十二支とは、十二種の順序を示す表記法であり、それを構成する動物の総称でもある。
十二支と十干を合わせて干支(六十干支)と呼ぶ。
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日本の十二支は以下が周回する。
今日の日本では用いられることは少ないが、時間では「正午」及び「午前」「午後」、方位では「子午線」などという呼び名にその名残が見られる。
歴史的には十干と合わせた六十干支が年を示す用語として、東アジアで多用されている。中国(清王朝)の「戊戌の政変」、朝鮮の「壬辰倭乱」(文禄の役)、そして日本の「壬申の乱」や「戊辰戦争」などが代表的なものである。
また八卦・八方位を示すため、丑と寅の間の方向を艮(うしとら:東北)、辰と巳の間を巽(たつみ:東南)、未と申の間を坤(ひつじさる:西南)、戌と亥の間を乾(いぬい:西北)と呼ぶ。これらの呼称は、地名などに名残をとどめている事もある。
日本だけのものではなく、世界各地に異なる十二支が存在する。多くの国では猪に代えて豚が登場する。ベトナムでは丑が水牛であったり、未がヤギだったりする。また卯は兎ではなく猫になる。アラブ諸国では辰がワニになり、ブルガリアでは寅が虎ではなく猫になる。ロシアの十二支は日本のそれと変わりない。また、十二支に当てはめられた動物のことを「十二生肖(じゅうにせいしょう)」という。
なお、12という数は占星術の一つである星座占いにおいても黄道十二星座として登場する。十二支と十二星座の関連性について指摘する研究者もいる。
十二支には、「合」「冲(ちゅう)」「刑」「破」「害」という大きく分けて五種類の相性がある。
「合」
合には「支合」「三合(会合)」「方合」の三種類がある。合は良い十二支の相性である。
「冲」
「冲」は十二支の相性の中でも良くない相性である。冲に当たる十二支同士が七つ分離れているので、「七冲(しちちゅう)」とも呼ばれる。
「刑」
「刑」も十二支の相性では悪い組み合わせだが凶性では「冲」に少し劣る。
「破」と「害」
十二支の相性では良くないほうだが、凶性は弱い。
十二支をモチーフに使用した作品は多いが、上述の相性まで用いられることは多くない。
どちらかといえば単に「十二の動物の集まり」として扱われることが多く、下記作品ではMr.FULLSWINGで見られた「犬猿の仲」、カードファイト!!ヴァンガードGやバトルスピリッツ ダブルドライブで見られた「龍虎対決」など、別の要素からキャラクター配置を持ち込まれることも多い。
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最終更新:2025/03/14(金) 03:00
最終更新:2025/03/14(金) 03:00
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