藤井皓哉とは (フジイコウヤとは) [単語記事]

概要

福岡ソフトバンクホークス #48
藤井皓哉
基本情報
国籍	日本
出身地	岡山県笠岡市
生年月日	1996年 7月29日
身長体重	181 cm 83kg
選手情報
投球･打撃	右投左打
守備位置	投手
プロ入り	2014年ドラフト4位
経歴
おかやま山陽高等学校広島東洋カープ(2015年-2020年) 高知ファイティングドッグス(2021年) 福岡ソフトバンクホークス(2022年- )
プロ野球選手テンプレート

小学校3年生頃からスポーツ少年団でソフトボールを始め、中学進学後は軟式野球部に所属していた。

高校はおかやま山陽高等学校に進学。遊撃手としてプレーした後、2年秋ごろから投手としてエースナンバー1を背負う。球速も1年時は120km/h台からMAX 148km/hと大きく成長。3年春の県大会では28回を投げ防御率0.96と見事な内容でベスト4進出。この活躍でプロからも注目されるようになったが、最後の夏はまさかの初戦敗退に終わる。

不完全燃焼に終わったが素質を評価されてか、2014年ドラフト会議にて、広島東洋カープからドラフト4位指名を受け入団した。背番号は41。

2015年は一軍登板なし。

2016年は春季キャンプを一軍で迎えたものの一軍登板なし。二軍ではフレッシュオールスターに選出された。

2018年、6月6日の北海道日本ハムファイターズ戦に登板し、1回2奪三振無失点に抑えプロ初勝利を挙げた。しかし、以降の試合では打ち込まれる場面が目立った。最終成績は8試合、1勝、防御率6.14だった。

2019年、登板した全ての試合で失点し結果を残すことができなかった。一方で、二軍では防御率0.33と抜群の安定感を発揮していた。最終成績は4試合、防御率14.21だった。

2020年、一軍登板なし。二軍でも前年と打って変わって防御率4点代後半と不安定な投球を繰り返した。シーズン終了後、戦力外通告を受ける。その後12球団合同トライアウトを受験、打者3人に対し2奪三振という結果であった。トライアウト後、NPBのチームからの誘いはなかったが、社会人野球や台湾プロ野球、独立リーグ等から接触があり、高知ファイティングドッグスの吉田豊彦監督から「安定を求めるなら社会人。NPBへ戻る気持ちがまだあるならウチだと思う」と声をかけてもらい、高知に入団することを決意した。背番号は広島時代と同じ41。

2022年、春季キャンプこそ二軍で迎えたが、紅白戦などの活躍から早々に一軍に昇格。その後もオープン戦などで好投を続け、開幕直前の3月22日に支配下登録された。背番号は48に変更された。開幕一軍のメンバーに選ばれ、開幕3戦目にはリリーフ登板し4年ぶりの勝利を挙げ、6月1日にはプロ初セーブを挙げた。その後も安定した投球を続け、セットアッパーの一角として活躍した。

150km/h台の速球に加え、フォークとスライダーの中間のような魔球「フォースラ」を武器に、非常に高い奪三振率を誇るリリーバー。

足袋のようにつま先が2つに分かれている独特のスパイクを使用している。これは地元岡山県のシューズ会社が提供しているものである。