押本健彦とは (オシモトタケヒコとは) [単語記事]

概要

OB
押本健彦
基本情報
国籍	日本
出身地	千葉県流山市
生年月日	1982年 10月28日
身長体重	181 cm 92kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	投手
プロ入り	2003年ドラフト4位
引退	2014年
経歴
中央学院高等学校日産自動車日本ハムファイターズ北海道日本ハムファイターズ(2004年-2007年) 東京ヤクルトスワローズ(2008年-2014年)
プロ野球選手テンプレート

2004年（1年目）は先発ローテーションに定着し、7勝を挙げ新人王候補にも挙げられるなど活躍。しかしその後は不調に陥る。

2006年夏場から、中継ぎとして一軍に定着。この年は主にロングリリーフとして好投を続け、5勝0敗防御率1.50の数字を残す。岡島秀樹・武田久・マイケル中村の勝利の方程式の影でチームを支える縁の下の力持ちとして優勝に大きく貢献した。

2007年は春先に絶不調に陥り、出れば打たれるような状態だったが、中盤から復調し、前年に続いて便利屋として連覇に貢献。しかし同年オフ、日本ハム GMから東京ヤクルトスワローズ監督に就任した高田繁に引き抜かれる形で、川島慶三・橋本義隆とともに東京ヤクルトスワローズに移籍。同年オフには江尻慎太郎が手術により翌年はリハビリに専念することが決まっていたため、日本ハムファンは「来年中継ぎどうすんだよ」と頭を抱えたとか。

2008年、前半戦は松岡健一、五十嵐亮太、林昌勇とともに盤石のリリーフ陣の一角として好投を続け、6月6日まで自責点0、7月1日には防御率を0.26まで乗せた。しかし後半戦は安定感を失い、打たれたり抑えたりを繰り返して最終的には67試合で5勝6敗27ホールド、防御率3.34という成績に落ち着いた。

2009年は前年後半の不調を引きずり敗戦処理でスタートしたが、徐々に調子を取り戻して便利屋としてロングリリーフから時には先発までこなし、最終的には51試合で防御率2.67の数字を残してCS進出に貢献した。

以降も便利屋ポジションで投げ続け、
2010年は61試合で3勝4敗16ホールド、防御率2.66。
2011年は65試合で3勝2敗23ホールド1セーブ、防御率3.28。
2012年は65試合で4勝1敗22ホールド1セーブ、防御率3.62。
と、5年連続50試合登板、3年連続60試合登板をマーク。連投を厭わないタフさと頑丈さで、チーム事情に合わせてセットアッパーからロングリリーフまで何でもこなせるミスター便利屋中継ぎとして活躍した。