武川高校とは (ムカワコウコウとは) [単語記事]

武川高校（むかわこうこう）とは、小説・漫画・アニメ「スーパーカブ」の舞台となる高等学校である。

概要

山梨県北杜市にある男女共学の公立高等学校。モデルとなっているのは北杜市立武川中学校で、建物も中学校のものを踏襲している。制服は男女ともブレザーにネクタイで、胸の部分に校章が縫い付けられている。

山梨県の公立高等学校はバイク通学に寛容で、原付免許取得率は全国トップクラスである。そのため本校でも50cc以下の原付バイクでの通学は許可されているが、原付二種（51cc~125 cc）が必要なバイクでの通学も許されていおり、これは山梨県内の公立普通校では珍しい。なお、普通自動二輪（126 cc~400cc）のバイクでの通学は許可されていない模様であるが、免許取得は許可されており、小熊は高校二年生の夏休み終了直後に取得している。

山梨県の公立高等学校の修学旅行先は基本沖縄であるが、本校では神奈川県鎌倉市となっている。これは現実に沿ってしまうとその日のうちにカブで行けないため、行ける範囲としてアレンジされたものである。

なお、同音として北海道に鵡川高校という実在する高校がある（当然関連性はない）。

上述の通りモデル地は北杜市立武川中学校である。作中で教室内に電子レンジがあるが、これはアニメ製作スタッフが取材のため訪れたところ実際に教室にあったためで、実際教室に置かれているとされている。

山梨県内の学校モデル地として他には『ゆるキャン△』の本栖高校が存在するが、本栖高校のモデル地が廃校舎なのに対し武川高校のモデル地は現在も生徒が通学する中学校である。そのため本栖高校とはルールが異なる。

平日の登校日は校舎を含め撮影は禁止。間違って生徒が映ったら騒動に発展するためやめたほうがいい（そもそも地域住民でもない者が学校周辺を徘徊していたら通報されても文句は言えない。実際この作品ではファンがモデル地の小学校に侵入し、巡礼を控えるよう公式が声明を出している）。
休日や長期休暇など、学校休校日であっても敷地内に入るのは厳禁である。せいぜい遠景から学校の建物を撮影する程度に留めたほうがいい。
車やバイクで来訪する場合、学校の駐車場や路上駐車は当然ご法度である。近くに民俗資料館や図書館の駐車場があるが、基本的にモデル地ではないため駐車は避けたほうがいい（運よく関係者がいて停めていいというのであればご厚意に甘えてもいいが、無断駐車だけはやめていただきたい）。どうしてもというのであれば作中にも登場する「スーパーおの」に車やバイクを止め、店員の許可を得たうえで散策することが望まれる。
グラウンドでイベントを実施している本栖高校と異なり、武川高校（武川中学校）ではイベントを実施していない。『ゆるキャン△』のノリで訪れるとトラブルの原因になるので節度は守っていただきたい。

ちなみに武川高校の近くにある「スーパーおの」にはスーパーカブの交流コーナーがあるので併せて訪れるのもよい（グッズも売ってるので買ってあげてほしい）。

高速道路利用の場合、中央自動車道須玉インターチェンジで降り、インター入口交差点を右折。しばらく進み、薬師堂橋東詰交差点（交差点手前右側にガストやデイリーヤマザキがあるのでそれが目印）を左折。道なりで進み、川を渡ると牧原交差点がある。そこを直進すればスーパーおのや武川中学のある武川地区である。
カブで一般道を進む場合はひたすら国道20号を進み、牧原交差点で西側へ進めばよい。