『御城プロジェクト~CASTLE DEFENSE~』とは、DMMゲームズ(DMM.com)のブラウザゲームである。ゲームジャンルはタワーディフェンス。『戦国BASARA』シリーズで知られるT's MUSIC所属・濱田弘之氏が音響演出を担当。
当初は「御城コレクション」というタイトルで2014年夏に開始される予定だったゲームであり、2014年7月1日に公式サイトがオープンした。その後、正式サービス開始が延期され、2014年9月10日にクローズドβテスト開始。そして「御城プロジェクト」と名前を改めて2014年11月11日に正式サービスが開始された。事前登録者数はDMM.com史上最速最多の26万人を突破した。
しかし、2015年3月27日に大幅リニューアルのため2015年4月27日で一度サービスを休止することを発表し、ゲームは休止期間に入った。なお休止時点では登録者数は65万人以上だった。
再開は2015年秋を予定していたが、2015年11月26日に「御城プロジェクト:RE ~CASTLE DEFENSE~」と名前を改めてリリースを2016年初春に延期すると発表された。
2016年3月25日、「御城プロジェクト:RE~CASTLE DEFENSE~」がプレオープンし、29日には正式オープンした。プレオープン開始から一週間も経たずに登録者数は15万人以上となった。
便宜上、休止前の城プロを「旧城プロ」、リニューアルオープン後の城プロを「城プロRE」と区別し、リニューアルオープン後の仕様を説明する。
ゲーム内容は、全国の城郭を擬人化した巨大美少女「城娘」を築城して育成しながら謎の敵「兜型生命体」と戦う、といったもの。「神娘」である千狐ややくもたちもプレイヤーをサポートする。
同じDMM.comの大ヒットブラウザゲーム「艦隊これくしょん〜艦これ〜」に似通っており、2014年9月2日にサービス開始した「俺タワー」と同じく、「艦これ」人気にあやかろうとしたフォロワーゲームであると思われる。
ただし、戦闘中の操作が不要な艦これや俺タワーとは違い、こちらは『城郭擬人化タワーディフェンスRPG』である。よって、戦闘部分のプレイ感覚はかなり異なる。どちらかと言えば「千年戦争アイギス」に近いが、もちろん細かい点では異なる。
艦これと同じく18歳未満プレイ不可。といっても、成人向けの要素があるためではなく、プレイするために必要なDMM.comのアカウントが18歳未満の取得を禁止されているためである。これは艦これ・俺タワー・かんぱに☆ガールズ等も同様なので、注意しておきたい。
プレイヤーのことは「殿」と呼称されている。艦これでいう「提督」にあたる。プレイヤーを総称する場合は「殿だち」という表現を使うようだ。
以下の内容は休止前の仕様を説明したものであり、リニューアルオープン後の仕様とは大きく異なる。
国盗りは2015年3月3日のアップデート&メンテナンスにより追加された新要素。こちらは主に城娘が報酬で、3月16日に追加された新要素の発掘では主に装備が報酬となり、これまでの合戦場とは異なる戦場に出陣する。国盗り・発掘についてまとめるとだいたい以下の通り。
等々、ほぼ別物と言えるレベルにまで刷新された。総じて艦これの模倣であった要素が取り除かれ、代わりに千年戦争アイギスの要素を多く取り入れている。
本ゲームの主人公かつプレイヤーの分身ともいえる存在。兜の襲撃で自害一歩寸前まで追い詰められた所を柳川城に助けられて所領へと落ち延びる。当初の目的は散り散りになった家臣達を探し出す事だったが早い段階で各地で兜が活動しているのを止めるという事をメインストーリーとしている。当初は独白みたいな心情描写があったが現在ではほぼ喋らず顔の表情のみで会話を進行させることが多い。特に殿の笑顔はあらゆる城娘を虜にし、殿の笑顔さえすれば全てうまくいくほどの汎用さを持っている。戦闘力は城娘にはおよばないが、それでも雑魚兜なら一刀の下に切り伏せる実力はある。また、関ヶ原の戦いでは西軍側、スタート地点が筑後で最初に会うのが柳川城などからモデルは立花宗茂であると推測される。ちなみに「殿」というのは固有名詞のようであり、敵側でも殿という名前で全国に通っている模様
