『永劫の探求』とは、オーガスト・ダーレス原作の短編連作シリーズの事で、もちろん創作(のはず)である。
永劫の探求は5部の短編からなる連作怪奇小説で、クトゥルフ復活の為に活動する邪神の崇拝者や、
その眷属と戦う人々の活躍を描いたもので、今に伝わるクトゥルフハンターものの走りである。
シリーズ通しての中心人物はシュリュズベリイ博士で、作品は彼に関わった主人公たちの手記などの形式をとる。
各短編のタイトルは以下の通り。
舞台は1983年のボストン、そしてアーカムを起点に始まり、やがて、世界中の邪悪な場所や、
そうではない場所へと広がっていく。
ある意味において、現在のクトゥルフ神話作品に、ラヴクラフト以上の影響を与えた作品となった。
文学性やホラーとしてのリアリティよりも、エンターテインメント性に重きを置いた作品で、
ダーレスのクトゥルフ神話における作風を、よく表現しているものになっている。
掲示板
9 ななしのよっしん
2013/08/16(金) 23:05:41 ID: WIct8g205H
ダーレス作品を酷評する人は多いけど、そもそもこの作品が無ければ今流行りのCoCも生まれなかったんだろうなあ、と思う
しかしただ1つ疑問なんだけど、四大元素云々はまだしも、善なる旧神と悪なる旧支配者と言う設定はそもそもこの作品に必要だったのだろうか?
10 ななしのよっしん
2013/10/05(土) 22:02:26 ID: W+ayO+xSrA
>>9
>善なる旧神と悪なる旧支配者
この設定は「永劫の探求」に限らず、ダーレスがいろんな作品で書いてるのであまり気にしなくていいかと。
作品に必要とか必要ないとかじゃなくて、単に自説の吹聴というかそんな感じ。
11 ななしのよっしん
2014/06/16(月) 05:04:55 ID: 5EJnO5qkpW
>>9-10
善性:悪性を示すものを出そうぜ!っていうのはラブクラフトの生前からあった概念だし
(ラブクラフト作品にも該当するものがわりと出てくるわけで)
よく”ネット”で叩かれている四大元素の話は見かたによれば分けれるかもね(ハスターの帰還)ってかなりフワッとした言い方だし
旧神にしても、この作品らを読んでみればわかるけど、具体的に悪だなんだとは深く言及していない事がわかるだろう。
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最終更新:2025/04/25(金) 00:00
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