相伴衆とは、室町時代の称号の一つで殿中での宴席や他家訪問に付き従う人々である(御相伴衆とも)。三管領を除けば最も高い家格となる。
なお広義の意味では室町将軍の相伴衆には五山の禅僧や公家衆も含まれる。
御供衆、外様衆、奉公衆などと同様具体的にいつから始まったかについては分かっていないが、足利義持に将軍が代わり、それまでと一変して数名の大名が相伴するのが常態化したのがその始まりではないかとされる。
の七家が独自の相伴衆と呼ばれる家格となった。前者と後者は区別された存在であったらしく、相伴衆といえば後者のみをさすことも多い。ただし足利一門ではない赤松、京極、大内の三氏は若干下の扱いであったようだ。
当初は守護を代表する幕政の中心メンバーといったものであったのだが、応仁の乱や明応の政変を経て次第に彼らが相伴することはほとんどなくなる。一方で足利義晴の時代から有力な戦国大名に与える称号として取り扱われるようになり、まだ実の伴った御供衆と違いそれはもはや単なる名誉称号に過ぎないものであった。
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最終更新:2025/03/30(日) 22:00
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