城の魂が擬人化された美少女で巨大化して兜と戦うキャラクター(城の魂なので実際の城が現存している場合。そこに住んでいる)巨大化して戦うというがストーリー上では人間サイズで行動しており、戦闘中も屋根に乗って戦うなどはっきりとした設定は無い。ただしコラボイベ等で他に出張した場合、巨大化して戦闘することを強調している。史実や城主の影響を強く受けていて性格などに反映されている。通常は御嬢姿という人間と同じ姿で行動している。霊力というものを力の源としていて、兜に敗れたりすると城娘から御嬢に戻ったり、記憶を奪われてしまうことがある。近くにいる兜を討伐することによって力を取り戻すことができる。ストーリー上では各地にまず記憶を失った御嬢姿の城娘に出会い、その後兜と戦って勝利した後に力を取り戻して仲間になるというのが主流のストーリーとなっている。全国の城娘のほとんどが兜に敗れて記憶を失っている状態だが中には、殿の存在を知っていて援軍を要請して兜から土地を守る城娘もいる。また、瘴気という物に非常に弱く一度瘴気に囲まれると自身を兜だと認識するようになり、殿の敵としてたちはだかる。瘴気から救うには戦闘に勝利するか頭部に衝撃を与える方法がある。ほぼ全員が殿に対して好意以上の感情を持っており、贈り物をすることによって親交を深めることができる。
関ヶ原の戦いの最中に突如全国に発生した人類の敵。目的や規模は一切不明で各地で破壊と殺戮を繰り返す。当初は一方的な言葉を繰り返し、意思疎通が不可能だと思われたが、だんだん人間味を増していき、上司の大将兜に振り回されたり、愚痴をいいあったり、城娘を騙して甘い文章で文通しあったりするなどコミカルな面をみせてきている。単体では大した事ないが最下級兜でも瘴気を発生させたり、敗走するフリをして釣り野伏せで城娘を捕らえるなど末端でも策略に長ける一面をみせる。見た目は一緒だが個体毎に性格が違う模様。天魔大乱では最も弱い桃形兜でも3メートルはあるような描写がある。
武将の魂をもった少女。武神降臨で倒されなければ登場しないルールとなっている。兜と名とつくが、兜とは敵と考えている。計略を使うと元の大将兜の姿となって攻撃を行う。現れた理由、一体何者かは現在の所不明であり、大将兜という存在を根幹から揺るがす存在であるためプレイヤーから物議をかもしている。
兜とは違う勢力、兜とは利害の一致から共闘している。妖怪は物理攻撃を半減し、歌舞でダメージを与える事が出来る存在となっており、兜と同じ戦い方をすると非常に苦戦する。
妖怪の頂点にたつ妖怪。明確な目的ははっきりせず様々な術を用いて殿に攻撃を仕掛けるが、気まぐれに手をひいたりするので謎に包まれている。同じ狐である千狐とは何か因縁がある。またコラボで城プロとは無関係なキャラが城プロ世界に来るのはこの九尾の狐が呼び出しているためである。別名コラボおばさん
殿が最初に出会う城娘。城プロで所領というのは彼女の土地を指す。殿の側近として千狐、やくもとともにイベントやストーリーに登場し、ヒロイン的な立ち位置を持つ。殿と縁が深い城娘には違いないがそれ以外は他の城娘と違いはないはずだが・・・
メインストーリー中盤で登場した『黒い城娘』。柳川城を敵視していて、殿とあったことが無いはずなのにいろいろと事情を知っている様子。殿とは独自の行動をとって兜への解決方法を探っている。メインストーリー第一部終了とともに柳川城と和解。レギュラーメンバーとしてイベント等に参加する。殿に厳しい印象を受けるが殿への愛は相当深い。殿一行の貴重なツッコミ枠
狐の耳を持った神娘と呼ばれる少女。兜から逃げている所を殿に保護される。気の扱いに長けており、日本全国の瘴気の動きを感知する能力と手がかりさえあれば外国でも一瞬で移動する転移術を身に着けている。また城娘が洗脳されているか正気かを見抜く能力があり、兜との戦いになくてはならない人物である。普段は丁寧な言葉遣いだが、興奮したり追い詰められると昔使っていた語尾が出てくる。招城儀式という課金ガチャも担当しており、二次では何かと殿に課金アイテムをせびる姿がみられる。コン!
