擬宝珠纏とは、漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』に登場するキャラクターである。
新葛飾署交通課に所属する婦警。実家は老舗の寿司屋「超神田寿司」。気が強く男勝りな性格で、誰に対してもタメ口を聞くため(署長であっても)、祖母の夏春都からは言葉づかいを直すように注意されている。
両津と同じく下町生まれ下町育ちの江戸っ子のため、大の祭り好きで、面子やベーゴマなどの遊びは両津をも上回る実力を持つ。また兄の影響で野球を始め、学生時代にはソフトボール部に在籍していた。
両津とは又従兄弟の関係に当たる。一時は両津と婚約の話が浮上し、祖母の反対を押し切って両津との結婚を決意したこともあったが、両津の目的が超神田寿司の財産だったことが明らかになり、破談となった。その後も両津との男女間の仲を勘違いされる事もあった(例えば妊娠、夫婦、子持ちなど)。
纏の登場後、両津が寿司修行として寮を出て住み込みで超神田寿司で働くことになったせいで、舞台が今までの派出所から寿司屋に移ってしまったことから、古参ファンからは批判の声が上がることもある。
両津は現在もまだ寿司屋で働いてはいるものの、住み込みを止めて寮に戻ってきているため、寿司屋自体の出番は以前より減少している。
纏の祖母にして超神田寿司の実質的な経営者。100歳を超えているが、年齢による衰えは全く見えず、最新のパソコンや携帯電話を自在に使いこなすパワフル婆さん。両津が頭の上がらない人物の一人。ちなみに35年後(140歳)になっても元気に生きているらしく、両津からはサイボーグではないかと疑われている。
実家である両津家とは長らく疎遠であった為(絶縁といったほうが正確か)、両津が初めて知った際は驚いていた。兄であり両津の祖父・勘兵衛とは仲が悪かったせいでもあるが(勘兵衛が遊び人気質だった為)、兄妹揃って商才はあるなど両津家の血はやはり濃い。擬宝珠家の面々も親戚関係である事を知らなかった。
両津の悪癖を知って激怒はしたものの、両津の職人的技能や才覚には一目置くなど完全に嫌っているわけではない。
纏の妹。4歳だが、味覚・将棋・書道など様々な分野でプロ並の腕前を持つスーパー幼稚園児。
性格は大人びており、祖母・夏春都とよく見る時代劇の影響から「~じゃ」など年寄りのような口調で話す。それもあって熱心な時代劇ファンで知識量も大人顔負け。両津には心を開いており、口調も表現も子供らしくなる事が多い。
物語の設定上両津を結婚させると色々やりにくくなる為、纏と檸檬はシチュエーションとして擬似夫婦・擬似親子を意識した描写をする狙いがあった。舞台が寿司屋になったときに両津・纏・檸檬が一緒にいるシーンが多いのはこのためである。
纏たちの兄。京都の料亭「超雅」で板長を務める。一時期は早矢の為に超雅を辞職して磯鷲家専属の料理人となっていたが、その後は超雅に戻った様子。
自意識過剰な一面があり、女性と目があっただけで自分に好意を持っていると思い込んだりする。また、酒を飲むと憂鬱な性格になるなど実はかなり面倒くさい。
纏たちの母。優しいお母さん。年齢の割には若々しい容姿をしている。
纏たちの父。超神田寿司の店主だが、実質的な実権は夏春都に握られており、影が薄い。お人好しな性格。
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最終更新:2025/04/17(木) 05:00
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