東急コーチとは、かつて東急バスが貸切バスの形態で運行していた路線バスの名称、並びにその路線・車両・サービスの名称の事である。
実質上路線バスであったものの免許・許可上は貸切バスとして運行していたのが特徴で、それを活かし後述するコーチ路線限定のサービスを行っていた。
現在は一般路線化されているものの、当該路線では今もなお愛称の形で「東急コーチ」が使用される事が多い。
1975年12月14日に最初の路線であるコーチ自由が丘線が新設された。
その後、一般路線化前に都内・神奈川県内に5系統11路線が開設された。
バス車両は特別仕様のハイグレード中型車が起用された。フロントガラスは観光用の大型ガラスであり、ハイバック仕様の座席を採用するなど一般路線との差別化が図られている。
専用の車両を使用し、かつ特別サービスを行うため、運賃は一般路線より高かった。
一般路線化前にコーチ路線として開設された路線は以下の通り。
一部停留所記載。太字は起点・終点を表します。
入出庫のみの便は省略します。
自11・自12は一般路線化後の開設
なお、宮崎台駅発着の宮06系統(宮前平駅‐虎の門病院分院)・崎02系統(宮崎台駅‐虎の門病院分院)は一般路線であるものの、開設当初はコーチ専用車(ただし塗装は変更)で運行されていたため東急コーチ同等の認識をされる事がある。
本線ルートから外れたところに迂回停留所を設けて、該当停留所で降車する申し出か、該当停留所のコールボックスからの呼び出しがあった場合のみ迂回するサービスである。
コールボックスには電話番号が記されており、一般家庭からでもそのコールボックスの番号に電話すればコールボックスの呼び出しを行えた(もちろんコールボックスでボタンを押しても呼びだした事になる)。ちなみに呼び出し取り消し機能もあった。
車内には電光表示による路線図が掲示され、迂回ルートに入る際はそのルートを表示し車内の乗客に知らせていた。
迂回区間は「迂回ルート」「デマンドルート」と称され、多くはフリー降車区間と重複していた。
※グリーンハイツ東は迂回がない場合はグリーンハイツ東第二を経由する
一定の区間で降車ボタンを押すことにより、好きな場所で降車する事が出来るサービス。ただし、バスは安全な場所を選んで停車する。
なお、大幅な所要時間の増加を防ぐため、近隣の客はまとめて降りるように自動放送で要請される。
山間部や過疎地域ではしばしば見られるサービスではあるが、都市の住宅地では非常に珍しいサービスである。
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最終更新:2025/03/24(月) 19:00
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