大橋貴洸(おおはし たかひろ)とは、将棋棋士である。1992年9月22日生まれ。和歌山県新宮市で生まれ、幼稚園入園前に東京に転居した。所司和晴七段門下。棋士番号308。
小学4年生の時に父と共に将棋を始めるという、プロ棋士としては遅い開始年齢だったが、名門の八王子将棋クラブに通い、1年少々でアマ五段になり、研修会に入会。
2006年に奨励会に入会し、2010年に三段に昇段。2013年ごろから好成績を残すようになるも、なかなか四段昇段(プロデビュー)できなかった。2015年には新人王戦でプロ棋士を次々破り決勝に進出。都成竜馬に続く史上2人目の三段での新人王戦優勝がかかるも、菅井竜也に敗れた。翌2016年に24歳で四段昇段。同時昇段は10歳年下の藤井聡太。
プロ入りして実質1年目の2017年度にいきなり46勝12敗の好成績をあげる。あの羽生善治の1年目よりも良い成績で、普通の年なら新人賞間違いなしだったが、藤井聡太が29連勝を含む記録四冠を達成したため、部門賞含め将棋大賞の受賞はならなかった。
2018年、YAMADAチャレンジ杯と加古川青流戦で優勝。これらの活躍により同年度の将棋大賞の新人賞を受賞した。
2020年度の順位戦ではC級1組に昇級した。翌2021年度の順位戦でも昇級し、B級2組となった。
2022年の王座戦では初めて挑戦者決定戦まで進出した。しかし、挑戦者決定戦では豊島将之に破れ、タイトル挑戦とはならなかった。同年度の順位戦では3期連続昇級を決め、B級1組となった。
対局の際には、神吉宏充の後継と言わんばかりのスカイブルーやモスグリーン、ワインレッドといったカラフルなスーツを着用する。本人曰く気合が入るとのこと。一方、解説の際には普通の黒のスーツを着用し、淡々と盤面を解説する。
四段昇段の同期の藤井聡太との対戦成績は2021年8月時点で3勝2敗。藤井に複数回勝利しなおかつ勝ち越している数少ない棋士である。
西遊棋の公式ツイッターで時折ツイートしているが、一緒にアップされる写真はいつもメガネのみで、本体はメガネなのかもしれない。
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最終更新:2024/12/21(土) 23:00
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