大竹寛 単語

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大竹寛(おおたけ かん、1983年5月21日-)は、埼玉県八潮市出身の元プロ野球選手投手)である。現在読売ジャイアンツコーチを務める。

もしかして

神竹寛

まさかとは思うが…

大ケケ寛


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概要

甲子園出場はなかったが、アジアAAA選手権での活躍が評価され、2001年ドラフト1位広島東洋カープに入団する。背番号17

広島時代

2003年は3試合に登板し、10月13日ヤクルトスワローズ戦で初勝利を挙げた。


2004年先発ローテーションの一を担っていたが、後半は抑えにまわり、17セーブを挙げた。


2005年奪三振争いをした一方で、四死球ボーク、暴投、失点自責点のワースト5冠となった。


2006年は30試合に登板しワーストの13敗を喫した。その後2009年になるまでは負け越しが立っていた。


2009年は、球団記録となる43イニング連続失点記録し自身初のMVPを獲得するなど、自身2度の2桁勝利を挙げる活躍を見せた。


2010年キャンプから頑り過ぎて、たった3試合の登板に終わる。


2011年も6試合に終わった。


2012年1月NHK静岡アナ結婚を発表した。出会いは2004年で、当時横浜スタジアムアルバイトをしていた部さんの運転するリリーフカーに乗ったのがきっかけ。レギュラーシーズンは開幕ローテーション入りすると、 4月3日読売ジャイアンツ戦で7回失点勝利投手に。6月は5日に1000投球回数を達成するなど4勝敗の活躍を見せた。7月には3年ぶりにオールスター出場を果たすなど、1年間ローテーションを守りぬき、自己最多の11勝を挙げ、11月21日に球団10年ぶりとなるカムバック賞を受賞した。


2013年は25試合に登板し、10勝10敗だった。

巨人時代

2013年オフFA宣言し、読売ジャイアンツに移籍した。背番号17

2014年は特に中日ドラゴンズ戦で6勝を挙げる活躍で優勝に貢献したが、9月に肩を痛めたため、クライマックスシリーズでの登板はなかった。


2015年は11試合で3勝に終わった。5月27日埼玉西武ライオンズ戦で通算1000奪三振を達成した。


2017年は開幕を一軍で迎え、快調な滑り出しを見せたが徐々に下降し、8月6日以降は登板がなかった。


2018年は開幕から先発ローテーション入りし初戦の中日戦でを挙げたが、2戦DeNA戦で4回5失点KO二軍に降格。二軍では9勝を挙げたが、一軍への昇格はないままシーズンを終える。危うく戦力外になるところだったが、復帰した原辰徳監督の「寛ちゃんはまだやれるだろ」のの一なんとか残留。


2019年6月に一軍昇格すると、8月12日広島戦で通算100勝を達成した。勝ちパターンも任せられる便利屋リリーフとして復活を遂げ、優勝に貢献した。日本シリーズでは1試合に登板したが敗戦投手となった。オフにはプレミア12日本代表に選出され、3試合の登板失点日本の初優勝に貢献した。


2020年キャンプで右肩周辺の離れで開幕に出遅れ、9月末にはりで離脱と怪が重なって29試合の登板に留まったが、セットアッパーとして1勝2敗16ホールド防御率2.59の好成績を挙げ、連覇に貢献した。


2021年は開幕を一軍で迎えたが、右膝の状態が悪かったことから戦線離脱。10月22日に現役引退を表明し、引退試合となった10月24日ヤクルト戦ではドミンゴ・サンタナと対戦し、遊ゴロで打ち取った。

引退後

2022年からは巨人の巡回コーチを務める。背番号108

プレースタイル

最速155km/hの速球にスライダーフォークチェンジアップカーブ等多変化球で打者を打ち取る。速球のスピード140キロ台後半という安定したスピードを誇る。

制球力は良いとは言えず、被本塁打や暴投、四死球も多い。他にも好不調の波も大きい。

成績

年度別投手成績

年度 球団 登板 先発 完投 完封 勝利 敗戦 セーブ ホールド 勝率 投球回 与四球 奪三振 失点 自責点 防御率
2003年 広島 3 2 0 0 1 1 0 - .500 8.0 3 5 6 5 5.63
2004年 43 5 1 0 6 5 17 - .545 82.0 40 91 33 29 3.18
2005年 28 28 0 0 10 12 0 0 .455 161.2 87 161 110 101 5.62
2006年 30 29 2 0 6 13 0 0 .316 157.0 54 110 92 86 4.93
2007年 27 24 3 1 9 10 0 0 .474 145.2 59 104 72 61 3.77
2008年 28 27 3 1 9 13 0 1 .409 171.0 67 99 89 73 3.84
2009年 29 29 5 3 10 8 0 0 .556 185.2 60 127 72 58 2.81
2010年 3 3 0 0 1 0 0 0 1.000 18.0 10 9 10 10 5.00
2011年 6 6 0 0 1 1 0 0 .500 31.2 7 15 7 6 1.71
2012年 24 24 0 0 11 5 0 0 .688 144.2 43 85 44 38 2.36
2013年 25 25 1 0 10 10 0 0 .500 163.0 49 100 64 61 3.37
2014年 巨人 22 22 1 0 9 6 0 0 .600 129.0 34 79 60 57 3.98
2015年 11 11 0 0 3 4 0 0 .429 56.0 11 35 21 20 3.21
2016年 17 16 0 0 6 6 0 0 .500 91.1 30 71 40 36 3.55
2017年 13 13 0 0 4 4 0 0 .500 69.0 18 50 41 39 6.00
2018年 2 2 0 0 1 1 0 0 .500 9.0 2 5 6 6 5.09
2019年 32 0 0 0 4 0 0 8 1.000 26.0 8 24 9 8 2.77
2020年 29 0 0 0 1 2 0 16 .333 24.1 9 16 9 7 2.59
2021年 4 0 0 0 0 0 0 1 .--- 2.1 0 0 1 1 3.86
NPB:19年 376 266 16 5 102 101 17 26 .502 1675.1 591 1186 786 702 3.77

国際大会での投手成績

年度 代表 大会 登板 先発 勝利 敗戦 セーブ 投球回 与四球 奪三振 失点 自責点 防御率
2019年 日本 プレミア12 3 0 0 0 0 2.0 0 1 0 0 0.00

表彰・記録

MVP 1回 2009年5月
カムバック 1回 2012年
その他
オールスターゲーム出場 4回 2008年2009年2012年2013年
連続イニング失点 1回 2009年
全球団から勝利 - 2014年4月26日

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