紅衛兵(こうえいへい)とは、毛沢東や共産主義に従い、守る私兵・民兵の総称である。
中華人民共和国の文化大革命時代に誕生。彼らは、原理主義的な毛沢東思想・マルクス・レーニン主義を熱狂的に信奉・護衛する者達である。そして解放軍の服を真似て軍服を着た。これを紅衛兵服と呼ぶ。紅衛兵には、大学生が多い。なお小・中学生は、紅小兵(红小兵・ホンシャオビン・Hóng xiǎobīng)と呼ばれる。
文革中、毛沢東語録を常に保持し、暗記した。忠字舞を行い、毛沢東と共産主義・新中国建設への忠誠を誓った。「造反有理、無罪革命」を叫び、黒五類(資本家や知識人など)を吊るしあげるなどのリンチを行った。
(詳細は、ニコニコ大百科・文化大革命へ)
なお紅衛兵になるには基準がある。以下の良い出身身分(紅五類)でなければ、紅衛兵にはなれなかった。
現在でも、紅衛兵服がオークション出品されている。またコスプレ衣装(レプリカ様式)も販売されており、中国の文化大革命グッズショップやインターネット界隈で購入可能である。中国では、文革レストランや反日デモなどで着用している人物が見られる。
中国共産党は文化大革命を完全に否定していないので、中国国内でコスプレとして楽しむことが可能である。(現に、中国へ旅行している外国人が紅衛兵服を着ていることが多い、らしい)ただし、街中で特攻服を着た日本人のように、変人扱いされることは、もしかしたらあるかもしれない。そこは自己責任で。
日本では、公共の場でのコスプレは軽犯罪法第一条十五号に違反する可能性がある。これは正式な軍服ではない、という言い訳も持ち歩くことをお勧めする。上記の通り、これは「学生が解放軍の軍服を真似て着用したものである」ため「毛沢東バッチ」「紅衛兵の腕章」の使用は問題ない。ただし決して人民解放軍の標章(八・一マーク)をつけないこと!
しかし、軍服NGのコスプレイベントでは着用しないのが吉であろう。軍服を真似た服装であるが、軍服に近い要素を保持している。中国人民解放軍の制服と勘違いされる可能性が高い。
たとえ軍服が許可されているコスプレイベントでも、「毛沢東バッチ」「紅衛兵の腕章」が使用可能かどうか、念の為に運営者に確認しておこう。
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最終更新:2025/03/17(月) 05:00
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