根流しとは、川の中に毒のようなもの(毒とは言ってない)を撒いて、浮いた魚を獲るという方法じゃった。
根流しとは、日ぺ昔話「イワナの怪」にて4人の樵が、水無川の中に毒のようなものである「根」を流し、その毒にやられ浮いてきた魚を獲る漁法である。
この大胆な漁法は、主に動画を見たクソホモ共に大きな影響を与え、これ以降川などの水場はもちろんのこと、小さい水たまりや海すらも見かけ次第「根流しすっぺ」と言いながら根流しを敢行しようとするようになった。
しかし、この根流しというのは、根を流すことによって自分たちが獲る分だけでなく稚魚や周辺の生き物をも殺してしまうという、ダイナマイト漁法並に悪質な行為である。
どうじゃ?酷いことじゃろう?
根は以下のようにして作られる。
1~2の材料を3.と混ぜたものを川に撒くと、水中の酸素が希薄になる。
痺れと酸欠のダブルパンチを食らった魚は気絶或いは仮死状態となり腹を見せて浮かんでくる。
「根」の材料、特に山椒には「サンショオール」と呼ばれる刺激成分が含まれており、これには神経を麻痺させたりする効果がある。
サンショオール自体は山椒の辛味成分で、健胃などの効果を持つ漢方薬の有効成分でもある。
更にシキミの実には「アニサチン」という神経毒が含まれている。
現代においても精製された物質ではなくシキミの実自体が法律で取り扱いが制限されていて、実をそのまま摂取すれば人間でも死亡する恐れがあるほどである。
したがって、人間にとっては大量に摂取しない限りはさほど有害ではないが、魚にとってはごくわずかな量でも前述したような麻痺の効果が強く出る。
このため、古来より各地で根流しの材料として山椒が用いられてきたのである。
根自体は川へただ撒くだけでいいのだが、最も効果を出させるには条件がいる。
この話で出てくる「水無川」と言うのは川そのものの名前ではなく、「増水時には水が流れるが、通常は伏流水になるなどして地表を水が流れない川」のことで、この話の背景である南会津(福島県)を含め、日本各地にある。
「水あるじゃないか(憤怒)」と思った視聴者も多いだろうが、この時の季節は夏であるため、川としては梅雨に溜まった水が川へ流れている時期であるため、水量が豊富な時期なのである。
しかし、先ほども書いたが、本来は伏流水の川なので日照りが続くとすぐに川の水は減ってしまう。
根そのものは川の水量が多い時に流しても効果が薄いらしく、冒頭でヒゲクマ面の樵が「日照り続きで淵の水も減っとるだに明日は一つ根流しでもしねぇか?」と言ったのはこの為である。
また、根は川に直接撒くよりは、川の淵にある岩などにかけて流す方がいいらしい。
水場を見ると脊髄反射で「根流しすっぺ」と言ってしまうホモたちへ
のう・・・お主たち。
ワシはお主たちが食べる分や、餌(え)に誘われて釣られる魚をとやかく言っとるのじゃあない・・・。
ジャガーノート・・・(難聴)、じゃが、川に毒を流せば小魚まで死んでしまう・・・。
どうじゃ?人間の子供が殺されると思ってみい、酷いことじゃろうが?
やめなされやめなされ・・・酷い殺生はやめなされ・・・!
なお現実の河川において勝手に根流しを行った場合、水産資源保護法違反の罪に問われ逮捕される。
水産動植物をまひさせ、又は死なせる有毒物を使用して、水産動植物を採捕してはならない。但し、農林水産大臣の許可を受けて、調査研究のため、漁業法第百二十七条に規定する内水面において採捕する場合は、この限りでない。
更に、公共の河川ではなく個人や法人の所有する池などに根流しすると器物破損もおまけに付く。
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最終更新:2025/04/25(金) 02:00
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