粘土とは、粘り気のある土である。
地層に存在する細粒の堆積物で、水を含ませることで様々な形に成形することができ、火を加えることで陶器や煉瓦などを作ることができる。
また、地層からとれる粘土以外にも合成素材や石粉・小麦などの物質を元に作られた粘土(塑造用粘土)も存在し、教育上で使われることもある。
熱を加える、または乾燥させることで硬化するが、中には水で溶けてしまう粘土も存在するので、保管する際は粘土の性質を確かめ、ニスなどの耐水処置を行う必要がある。
ニコニコ動画内では塑造用粘土を利用したフィギュアやアクセサリーを作った動画が多く存在する(ニコニコ粘土部)
油脂が原料に使われている。
学習用品として扱われることの多い粘土で、乾燥しにくく、繰り返し使うことができる。
その為、硬化させてその後何かに使う・飾るなどには適していない。また、着色にも不向き。
クレイアニメなどに使われている。
紙が原料に使われている粘土。
油粘土と同様に手に入りやすい粘土で、100円ショップでも売られている。
一般的な固形の紙粘土以外に液状(もしくはホイップ)の紙粘土も存在する。
硬化後に着色することも可能だが、粘土自体に絵具を混ぜることも可能。
乾燥後にひびが入りやすく、また固さや水に弱いなどの不安要素がある為、保管時には注意が必要。
樹脂が原料に使われている粘土。
ハーティーやエコクレイなどの軽量粘土もこの樹脂粘土に該当する(軽量剤が入っている)。
アクセサリーやキーホルダー・食品サンプル製作などに使われる。
粘土と共に絵具を混ぜることができ、硬化するとある程度の固さが得られる。
ホイップタイプのものやペーストタイプのものやオーブンで固めるタイプのもの(オーブン粘土)も存在する。
石の粉が原料に使われている粘土。石塑粘土もこの種類に入れられることが多い。
硬化後はサンドペーパーや彫刻刀などで加工することができ、アクリル絵具等で着色することが可能。
フィギュア製作などに使われる。
近年では100円ショップなどで購入することが可能となった。
紙粘土などとは異なりやや重みがある。
などが存在する。
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最終更新:2025/03/15(土) 23:00
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