御坂美鈴とは (ミサカミスズとは) [単語記事]

御坂美鈴とは、とある魔術の禁書目録に登場する御坂美琴の母親である。夫は御坂旅掛（みさか・たびかけ）。

ここから下はアニメ未放送分のネタバレ成分を多く含んでいます。
了承した方のみ反転して読んで下さい。

概要

原作では9巻で登場。ただし、SS1巻の方が出番が多い。アニメでは2期の8話が初登場。

学園都市外の大学に通っている。大覇星祭が行われているときに、偶然にも上条当麻とその両親と御坂美琴とであったのが初登場シーンである。このとき、当麻の父親である上条刀夜は美鈴にうっかりフラグを立てそうになり、妻の上条詩菜に睨まれたどやされた。

ローマ正教と学園都市との間の仲が険悪になり始めると、学園都市に学生たちを預けることに危機感を持つ。その為、回収運動と呼ばれる親による学生の疎開運動が始まると、その運動の実質的なリーダーとなる。しかし、学生たちが学園都市から出て行ってしまうと学園都市が立ち行かなくなるため、学園都市の上層部は美鈴の暗殺を決定する。その暗殺計画の実行部隊が、駒場利徳を殺されたために浜面仕上がリーダーを務めていたスキルアウトの集団であった。

なお、回収運動自体は、学園都市上層部曰く「国土防衛事情を全く考慮していない愚策に過ぎない」とのこと。実際、学園都市がロシアと戦争を始めた際は、ロシアから発射されたミサイルを、学園都市外をターゲットにしたものを含めて全て自前の防御システムで撃墜している。このことからも、学園都市の中の方が安全であることが分かる。

しかし、暗殺決行直前に、泥酔した美鈴は偶然にも当麻と一方通行と出会う。こうして生存フラグを建てた美鈴は、断崖大学のデータベースセンターを訪れた際に襲撃されるものの、当麻らの尽力もあって生環する。最後は当麻が浜面を殴って暗殺計画は失敗に終わった。なお、この暗殺計画に失敗した浜面はスキルアウトの集団を追い出され、紆余曲折あって学園都市の暗部組織「アイテム」の下っ端になる。これが原作15巻の暗部組織同士の抗争に大きな影響を与えることになる。