副作用とは、期待されていない作用のことである。
たいていの行為は何らかの効果(作用)を期待して行うものであるが、世の中そんなに単純ではなく、期待していない作用も同時にもたらされることが少なくない。そういった作用を副作用と呼ぶ。副作用は多くの場合有害である(有益であれば期待の対象になり、無害であれば存在ごと無視される)。
基本的には薬(の使用)について用いられるが、そこから転じて政策や方法などについても目的から外れた効果を副作用と呼ぶことがある。
しかしながらTASさんのような上級者になると、副作用すらも使いこなして目的を達成してしまったりするのであなどれない(ex. デスルーラ)。
多くのプログラミング言語で関数(function)の仕組みが利用されているが、(純粋関数型言語という例外を除いて)ここでいう関数は数学でいう関数とは異なり、機能(function)を有している。 → 関数
数学的関数が持つ値を返す(計算を行う)機能が、関数本来の目的であると考え、周囲の状態を変更してしまう作用については(望んでいるものであっても一律に)副作用と呼ぶ。
もともとはこのような呼び方はなかったが、並行処理や関数型プログラミングなどにおいて、状態変更がバグの温床になるという考え方から、このような呼び方が使われるようになった。
掲示板
5 ななしのよっしん
2020/07/17(金) 15:08:54 ID: cMFKFcIJ+X
巷によくある副作用のある関数をモナドで純関数にするやり方の説明がモナドによるカプセル化というよりカリー化に見える
6 ななしのよっしん
2022/08/27(土) 16:05:14 ID: tv8rigINk3
薬を飲んだその人にとって有害になるような作用じゃないとしても、その薬を飲むことで本来期待される効果以外の作用が出たんなら、それは全部副作用なんだよね
慣用句的な使い方だと「共に出てくる悪い影響」って使われ方で、特に『悪い』って意味が強調されがちだけどね
……でも世間でのこの意味での使用のされ方を見る限り、これは今さら誤用とは言えない気もする
なんならむしろ、こっちの意味のが正しくなりつつあるのかもしれない
7 ななしのよっしん
2023/09/02(土) 17:17:31 ID: om7i2z8i9R
市販の薬のパッケージに記載されている「服用後以下のような症状が現れたら副作用なので服用を中止して下さい」の部分は有害作用と言う言葉を用いるのが正しいいんだな
風邪薬で例えると
眠気の症状が現れた 副作用、同じ成分を含む薬を睡眠改善薬として服用する場合は風邪薬としての作用が副作用になる
頭痛や悪寒の症状が現れた 有害作用、服用を中止して医師に相談だ
提供: ゆんなの
提供: 草アイドル大好き
提供: Pyun Pyun
提供: くもん
提供: キカイのカラダ777
急上昇ワード改
最終更新:2025/03/27(木) 05:00
最終更新:2025/03/27(木) 04:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。