就させており、両親から話を聞いて伝説に憧れを持っていた大倉都子以外のキャラには間違って話が伝わっている。

そのせいか、『1』では13人（GB版を含めると16人）全員がここで告白していたが、『4』では他校の生徒である七河瑠依を除く11人のうち、ここで告白を受けるのは7人のみで、ここで告白するうちの何人かも伝説を疑っていた。

伝説を成就させていることが確認できるのは、『1』の古式ゆかりの両親，『4』の都子の両親，そして詩織＆『1』の主人公のわずか三組だけである。

なお、この樹はテレビアニメ『ときめきメモリアル OnlyLove』の最終回にも登場。「願いの樹」と呼ばれる伝説の樹に似た大木の下でメインヒロイン・天宮小百合から告白された主人公・青葉陸は、その後『1』の舞台でもあるきらめき高校へと転校するが、登校時に聞こえたどこかで見覚えある女子生徒達の会話で伝説を知り、樹を見た陸は、その伝説をメールで小百合に教えたようである。