嵐の歌とは、N64ソフト「ゼルダの伝説 時のオカリナ」内におけるオカリナメロディの1つである。
時のオカリナが初登場であり、同作でオカリナで奏でるメロディの1つとして実装されている。
覚える時期は意外と遅く、リンクが大人になってからのことである。大人時代、カカリコ村の風車基部に行くと、中でグル・グルさんが(ある理由で)激怒している。その前でリンクがオカリナを構えると、激昂とともにメロディを奏で、覚えることができるようになる(その後歌の効果で風車は激しく回転し、グル・グルさんもさらに逆上する)。
譜面はN64版が「(A)▽△ (A)▽△」で、3DS版が「(L)(R)(A)(L)(R)(A)」。その効果は「大嵐と風雨を運ぶ」。すなわち
などの効果がある。
続編のムジュラの仮面にも登場しており、これを聞かせることで成仏できなかった音楽家兄弟が鎮魂され、また涸れていた川に再び水が流れるようになり、ロックビルの水車が回るようになる(結果、ロックビルに侵入できるようになる)。
公式には歌詞は無いが、グル・グルさんの台詞の中に歌詞と思われる台詞がある。
時のオカリナから登場し、以降の作品でも時々出演している謎のおじさん。
時オカでは名前がなかったが、ムジュラの仮面で団員手帳に記載された名前からこの名前が定着した。
半袖のシャツに短パンを着用しており、背中に蓄音器、手にはそのハンドルを持ち、常にそれをグルグル回している。彼が奏でている三拍子のワルツはオカリナ曲「嵐の歌」とともに有名である。ニコニコ動画にも彼の歌を底本とした各種作品が投稿されている。
おじさんはとにかく一心不乱に手回し蓄音器を動かしており、その様は哲学者にも似るが、単に回転フェチなだけかもしれない。上述のように風車に何かあると烈火のごとく怒りだす。
誤解されやすいが、風車小屋のBGMは風車小屋のBGMであって嵐の歌そのものではない。
混同されやすいので、今一度付記しておく。
上述のようにグル・グルさんはある理由で大人リンクに激怒しているとあるが、その理由というのは「こんなふうな歌(嵐の歌)を吹いた子供がいたせいで井戸の水が枯れてしまった」というものである。そして、リンクがこの歌を聞かされてから子供時代に戻り、風車の前でこの歌を吹くと井戸の水が枯れ、カカリコ村の隠された暗部「井戸の底」に入ることができるようになる。
しかし、もし7年前のリンクが嵐の歌を吹かなければ井戸は枯れなかった筈で、それならばグル・グルさんが「こんなふうな歌」をリンクに伝えることもなく、そうなればリンクは7年前に井戸の水を抜く事ができない筈であり、タイムパラドックスが発生する事になる。
これについては、子供リンクが大人になる間の7年の間に別の子供が嵐の歌を吹いたとすれば嵐の歌の出所は説明がつく(また、「井戸の底」は攻略しなくても一応ゲームをクリアできるため、リンクが井戸の底に行かず仕舞いになると7年前に井戸が枯れた理由が説明できなくなる。)のだが、その後、7年前に戻ってきたリンクが嵐の歌を吹いた時点で名も知れぬ子供はリンクということになり、今度は「7年前のリンクが7年後のリンクから着想を得て嵐の歌を奏で、グル・グルさんが怒る」ということになる。時オカの妙味といえよう。
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最終更新:2025/04/23(水) 05:00
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