千狐の友人で出雲弁を喋る城娘。非常に食いしん坊で食べ物には目が無い。おっちょこちょいでもあり、兜を置物だと思って本陣に持ち帰り占拠されたり、瘴気を取り除く装置が瘴気を集めて城娘を洗脳してしまうなどどうっかりで済まされないドジをするが殿の役に立ちたくて橋を壊して兜の侵攻を防いだり上物の武器を作るなどの活躍をみせている。まあ最初は奪われるが。所領では築城と武器強化、武器開発・増設用施設開発を担当している。実際の敵と遜色がない木造の兜や魂が無い以外完璧な城娘すら作成し、一目みただけでひらめきで武器を作成するなどチートと呼んでも差し支えないほどモノづくりに特化している。
神娘の1人。戦闘はできないが城娘合成に使うと経験値がアップする。長い間台詞が無かったが、2017年エイプリルフールイベントで登場する。不完全ながらも転移ができる。
常設メインクエストといえる存在。突如現れた兜に対し、殿が各地を巡って兜を倒し、兜の根源である関ケ原を目指すお話。これは第一部であり、2022年3月で完結している。
第一部の続編にあたる第二部のシナリオ、新しい武器種「軍船」城娘が登場し、海外へ遠征するシナリオ。第一部では見られなかった海外城娘がシナリオの中心となる。
第三部と呼ばれるが第二部との続きではない。殿が立花山城がいた世界線に転移する。そこでは大将兜の織田信長が日ノ本を征服した世界となっていて殿一行は反撃のために各地を廻るシナリオになっている。ストーリー中に明確に死者が出るなど他のストーリーの中で群を抜いてシリアスな展開となっている。「異伝」城娘が登場し、オリジナルよりもシリアスになっている。「裏」城娘も話に絡んでくる。なおこのシナリオではぼかされていた城娘の巨大化、兜の大きさにも言及されるようになっている。
期間限定クエストと言える存在。様々な形式のイベントが用意されている。クエストを進めば、無料で新しい城娘を手に入れる事が多い。ここで手に入る城娘はイベント城娘、配布城娘といわれ、攻略動画では初心者、無課金でも攻略できるため優先して選ばれる傾向がある。なお天下統一とは時間軸が違い、時系列がはっきりしない。
緊急出兵と同じように不定期開催されるが他の緊急出兵とは異なり、第一部クリア後の世界で兜ほぼ壊滅して残党しか残っていない世界線となっている。珠の力で凶暴化した「オヤダマ」兜を討伐するシナリオになる。なお、この時に手に入る抜刀珠は殿を無敵化する力を持っており、使用すれば殿が無敵状態となり確実にクリアできるようになる。なお、当然ながら地獄や武神降臨等の高難易度マップには使用できない。
素材集め用クエストと言える存在、曜日毎に貰えるアイテムが変わる。
チュートリアルクエストといえる存在。城プロに登場する武器種、システム、状態異常を演習という形で学ぶクエスト。・・・なのだが内容は中堅でも苦戦するほどの難易度で本当に初心者が挑むにはやや難しいといえる。それでもここで使うテクニックは確実に自身の技術を向上させることができる。
期間限定高難易度クエストに相当する存在。大将兜は倒してもしばらくすれば復活するが、武神降臨は本来の武将の魂と限りなく近づき、大幅に強化される代わりに一度倒されると二度と復活しないというリスクがある。ここで倒されると、緊急出兵では登場しなくなる。ただし、地獄や幻という形で再登場することがあるが、シナリオで語ることはない。内容もかなりシリアスな内容となり、縁のある城娘が涙を流しながら最期を看取ることもある。
半常設高難易度クエストといえる存在。現時点では日本、北欧神話、エジプトをモチーフにした3つの地獄があり、数か月ごとの入れ替え制となっている。普通に攻略するだけでも難しいが「審議」といわれるものを選んで敵の大幅強化や攻略できる城娘を制限することによって審議を集め、それで貰える魂で報酬と交換できるシステムとなっている。報酬の中には『地獄』属性の城娘も含まれており、無課金でも最高レベルに育てることができる最高レアキャラの城娘が手に入ることができるので、果敢に挑む価値はある。
過去に行われた緊急出兵が金・土・日に開催されるイベント。さらに週末任務も登場し、定められた条件を達成すればユカリ珠が貰える。
過去に開催した緊急出兵の内、☆4城娘が手に入るイベントを日替わりで開催するイベント。復刻イベの増加で復刻の周期が長くなってしまったためこちらに分離された。主に新規に入って来たプレイヤー用のイベント。
御城プロジェクトは外部とコラボも積極的であり、コラボおばさん九尾の狐が異世界からコラボする世界のキャラを呼んで世に混沌をもたらすという流れになっている。全く城プロと関連性がないコンテンツとのコラボする。性別が女性であればユニットキャラとして実装される可能性がある。しかし、ダンガンロンパコラボからはそのコンテンツで登場する建造物が城娘になることがあり、城プロ、コラボ先でも混乱する新キャラとなる。同じTDかつDMM仲間である千年戦争アイギスは何回もコラボするが、それ以外で基本1回しかしないコラボでダンガンロンパは2回もコラボして復刻ガチャもあり、原作のラスボスがユニットキャラとして参戦(推理物としてはかなりのネタバレである)。ダンガンロンパの文章の最初にボイス化を逆輸入。ダンガンロンパの登場する女性がほぼ全員参戦。極めつけにはダンガンロンパの新作ゲームの特典に城プロのアイテムを実装(明らかにゲーム性が違う)等城プロと無関係のはずだが明らかに優遇しているコラボ先となる。
3月頃に行わるキャンペーン。100連以上の無料ガチャともに〇周年感謝パックというものが無料で貰え、これは去年までに実装された最高レアから一体選んでもらえるという優れもの。最新キャラ、衣装違い、コラボキャラ等は対象外だが、誰もが認める強キャラを狙い撃ちで貰えるため、プレイヤーの戦力向上に大きく貢献する。
複数あり。[1]
複数あり。活動開始日が古いWikiサイトほど住人や書込みが多いようだ。[2]
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最終更新:2024/11/26(火) 23:00
最終更新:2024/11/26(火) 23:00
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