喫茶店とは、コーヒーや紅茶などを提供する飲食店のことである。
休憩や雑談・軽食などに用いられることが多い、落ち着いた雰囲気の飲食店。
主にコーヒーや紅茶、ミルク、ココア(チョコレートドリンク)、フルーツジュースなどを取り扱っている。また、サンドイッチのような軽食、ケーキやクッキーのような茶菓子なども取り扱っていることが多い。
通常の食事を取り扱う店も多いが、それをメインとした食堂やレストランと比較して控えめで、コーヒーの種類やスイーツ側のメニューのほうが多いことも多々。逆にガッツリ食べたい人には向いていない。(喫茶マウンテンを除く)
類似の単語に「カフェ」があるが、喫茶店は昼間を中心とする営業でアルコール類を販売していないのに対し、夜間や深夜も営業していたり喫茶店メニューに加えてアルコール類も販売していることがあるという違いがある。しかし日本ではアルコール類を供しているカフェは少なく、逆にビール等を供する喫茶店もあったりと、日本語と外来語の感じ方の違い(店のイメージに合うほう)で呼び分けられているに過ぎない。
個人経営の喫茶店もよく見られるが、都市部ではチェーン展開をしている店などが多く見られ、テイクアウトが可能な場合も多い。
一口に喫茶店と言っても店ごとにスタイルの差が大きいので適当に店を選ぶと面食らうこともある。後述するコンセプトカフェとか、スタバ系の横文字だらけのメニューとか。
早朝から営業している店舗も多く、モーニングセットなどを提供している。特に愛知県やその近県のモーニングは有名で、飲み物を頼むだけでトーストやサラダがオマケとして付いて来たり、ゆで卵やパン食べ放題という店まで存在する。
喫茶店のオーナーとの会話や、淹れた自慢のコーヒーを味わいに来る…とは限らず
1人でのんびりとした時間を過ごしたり、勉強や宿題・課題をしたり、2人以上で会話や会議・面接・勧誘を行っている場合もある。極論を言えば会話は隣席や他の客に丸聞こえなため、セキュリティ面では問題がある点に注意。ファミレスで代用される場合もある。
喫茶店をメインとした作品、作中で主な拠点/集合場所としている作品も多い。(後述)
缶ジュースと比較して割高だが、高校生の小遣いには辛くない?とか突っ込んではいけない。
「喫茶」「カフェ」と名のついているが、通常の喫茶店とは異なったサービスを楽しむものも多い。
また、業種によってコーヒーやお茶、食事といったサービスをメインとしない場合も多い。
逆に通常の喫茶店の存在が霞んでしまうため
本来のものは「純喫茶」と呼称される場合もある。(後述)
主にエスプレッソをベースとしたコーヒー飲料を販売する店。
買った飲料は持ち帰る以外に、店内の飲食スペースで楽しむことも出来る店が多いため「セルフサービスの喫茶店」と認識している人が多い。
スターバックスが有名なことから「スタバ系」と呼ばれることもある。
快適な机と椅子、飲み放題のドリンクバーなどを提供しつつ
漫画・雑誌・新聞といった書籍・紙媒体が読み放題といった店舗施設。「漫喫」とも。
大量に読む場合は立ち読みする疲労やストレスがないのが最大の利点。
立ち読みで20冊も30冊も読もうとすると首や背中がバキバキになる。
別途料金で軽食・食事なども頼むことができる。利用時間によって料金は変動し、座席もオープン席から個室まで様々。わずかな時間の利用だと非常に安価な場合も多く試しに使ってみるのもアリ。
インターネット接続端末が利用できる喫茶店から、独自の発展を遂げた総合娯楽施設である。単純に「ネカフェ」とも呼ばれる。
中には前述の漫画喫茶の機能を兼ねており、漫画喫茶と併記されている場合もある。
インターネットカフェ の記事を参照。
コンカフェとも呼ばれる。
特定のジャンル・趣味・趣向などを重視したカフェ。以下のものを包括した広義なもの。
名称に応じた内装・サービス・料理などが用意されている場合も多い。
コンセプトカフェ の記事も参照。
喫茶店とメイドコスプレを合わせたメイド喫茶はメディアにも取り上げられることがあり、電気店と並んで秋葉原を代表する店舗となっている。メイドだけではなく、主に女性向けに執事が給仕する執事喫茶など多種多様な広がりを見せている。
メイド喫茶 の記事も参照。
猫に触れるカフェ。利用時間に応じて料金は変動する。
近年は猫以外の動物を取り扱ったものもある。(その場合は冒頭の名称が異なる)
猫カフェ の記事を参照。
作品とのコラボレーションを行うカフェ。期間限定で出店される場合も多い。
コラボカフェ の記事を参照。
かつて存在した、店員がミニスカートで下着を履かずに接客するカフェ。エロスを前面に打ち出しているが分類上は飲食店なのでおさわりは禁止。
元々は見えそうで見えないチラリズムを楽しむコンセプトカフェとして生まれたのだが、床を鏡張りにして積極的に見せつけてきたり、制服をトップレスにしたり、おさわりを解禁したりといった過激なサービスをウリにする店が増え、性風俗店と区別が付かなくなっていった。
改正風俗営業法の施行で飲食店としての営業が出来なくなったことで現在は絶滅状態。開き直って性風俗店に転身したり、性的要素を薄めてメイド喫茶等に変化していった。
本来の意味での喫茶店。
上記のように単に喫茶店(カフェ)というだけでも多種多様な店が存在していることから、
純粋にコーヒーや紅茶を楽しむための店を区別するため純喫茶と呼ぶことがある。
純喫茶 の記事も参照。
※地名は本店・本社・発祥。
天井でくるくる回っているでかいプロペラ。 …シーリングファン。
冷暖房の効果や換気にムラができないよう部屋の空気をかき混ぜるもの。扇風機とは異なる。
掲示板
20 ななしのよっしん
2022/08/08(月) 05:00:34 ID: /9pcwBQgMl
気分転換で近所のスタバに入り浸って2時間くらい書き物してた事あるけど客も店員も気にしてなかったっぽいし、人柄とか土地柄なんかも関係あるんじゃないかな
21 ななしのよっしん
2025/01/24(金) 15:11:16 ID: UVj5l+jrM1
喫茶店が減ってる理由 単に若者に金が無いだけでは? 若者の〇〇離れならぬ金の若者離れでしかない
22 ななしのよっしん
2025/01/24(金) 20:52:38 ID: vGQtaPjJ4b
新しい店やモノに金を使っているというのもあるでしょう
提供: 神楽
提供: ユオ
提供: ロードカナロア
提供: ゲスト
提供: pulsar
急上昇ワード改
最終更新:2025/03/26(水) 19:00
最終更新:2025/03/26(水) 19:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。