山本尚史

山本尚史とは、岐阜県出身の日本人のプロレスラーである。
WWEおよび下部団体のFCWに所属。

現在はYOSHI TATSU（ヨシ・タツ）のリングネームで活躍。

概要

1977年8月1日生まれ。
国士舘大学時代にレスリングやボクシングなどを学ぶ。

2002年に新日本プロレスへ入団。ロサンゼルスの道場でトレーニングし、10月にデビュー。
しかし、後藤洋央紀ら同期のヤングライオンと比べて目立った活躍ができなかった。
その頃に撮られたCMでの「燻っていたんですよ、あの頃は」は彼の代名詞となる。

2007年11月、アメリカへ無期限の修行に旅立ちフロリダにあるFCWに入団。
この頃には後のスーパースターとなるテッド・デビアスらも所属していた。
翌年2月、WWEデビューを目指すために新日本との契約を更新せずに退団する。
4月、WWEのトライアウトを受け見事合格。その後、9月にビザ取得したのを機に正式入団。
同年12月、リングネームを父親の名前「芳龍（よしたつ）」から貰って「YOSHITATSU（ヨシタツ）」となる。

そして2009年6月30日収録のECWにて、「YOSHI TATSU（ヨシ・タツ）」としてWWEデビュー。
デビュー戦では”ゴールド・スタンダード”シェルトン・ベンジャミンのおちょくるマイクと姿勢に激怒、
後の得意技となるハイキック一発からのピンフォール勝ちを収め、華々しいデビューを飾った。
翌週7月7日にはベンジャミンとリマッチ。このシングルマッチでは経験の差を見せたベンジャミンの前に劣勢だが、
チャンスどころでは得意技となる前転フライングメイヤーからのPK、トップロープからの浴びせ蹴りを決める。
このまま2連勝かと思われたが、ベンジャミンのペイダート(飛びつき式コンプリートショット)の前に敗北。
それでも好試合だった影響で、WWEの週刊投票の名場面トップ5の2位に選ばれた。

その後、日本未放送時期のスーパースターズではポール・バーチル、
新日本参戦経験のあるウィリアム・リーガルらと対戦。
クリスチャンとECW王座戦を展開するなど、ベビーフェースとして活躍。
翌年のロイヤルランブルにも出場し、レッスルマニア直前の26人バトルロイヤルにおいて、勝利を収めた。

ECWの放送終了後はRAWに移籍。スーパースターズをメインに、
WWEのエージェントとして活動するFUNAKIに代わる日本人スーパースターとして活動。
2011年度はNXTシーズン5のWWEプロ(ルーキーはバイロン・サクストン)に抜擢された。
この年のドラフトではランディ・オートン、ダニエル・ブライアン、シン・カラらとともにスマックダウンへ移籍している。

2014年に解雇され、その後はインディー団体等でベルトを獲るという活躍もしたが、10月13日突如新日本プロレスに凱旋し、棚橋弘至VSAJスタイルズの試合でAJのセコンドであるジェフ・ジャレットを排除。棚橋のベルト奪取となるサポートをした。

その他

• YOSHI TATSUとしての髪型は、同じ岐阜県出身で新日本プロレスのエース、
  棚橋弘至選手を真似たもの（奇しくも彼の母親の旧姓は「棚橋」。ただし、親族ではない）。
• WWEデビュー時のロングタイツの上に入っていた黒いショートタイツは、
  新日本でプロレスラーデビューしたときに履いていたものである。
• FCW時代、赤い胴着を入場コスチュームにしていたが、
  これは新日本に入る前に憧れていた「平成維震軍」の影響。
  このコスチュームの使用許可を新日本の寮長・小林邦昭氏らから貰った際、
  維震軍のコスチュームを製作した業者を紹介してもらったという。
• 2010年度ロイヤルランブル参戦時のロングタイツは、漫画家のにわのまこと氏によるデザイン。

関連動画

　　

関連商品 

関連項目

• WWE
• 新日本プロレス
• 棚橋弘至

外部リンク

• ヨシ・タツ公式ブログ
• Yoshi Tatsu（@YoshiTatsuWWE） - Twitter